B.B.B. 学園編
157の馬鹿 〜世にも躁忿な地質学!〜
怒零湖(工業トンでも授業シリーズ……第45段ッ!恥女先生の理科!
天四斗(、怒零湖(工業・J3
朱汰陰唖殷(「はい、みなさん、私の胸の谷間に注目♪……今日は地質学についてのお勉強を開始します」
一同……やっぱりそっぽを向く
唖殷(「ああん♪唖殷(困っちゃう……」
一同「だから、一生困ってろ!!」
唖殷(「……さ、気を取り直して……いいことっ!私が受け持つ授業だから『血汁学』にでもなるんじゃないか
と思っているようだけど、そういう魅惑の個別授業は放課後まで待ってなさいね♪」
一同「誰も待ってません!!!」
一同、吠える……吠える……
※『血汁学』って……何!?めがっさ危ないにおいがするにょろ〜〜ん
唖殷(「じゃ、まずは、火成岩……これは火星にある石全般を言うことよ〜〜」
一同「生徒にウソを教えないでください!!」
更に吠える一同
唖殷(「……ホラ、地質学なんて学んでもいいことないのよ……」
一同「だから、それは教師にあるまじきセリフです!!」
唖殷(「はい、と、いうわけで、カズラちゃぁ〜〜ん、火成岩、堆積岩、変成岩についてヘルプ!」
馬鹿「……やっぱり、カズラ頼みなのな……」
初雪(カズラ「……わかった……」
すっくと立ち上がるカズラ
馬鹿「……カズラ……お前も、毎回答えなくてもいいんだぞ……」
カズラ「……平気……」
一同「さいですか……」
とりあえず言ってみると……カズラもいやではないことが発覚……
カズラ「……火成岩は、マグマが冷えて固まった岩石のことを言う。また、火成岩はマグマが急激に冷えて
固まった火山岩とゆっくり冷えて固まった深成岩との2つに分類することができる。重要なのは冷え固まる
までのスピード。場所は関係ない」
唖殷(「はいはい、カズラ大先生ッ!質問です……火山岩と深成岩にはどのようなものがあるんですか!?」
一同「てめぇが質問するな!!」
一同、最もなことを叫ぶ……
カズラ「……火山岩で有名なものはキンバライト……深成岩で有名なのは花崗岩か橄欖石(……」
曼珠沙華(「はえ〜〜、ダイヤモンドって火成岩に出来るんだ……」
カズラ「次に堆積岩。堆積岩は砂や泥、火山灰や粒子が長い年月をかけて堆積してできた岩石を言う。地球の
陸を覆い、地層を成すものが普通である。砥石になる砂岩、泥岩……それに岩塩も堆積岩である」
風(信子「ダーリンッ岩塩って堆積岩だったんだねぇ……」
馬鹿「……ああ、始めて知ったような……」
……でもって、カズラは律儀にさらに語る……
カズラ「最後に変成岩……これは既存の岩石が変成作用を受けた岩石……火成岩、堆積岩などの種別を問わず
変成作用を受けたものは全て変成岩。変成岩が変成作用を受けても変成岩。変成作用の主な要因は熱と圧力」
一同「……」
一同ただ、感心するばかり……
唖殷(「……はい、じゃあ、続きまして、化石に纏わる授業を行うわよ〜〜〜」
一同「唐突すぎるわ!!!」
馬鹿「ってか、さっき地質学をけなしたばかりじゃ……?」
唖殷(「んっふっふっふ〜〜、私はこう見えても化石にはうるさいのよ……かつては『のび太と恐竜』を見て、
本当にフタバスズキリュウの卵の化石を発見して現代に復元してみようと思ったくらいなんだから!」
一同「それは無謀すぎだ!」
金盞花(「ってか、フタバスズキリュウ限定なんですか!?」
唖殷(「いいえ……ディロン・パラドクスでも、ミクロラプトル・グイでもエオティラヌス・レンギでも何でも
OKよ!」
一同「だから、そんな名前を言われてもわからないからッ!!」
唖殷(「んまっ!あなたたち……そんなことも知らないで……化石マニアになれないわよ!」
一同「ならなくてもいいです!!普通に授業をしてください!!」
唖殷(「却下します!」
一同「……」
……ともかく、恥女先生の授業は……続く……
END
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