B.B.B. 学園編
156の馬鹿 〜図書館戦争開幕! 後編〜



唐突に始まったフザけた企画!図書館戦争!書籍を傷つけられたら敗北というこのルールの中……問答無用で
相手の書籍を傷つけようとするトンでも教師2大巨頭……そして、今、馬鹿一行にピンチが……?
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・図書室
木美きび椎造「ハッハッハッハッハッハ」
台力抜君たいりき・ばつぐん「カズラ……敗れたり!!!」
しゅおおおおお〜〜
そして……火災が収まると……
馬鹿「だが、残念だったな……」
偽馬鹿「本棚はもう消し炭になってるが……本は全部無傷だ!!」
椎造「ぬぉな!!?」
2人……本棚の方を見ると……確かに本だけは無事であった……
抜君ばつぐん「馬鹿な!?」
黒崎魔拿まな「何でぇ〜〜!?神の怒りの雷を受けてぇ〜〜〜、どうして無傷なのぉお〜〜〜!!?」
バッ
トンでも教師、2大巨頭……カズラを睨む……
椎造「カズラ……貴様……」
抜君ばつぐん「まさか……」
初雪そゆきカズラ「……ルールには反していない……」
魔拿まな「うぅ〜〜〜、まさかぁ〜〜、そんな手で来るとはぁ〜〜〜予想外ぃ〜〜〜」
偽馬鹿「ってぇことだ!勝負はまだこれからだぜ!!」
ババッ
ダダンッ
一気に距離を取る椎造、抜君ばつぐん
椎造「ハッ!だが、それはカズラがいるからこそ出来る荒業……」
抜君ばつぐん「つまり!カズラさえ斃してしまえばこっちのものっ!!」
カズラ「……そんなこと……本当にできる……?」
ずずずずずずっ
凄まじい殺気が2人を狙う……
抜君ばつぐん「……魔拿まな……お前、俺の嫁なら何とかしろい!」
と奥さんを盾にする鬼畜な抜君ばつぐん(椎造も同じく……)
魔拿まな「うぅ〜〜〜、そんなこと言われてもぉ〜〜〜〜」
馬鹿「そっちからこないなら、こっちから行くぜ!」
一同「おう!」
一同……古めかしい本を両手に持ち……
椎造「ハッ!自ら本を傷つけようとは……狂ったか!!」
※でも、カズラのおかげで傷はつかないようになってますが……
抜君ばつぐん魔拿まな!あのバカどもに地獄を見せてやれ!!」
でも、2人とも、魔拿まなの後ろに隠れて叫んでいるので何とも情けない……
魔拿まな「え〜〜っとぉ〜〜〜う〜〜んとぉ〜〜〜」
そして、危なげな詠唱に走る魔拿まな
馬鹿「……い……くぞおおお!!」
一同「うおおおお!!」
バッサバッサバッサバッサバッサッ
一斉に本を3人に向けて振りまくり……埃が舞い散る……
椎造「ゲホッゴホッ……アイツら……こんな程度の眼晦ましで……」
抜君ばつぐん「ゴホッ……だが……こっちには魔拿まなが……」
椎造、抜君ばつぐん「!!!!!」
そして、そのとき、2人は気づいてしまった……奴らの思わくを……
椎造、抜君ばつぐん「や、やめろ!!魔拿まな!!せめて火の出ない魔法を!!」
魔拿まな「炎ぉ〜〜〜っ」
だが、すでに遅かった……
チッ
ズドムグオオオオオオ〜〜〜〜〜ンッ
……粉塵爆発……
椎造、抜君ばつぐん「のごええあああ!!!!?」
・
・・
・・・
魔拿まな「あう〜〜〜〜。負けです〜〜〜〜」
ガックリと項垂れる魔拿まなと……死屍累々とする2人
※ちょ、待ちなさい……たった2人で『死屍累々』も何もあったもんじゃないだろ!!
椎造「ぐ……ふっ……」
抜君ばつぐん「……今日こそは……カズラを倒せる……と……思った……のに……」
ガクリッ
馬鹿「……アンタら……」
一同「……いい加減にしなさいッ!!」
曼珠沙華まんじゅ・さか「……で、先生……消し炭になった本棚とか焦げた床はもちろんなおしてくれるんでしょうね?」
椎造「フン……それは貴様らの領地のもの……」
抜君ばつぐん「だから、こっちが直すなんて謂れはない!!」
で、すぐさま立ちなおす2人に……
沙華さか「そう……カズラ……お願い……」
カズラ「……わかった……」
ずずいっと2大巨頭の前に立つ
椎造「ちょ、お願いって……」
抜君ばつぐん「俺達への天罰!?!……普通はカズラに直させるってのが筋だろうが!」
一同「まずはお前らへの天罰が先だぁ!!!!」
カズラ「……行きます」
椎造、抜君ばつぐん「……の……のおおあああ!!!!」
……本は大切に♪
※最後にこんな締めって……何さ!?


END

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