B.B.B. 学園編
60の馬鹿 〜破壊王…その伝説 後編〜



破壊王と謳われる生徒……手森賞万でもり・しょんまん……そんな彼に破壊できないものはないものかと
木美きび椎造が立ち上がり……ここに賞万しょんまんVSカズラの一騎打ちが始まった!?
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
木美きび椎造「さぁて……今までは普通に破壊することが出来たかもしれんが今度からはそうはいかんぞ」
馬鹿「いやいや、今までも普通は破壊できない代物ばかりじゃねぇか……」
※クラム・オブ・ヘルメスとかパンドラの箱とかなぁ……
椎造「次は斬鉄剣の材質より軽量で斬鉄剣の材質より硬度の硬い超斬鉄合金だぁ!!」
どど〜〜んとステルスの欠片を持ってくる椎造
金盞花こがね・せんか「……本当に……どこから持ってきたの?」
椎造「本当は龍身像が良かったんだがな……流石に超斬鉄合金の精製法を無くすのはどうかと思い……」
※何を言ってんだ!?この人……
一同「……」
手森賞万でもり・しょんまん「おうりゃああ!!!」
初雪そゆきカズラ「……」
ドバキイインッ
カズラはやはり難なく……そして、賞万しょんまんの方はちょい時間が掛かったが破壊に成功する
椎造「ぬ……ぬぅう……やりおるわ!!」
盞花せんか(この調子で行くならば……次は……)
嘘阿呆(次は!?)
盞花せんか(アレね……)
嘘阿呆(アレって!?)
椎造「じゃあ、次行くぜ……なんと!あの斬鉄剣に刃こぼれを生じさせた伝説の素材!オリジナルメタルだ! 
 どうだ!流石にコレばかりは破壊できないだろう……何せ斬鉄剣でも斬れなかったんだからな……」
盞花せんか「……やっぱり……」
一同(本当にどこから取り出した!?)
カズラ「……」
ベキィッ
呆気なく破壊するカズラと……
賞万しょんまん「くぬううう!!!!!」
ゴガシャアアアッ
渾身の力を振り絞って握りつぶす賞万しょんまん
賞万しょんまん「はぁ……はぁ……どうだ!!俺様に破壊できないモンはねえ!!」
※かなり疲労困憊みたいですが……
椎造「ぬぬぬ……まさかオリジナルメタルまで破壊するとは思いもしなかったぞ……これでは勝負はつかない
 じゃねぇか……」
盞花せんか「流石にオリジナルメタル以上のものは用意できなかったんですね……」
椎造「……いや、1つだけあるじゃねぇか……」
一同「は!?」
椎造「てめぇら2人で壊しあえ!!壊れなかったほうが真の破壊王よ!!」
賞万しょんまん「ヘッ!面白いッ!!」
一同「いやいや、ちょっと待て……」
カズラ「無意味……」
賞万しょんまん「は!?」
カズラ「アナタと私とでは次元が違う……話にならない……」
賞万しょんまん「てめっ……」
馬鹿(まぁ、確かに……カズラは全て瞬殺したのに関わらず賞万しょんまんの方は時間が掛かったこともあったしな)
カズラ「どうしてもというのなら……再起不能は覚悟して……」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
カズラの殺気が吊りあがる……
賞万しょんまん「うっ……」
ジリジリっと後退する賞万しょんまん
椎造「ああ?何だ?情けねぇ……いいだろう……ならば俺が相手になってやる!!!」
一同(うっわ……無謀な挑戦……)
カズラ「……」
椎造「覚悟はいいなぁ!カズラぁ!!」
カズラ「……そっちこそ……」
椎造「ハッ双小太刀二刀流……奥義ィッ!迴天け……」
ズドゴウッ
椎造「へぶうう!!?」
キラリ〜ン
奥義が発動する前に殴り飛ばされ、お星になってしまう椎造
一同「……」
賞万しょんまん「……フッ……まさか俺が最後に破壊したものが俺自身の破壊王伝説だとは笑い種だぜ……」
一同「何1人モノローグに浸ってるの!?この人……」
……ちなみに……その後、彼の破壊王伝説は……まぁ、少し控えめになったそうだ……
※すごいな……初雪そゆきカズラ……
椎造「ぐ……ぐぐぐ……こ……これで終わったと……思うなよ……カズラぁあああ!!」
……そして、この人は相変わらずというか……何と言うか……とりあえず死んではないみたい……


END

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