B.B.B. 激闘編
142の馬鹿 〜雪辱リベンジ!…黒帝団! その4〜



LODの使い方を会得した黒帝団……ついに動き出す!……かくて朔の夜叉設立者が見守る中、馬鹿一行との
雪辱戦が始まった。現在、馬脱まぬけじょうと、奴柱どじ奈那子ななこと死合っており……
天四斗あまよと、郊外・ルクシオール建設予定地
零零奈那子ななこ「おおりゃあ!」
ゴガシャンッ
奴柱どじ「ぬ……ぐぅ……」
削岩機、第七聖典セヴンアポカリプスの撃力に弾き飛ばされる奴柱どじ
奈那子ななこ「もう一丁、朱い月ヴァーミリオンムーン!」
ギュゴアッ
三日月を描くように第七聖典セヴンアポカリプスを持って突撃を行う
奴柱どじ「くそっ……飆獅咆咬ひょうしほうこう!」
ギョゴウアアッ
風のオーラで獅子を具現化させ、解き放つ
奈那子ななこ「そんなものぉ……私の敵じゃあない!!」
ドドオンッ
しかし、簡単に掻き消されてしまう。
奴柱どじ(くそっ……風すら穿つたぁ……ムチャクチャなことをやってくれるな……)
樹塗甦ウェヌス(うん。でも……)
奴柱どじ(チッ……仕方ねぇ……)
チャキッ
刀を構えなおす奴柱どじ
奴柱どじ「行くぜ!」
奈那子ななこ「今更本気になったところで、遅いよ!千年城サウザントフォート!」
ギュゴアッ
相手を四散させる一撃を叩き込もうと突撃する奈那子ななこ
奴柱どじ飆獅咆咬ひょうしほうこう!」
ゴギャウッ
風の獅子を解き放って応戦する奴柱どじ
奈那子ななこ「てぇええ〜〜〜い!!!!」
ズドギャアアッ
風の獅子への一撃により、獅子は四散……
ビュゴアウウ〜〜
奈那子ななこ「ぐ……ぐぅう……」
ザザザザッ
だが、四散した支流が第七聖典セヴンアポカリプスを攫い奈那子ななこごと押し飛ばす
奴柱どじ「うおおお!!」
ゴアッ
そしてその隙を逃がさず奴柱どじが飛ぶ
奈那子ななこ「やるじゃないの……でも……まだッ!」
ドオンッ
第七聖典セヴンアポカリプス打ち込みの反動で何とか支流を抜け出し回避する奈那子ななこ
ザダンッダダンッ
奴柱どじ「チッ……逃れたか……」
奈那子ななこ「ふふん……まだまだこれからよ!」
ガシャッ
第七聖典セヴンアポカリプスを構えなおす奈那子ななこ
奈那子ななこ(ちょっと油断していたかな……と、言うか、今まで力を隠していたのか……アイツ……ふふん
 でも、最後に笑うのはこの私なのよ……うふふふ……)
奴柱どじ(……さて、どうしたものか……次の手は……)
対峙したまま動かぬ両者……
すすっ……
奴柱どじ「ぬっ!?」
と、奈那子ななこが退き
奴柱どじ(罠か!?……だがっ!)
ダダッ
奴柱どじも駆け抜ける
奴柱どじ飆獅咆咬ひょうしほうこう!!」
ゴギュアッ
そして、風の獅子を放つ
奈那子ななこ「ハッ!闇の銃身ブラックバレル」
ヒュオオッ
奴柱どじ「な……んだ!?……アレ!?」
……その時、奈那子ななこは何か黒い筒状のものを投げつけたのだった……そして、それは風の獅子とぶつかり、
次の瞬間……
カカァッ
ズムグオ〜〜〜〜ンッ
風の獅子巻き込んでを爆発が巻き起こる
奴柱どじ「ぬぅっ!?」
奈那子ななこ「フッ……この闇の銃身ブラックバレルの爆発威力をナメないことね!あなたの風なんか爆風で消し飛ばして……
 ハイ、さうようなら!」
ボッ
爆煙の中から第七聖典セヴンアポカリプスが飛び出してくる……が……
ズガァンッ
奈那子ななこ「なっ!?」
奴柱どじではなく、地面を貫く
奴柱どじ「……フッ……爆煙で目をくらませるのは良かったが、大声で自慢すればどこにいるのか大体把握
 出来るぜ?」
奈那子ななこ「くっ……やるじゃないの……」
奈那子ななこ(……一瞬、自分にドジっ娘属性でも発生したかとヒヤっとしたわよ……)
※おい、奈那子ななこ……どんな動揺だよ……それ……
奴柱どじ(しかし、爆風か……こっちの風も巻き込むとはなかなか厄介だ……)
樹塗甦ウェヌス(ならば……その爆風を上回る風で対抗すればいいんじゃない?)
奴柱どじ(……簡単に言うけどな……)
奴柱どじ「……やってやるか……」
奈那子ななこ「来なさい!あなたの巻き起こす風は全て打ち消してあげる!!」
闇の銃身ブラックバレルを2、3個持ちつつ叫ぶ奈那子ななこ……
奴柱どじ奈那子ななこ「うおおお!!」
ドドッ
奴柱どじVS奈那子ななこ……両者の死合はまだまだ続く……


続

前の話へ 戻る 次の話へ