B.B.B. 学園編
143の馬鹿 〜世にも誘掖ゆうえきな『現社』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ……41段!
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
彼野保守党員かのほ・すとえ「あ〜〜、さて、今回は核兵器の廃絶について熱く語ろうと思う」
一同「何と!!?」
守党員すとえ「……どうした!?」
生徒「いや、珍しくまともな授業をするんだなって……」
守党員すとえ「ほう?俺がいつもフザけた授業をやっているような口ぶりじゃないか……いいだろう……リタ
 ……」
生徒「わ〜〜〜〜わ〜〜〜!!」
初雪そゆきカズラ「キャンセル」
ぷすんっ……
だが、リターンはカズラの手によって阻まれる
守党員すとえ「くっ……おのれ、カズラ……」
馬鹿「……あの、先生……と、とりあえず授業を……」
守党員すとえ「うむ。まず、諸君に聞こう……核の廃絶は可能だと思いますか!?」
金盞花こがね・せんか「沈黙の艦隊みたいなセリフ言いますね……」
生徒「……いや……出来るって言いたいんだけど……現実的には無理な気が……」
守党員すとえ「そんなことでどうする!!いいか……核の廃絶は可能なんだぞ!」
一同「な……にぃ!?」
守党員すとえ「核よりも強力な兵器が登場するか、あるいはニュート□ンジャマーやニュート□ンスタンピーダー
 などといった核を無効化する技術が出てくれば……」
一同「ちょっとまて!」
守党員すとえ「だが、後者はニュート□ンジャマーキャンセラーなど無効化を無効化するなどのいたちごっこ的要因の
 開発競争が考えられ、核の廃絶には不適である」
一同「だから、待て!」
守党員すとえ「そこで、前者の核より強力な兵器だが、ここで私はゲッ○ー線に注目したい。ゲッ○ー線といえば
 核以上の脅威と成り得るもので、さらに核よりクリーンで安全な代物である」
一同「おい……そこのリターン先生……」
守党員すとえ「まぁ、間違っても進化か退化かどっちかが起こるだけだ」
一同「大問題だろうが!!」
守党員すとえ「ところでゲッ○ービームには2種類あるんだが……」
盞花せんか「いきなりですね……確かにピンク色と緑色の2種類がありますけど……」
守党員すとえ「あれの違いは何であるか考えたことがあるかね?」
一同「はい!?」
守党員すとえ「先生は威力の違いだと思っていたんだが、それだとどうもチェンゲの説明がつかんのだよ……」
生徒「いや、あの……」
盞花せんか「そうか……緑が強いとなると、真ゲでは額の方が強いってなことになってオカしいんだね」
すかさず食いつく盞花せんか
守党員すとえ「その通り!逆だと今度は真ドラゴンの説明がつかん!!」
ガラッ
閣葉凄四かくは・すごし「そこで私の出番だぁ!!」
と、そこへドコから聞きつけたのか核の研究からより強力なゲッ○ー線の研究に勤しんでいた化学教師がやって
くる
一同「……」
凄四すごし「ゲッ○ー線の研究あるところに私あり。そして、敵は早乙女、浅間山にあり!」
盞花せんか「チェンゲじゃないんだから……」
凄四すごし「ゴホン……あ〜〜、ゲッ○ー線のチェンゲでの色の違いだが……よく思い出せ……浅間山にて
 真ゲが額のビームを発射した後の光景を……」
盞花せんか「……確か、一面退化しちゃったような……」
守党員すとえ「そうか!分かったぞ!分かったぞ早乙女のヤツぅ!」
盞花せんか「アンタ敷島博士ですか!?」
守党員すとえ「緑は退化……ピンクは進化を司るのか!?……なるほど……ならば納得がいく!!」
凄四すごし「フッフッフ、そういうことだ!!」
盞花せんか「……でも、先生、ゲッ○ー線って緑色ってイメージじゃないですか?……生物の進化を促す色が
 緑だったら……やっぱり納得できないんですけど……」
凄四すごし守党員すとえ「それはそれ!これはこれ!」
一同「マテヤ!!」
凄四すごし「では、私はこれで……達人たつひとが呼んでいるんでな……」
盞花せんか「あなた本当に早乙女博士ですか!?」
守党員すとえ「おし!では、授業を続けるぞ……」
一同「そこも何事も無かったかのように授業を続けるな!!」
……そしてやっぱりフザけた授業となったのであった……


END

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