B.B.B. 学園編
130の馬鹿 〜伝説な人と異変勃発アウトブレイク!〜



黒崎魔拿まな……威隻いせき研究所からもらった危険な魔導書を紛失す……その魔導書は……ひょっとしたら
カズラが読んでいた本なのか!?……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
初雪そゆきカズラ「……」
星輪獄せいりんごくを持ち、魔導書を抱えて佇むカズラ……
朱汰陰唖殷しゅたいん・あいん「何?今の悲鳴は……子作りの実習!?……それは許せませんよ!!私も交ぜなさい!!」
生徒「いや、先生……交ぜなさいって……」
馬鹿「ってかこれ以上話をややこしくするなよ……」
アブない女教師、朱汰陰唖殷しゅたいん・あいん登場!
カズラ「……」
唖殷あいんの方を向くカズラ
唖殷あいん「あなたがやったの?……そうなのね……カズラ……そんなイケない生徒にはオシオキよ!蠱惑の
 個人レッスンよぉ!!」
生徒「魅惑じゃなく、蠱惑かよ……」
ジャッ
と、背中から鞭を取り出す……
生徒「……今更思ったんだがこの学校の教師って全員武器を所持してるのか……?」
一同「……」
と、そのとき……
ガシイイッ
馬鹿「な……何だぁ!?」
窓に手が……
木美きび椎造、台力抜君たいりき・ばつぐん「ハッ!」
ドダダンッ
吹き飛ばされた2人の教師が帰ってくる
偽馬鹿「……どうやって帰って来たんだ……アイツら……ってか普通に玄関から入ってこればいいもの
 を……」
椎造「さっきは油断したが……次はそうはいかんぞ!」
抜君ばつぐん「おう!今、謝ると言うのならば……許してやらんでもないが……」
カズラ「……ヤだ」
椎造「この、馬鹿野郎!!」
抜君ばつぐん「ならば、俺はてめぇを討つ!!」
ババッ
既にエピオンビームソードを破壊された椎造は代わりに抜君ばつぐんに挙げたシュベルトゲーベルを装備し、抜君ばつぐんは
アロンダイトを装備し、対峙する
椎造、抜君ばつぐん「おおおああああ!!!」
ダダッ
唖殷あいん「私も交ぜなさい♪」
たたぁ〜ん
カズラ「……無理、無駄、無謀……」
バヂイイイッ
馬鹿「な……何だ!?アレ!?」
カズラを覆うようにライトグリーンの幕が出現し、攻撃を防ぐ
椎造「ぬ……ぬうううう〜〜〜」
唖殷あいん「カズラちゃぁ〜〜ん、私のことを拒まないで〜〜〜」
バッ
と、カズラ、ここで持っていた魔導書を開き……
カズラ「……」
呪文詠唱中……
ひや信子「ねぇ、ダーリン。あれって……」
馬鹿「……まさかとは思うが……魔導書!?」
曼珠沙華まんじゅ・さか「なるほど……だから私が読んだことが無かったのね……」
金盞花こがね・せんか「くぅ……魔導書……何か希少品の香りがするわね……集めてみたいわ〜〜」
めらめらとコレクター魂……というかオタクの炎を燃やす2人
カズラ「……討滅の炎アサルト・フレア!」
ドゴアアッ
呪文の詠唱が終わり、3人目掛けて炎が飛ぶ
椎造、抜君ばつぐん「んごへあああ!!!?」
唖殷あいん「ああン……これが本当の……燃えるような恋ねぇ〜〜〜」
ぼてっ
一同「……」
そして、3人は倒れる……
カズラ「……」
そして、何事もなかったかのように、カズラは魔導書の別のページを開き、詠唱を開始する
馬鹿「なっ……次は何を!?」
コオオオオオッ
暫く詠唱を続けると……教室全体を巨大な魔方陣が覆い……
盞花せんか「……こ……これは!?」
ガラッ
黒崎魔拿まな「そ〜〜だった……前にここに来たときにぃ〜〜、置いてきたんだったぁ……」
間抜けな声と共に魔拿まな登場……
一同「何をしに来たんだ!?アンタ!?」
魔拿まな「あ〜〜、遅かった……!?」
パアアアッ
一同「わぁ〜〜〜!!?」
・
・・
・・・
そして、一同はその場所から消え去った……
そのころ……
四又よまた百合「魔導書の活性反応です。……場所は……怒零湖ドレイコ工業!」
威隻法腱いせき・はっけん「なぜ、そこに!?……いや、とにかく……急ぐぞ!」
二宮紫苑しおん「はい」
ダダッ
……もはや発動後なので手遅れっぽいけど……急ぐんだ!法腱!!


続

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