B.B.B. 学園編
129の馬鹿 〜伝説な人と特A禁書ブラックブック!〜



自称16歳(と110ヶ月)の台力抜君たいりき・ばつぐんの婚約者・黒崎魔拿まな……持ち前の(作為的な?)天然にて
禁断の魔導書を無くす……さてさて、無事に魔導書は見つかるのか……それとも……
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・J3
木美きび椎造「お〜〜し、てめぇら……今日も一日、死なない程度にくたばりな!」
一同「マテコラ!」
椎造「何だ!?てめぇら……文句があるなら俺の屍を超えていけぇ!!」
と、意味不明なセリフを吐く椎造……
パタムッ
初雪そゆきカズラ「……分かった……」
手にしていたハードブックカバーの本を両手で閉じてカズラが言う
椎造「……ま、マテマテ……別に屍を超えていけと言ったのは……本当に俺を屍にして超えていけという
 意味ではなくてだな……」
カズラ「……星輪獄せいりんごく」
ふおおおおっ
本を左手に……星がついたステッキをどこからともなく右手に召喚し、椎造へと歩み寄るカズラ
椎造「ま、待て……待てって……」
ザッ
と、椎造も黙って闘られるわけにはいかない。常備している(趣味で作った)エ○オンビームソードに手をかけ
……
椎造「待てって言ってんだろうがコラぁ!」
ズバビュアッ
カズラを一閃!!
一同「!!!!」
・
・・
・・・
カランッ
椎造「……ば……馬鹿な……」
だが……カズラが一刀両断……なんてことは起きず……椎造の持っていたビームソードがビームごと
真っ二つとなりて、地面へ落ちた……
金盞花こがね・せんか「そんな……馬鹿な……なぜ爆発が起きないの!?」
一同「突っ込むところそこかよっ!!」
ずずいっとスターリングインフェ……じゃなかった星輪獄せいりんごくを突きつけてカズラが淡々と言う
※『スターリングインフェルノ』ってマテマテ……星輪獄せいりんごくって……もしや……
カズラ「……魔導攻撃の前に物理攻撃は意味をなさない……」
椎造「ま……魔導攻撃ぃ!?……バカな……そんなもの……存在するわけないだろ!!」
一同(いやいや、今までカズラが使ってきた技とかかなり魔導チックだと思うぞ……)
カズラ「……とにかく、あなたの屍を超えて……」
無表情のまま椎造を見つめるカズラ……
と、次の瞬間、カズラはトンでもないことを言い出した……
カズラ「……私はこの世界の神となる……」
一同「はいっ!?」
生徒「カズラ……?」
馬鹿「シャレ……って雰囲気じゃなさそうだな……」
曼珠沙華まんじゅ・さか「そもそも、あのハードブックカバーの本がアヤしいわね。私がこれまでに見てきた本の中にはない
 代物ね……」
盞花せんか沙華さかが見たことが無いって……何なの……あの本……」
沙華さかが読んだことの無い本は……個人出版し世に出回ってない本か、既に絶版になって久しい本……?
と、馬鹿達がいろいろと話し合っていると……
椎造「ほげはげあああ!!!?」
ゴギャギィ〜〜〜ン
カズラに吹き飛ばされ、教室から強制退場する椎造
ガラッ
台力抜君たいりき・ばつぐん「どうした!?フレンド!?」
椎造の悲鳴に抜君ばつぐんが駆けつける
くるり……
星輪獄せいりんごくを持ったまま抜君ばつぐんを見るカズラ
抜君ばつぐん「貴様……よくも我がフレンドを……許せんッ!」
ガシャアッ
と背中に背負っていた……おそらく椎造に作らせたであろうビームソードを装備する。
盞花せんか「……アロンダイトですか……今日は……」
抜君ばつぐん「カズラ……アンタって生徒はぁあ〜〜〜!」
そのままシンみたいなセリフを吐いて突撃する抜君ばつぐん
カズラ「……無意味」
スッ……ドオアッ
軽く抜君ばつぐんの斬撃を回避しつつ懐に飛び込んで抜君ばつぐんを吹き飛ばす
抜君ばつぐん「アンタは一体何なんだぁ〜〜〜!!?」
キラ〜〜〜〜ン
一同「……アンタこそ一体何なんだぁああ!!!」
……そして混迷したまま話は運命の時代へ……
※そんな展開ありません!ってかそれ、どこのSDSEED DESTINY!?

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