B.B.B. 激闘編
143の馬鹿 〜雪辱リベンジ!…黒帝団! その5〜



LODの使い方を会得した黒帝団……ついに動き出す!……かくて朔の夜叉設立者が見守る中、馬鹿一行との
雪辱戦が始まった。現在、馬脱まぬけじょうと、奴柱どじ奈那子ななこと死合っており……
天四斗あまよと、郊外・ルクシオール建設予定地
ここで、話を狗訴くその視点へと切り替えてみます……
點才馬区段間てんさいば・くだんま「さて……とっとと爆発の宴を始めようか……」
すっと懐から起爆装置を取り出す区段間くだんま
狗訴くそ「……爆弾は氷で無効化できる……もう忘れたのか?」
区段間くだんま「ハッ!だが、予め仕掛けておいたとしたら……どうだ?」
※Q:今日初めてやって来た建物にどうやって予め爆弾を仕掛けることが出来るんでしょうか?
 A:……時間軸を歪めて(ちょ!マテコラ!)……あ〜〜、アレだ……ビルの解体作業のために
   ちょろっと……仕掛けていたのではないでしょうか?
狗訴くそ「……仲間を巻き込むことになるぜ?」
区段間くだんま「フッ、師匠さえ無事ならばあとはどうでもいい」
※うわぁ……黒帝団への離反発言!!
波吼趨パークス(おしゃべりをするためにここへ来た訳ではあるまい……)
狗訴くそ(……ああ、分かってる……)
コオオオオオッ
一気にブーストレベルを3まで上げる狗訴くそ
狗訴くそ「行くぞ!」
区段間くだんま「逝けぇあ!」
ドガカカッ
ゴムバァアアアンッ
と狗訴くその背後で爆発が巻き起こり、その爆風にて加速しつつ狗訴くそが飛び掛る
狗訴くそ冱狼潰智ころうかいち!」
ドギョアアアアッ
そして氷の塊を投げつける
区段間くだんま「フン!炎球種えんきゅうしゅ!」
ドボオッ
炎の弾をつくり、投げつけて相殺する
狗訴くそ「おあああ!!」
区段間くだんま「ぬううう!!」
ゴガキィッ
氷の塊を投げつけただけで終わらず飛び込んでくる狗訴くその刀を炎を纏った手で受ける
狗訴くそ区段間くだんま「ぬおおおお!!!」
ギリギリギリギリッ
区段間くだんま「はっ!炎砕掌えんさいしょう!」
ビュゴアウッ
もう片方の手にも炎を纏いそのまま狗訴くそに殴りかかる
狗訴くそ「チッ……」
ヒュバウアッ
すぐさま回避……と、同時に距離を取る
区段間くだんま「甘いわ!炎華蝕えんかしょく!」
ドゴギュオアアッ
間髪要れずに巨大な炎のチャクラムを投げつける
狗訴くそ「うおおおあ!!」
ドジュオアッ
大量の水蒸気が辺りを覆う
区段間くだんま「……あれしきで人間が溶けるとは思えんが……」
バウッ
狗訴くそ「当たり前だ!コノヤロウ!冱狼潰智ころうかいち!」
ドオンッ
霧の中から飛び出してきた狗訴くそが再び氷の塊を至近距離から投げつける
区段間くだんま「無傷!?」
ババヒュアッ
ドゴオンッ
回避、ど、同時に地面がへこむ
区段間くだんま(クッ……氷の気で炎を相殺したってのか……)
※氷で炎を相殺できても、水蒸気で火傷するような気がするからやっぱり無傷っておかしいような……
 おい!製作者!自分で作っておいてイチイチ自分でケチつけるなよ!
区段間くだんま「……だが、いい気になるなよ!バカが!」
カカッ
ズムグオオオンッ
爆弾を投げつけ、爆破させることで狗訴くその次の行動を封じ、体勢を立て直す区段間くだんま
狗訴くそ「ちいっ……」
ザダンッ
そして、両者は再び距離を取る……
狗訴くそ(……爆弾も寒冷地仕様か……これはちょっとまずいかもな……)
波吼趨パークス(……だが、そんなものは限りがある……打ち尽くせばそれで終わり……)
狗訴くそ(ああ、それをカバーするための炎の拳法……やれやれ、隙の無いこった……)
波吼趨パークス(……そして、LODの力……)
狗訴くそ(こっちには神の力……)
波吼趨パークス(……)
狗訴くそ(……できるよな?)
波吼趨パークス(その前に、信じなさい……)
狗訴くそ(……)
と、狗訴くそ波吼趨パークスの脳内会話も終わると……
区段間くだんま「次!来いや!」
狗訴くそ「言われなくとも……」
……狗訴くそVS区段間くだんま……両者の死合は仕切り直しだ!


続

前の話へ 戻る 次の話へ