B.B.B.
142の馬鹿 〜世にも横柄な『数学』〜



怒零湖ドレイコ工業トンでも授業シリーズ……堂々の40段ッ♪帰って来た数学編!
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
三角関数みかど・せきかず「おおっし……今日は新たなステージに進もうと思う……」
一同「何ですか!?その新たなステージって!?」
関数せきかず「フッ……良くぞ聞いてくれた……それは……数術だ!」
一同「すう……じゅつぅ!?」
関数せきかず「ああ、これは台力たいりき流暗算、珠算をヒントに俺が編み出した新しい武術!」
※どんな武術だ!
馬鹿「一体どんなトンデモ武術なんですか……」
関数せきかず「トンデモとは酷いじゃねぇか……」
生徒「いや、普通数学を武道に発展させようなんて思いつきませんよ……」
生徒「そもそも出来るわけないじゃないですか……」
関数せきかず「フン……ならば見ておけ……自然界に満ち満ちている算術エネルギー……それを凝縮して……」
グオオオオオオッ
数の波動が関数せきかずの両手に集まっていく
馬鹿「いっ!?……こ……これは……まさか!!?」
関数せきかず「うおおおおおああああ!!!北斗ッ!明日は曇天ッ!!」
ズドゴアアアアアッ
生徒「んごへあはあ!!?」
フザけた技名と共に算術エネルギーが凝縮されたオーラ弾が関数せきかずを貶した生徒2人を弾き飛ばす
関数せきかず「フッ……どうだ!まだ技名が思いつかないんで北斗神拳っぽい技名を借りているが……」
金盞花こがね・せんか「北斗七死星点ですか!?」
馬鹿「いや、それはともかく……」
偽馬鹿「……ああ、今の技は……」
その技は以前闘ったある軍団の使用する技に酷似していた……その軍団とは……無論……
嘘阿呆「……无疆むきょうの……ともがら……」
馬鹿(どういう……ことだ!?……)
偽馬鹿(分からねぇ……)
狗訴くそ(パクった……にしてもそんなこと……出来るとは思えませんし……)
嘘阿呆(……確かに无疆むきょうともがらの攻撃はあのトンでも教師、台力たいりきの技によって跳ね返されたりいろいろされた
 けど……)
ざわつく馬鹿一行……
関数せきかず「おら!?そこの6人!何をコソコソ話し合っている!?……俺と果たしあってもらうぞ……無論、
 算術オンリーでな!」
一同「無理に決まってるんだろうが!!」
関数せきかず「チッ……どいつもコイツも……口を開けば無理だの出来ないだの……てめぇらそんなんで本当に
 朔の夜叉に入りたいと思っているのか!?この……腰抜けがッ!」
一同「誰も朔の夜叉に入りたいなんて思ってないわ!!アンタ、今まで朔の夜叉に入れるつもりで授業を行って
 いたんかいッ!!」
関数せきかず「んなわけあるか腰抜けがッ!!」
一同「だったらさっきのセリフは何なんだぁ!!」
関数せきかず「フッ……決まっているだろう……単なるウサ晴らしよ!」
一同「最低だ!この漢……」
とか何とか喧々囂々としている中……
馬鹿「……カズラ……」
初雪そゆきカズラ「……算術は……无疆むきょうともがらのルーツにもなりえる因子」
偽馬鹿「……どういう!?……」
カズラ「……今はまだ分からない……ただ……ルーツになりえる確率は増大した……」
偽馬鹿「いや、だから……それって……」
盞花せんか「……无疆むきょうともがらって……未来から過去を作り変えるためにやってきたってことなの!?」
カズラ「……そうともいえる……だが、もし未来を変える事が出来ないのであれば、このことは無意味」
ひや信子「んむ?何で?」
カズラ「……未来を変えれないということは……過去をいくら変えようが別の要因でまた未来が修正される
 ……」
信子「じゃ、逆に言えば未来が変えられるなら過去も変え放題ってこと!?」
カズラ「……そうなる」
偽馬鹿「で、結局、変えることは出来るのか……出来ないのか!?」
カズラ「……それは……私には分からない」
一同「あらら……」
関数せきかず「おい!ボサっとするな……数術に纏わる授業を続けるぞ!!」
一同「……あ〜〜、はいはい」
……関数せきかず无疆むきょうともがらのルーツになるかは……お楽しみ♪(楽しみも何もないよ!)


END

前の話へ 戻る 次の話へ