B.B.B. 激闘編
102の馬鹿 〜神の力と古代遺跡 その1〜



馬鹿一行……高校最後の年へと移行……は、まぁ、この際いいとして……今回は……今までに出てきた
ナゾが解き明かされる……かも分からないお話……
※高校3年になったよってな件は学園編でお楽しみください
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業
偽馬鹿「おう、馬鹿……今日は休日だぜ?」
馬鹿「ん?分かってる……お前こそ……どうしたんだ?」
嘘阿呆「何、ちょっと散歩にな……そっちは?」
狗訴くそ「……ちょっと調べ物……をね……」
曼珠沙華まんじゅ・さか「面白そう……着いていってもいい?」
紫陽花「どうぞどうぞ」
と、言うわけで一行は地下室へ神隠しの事件の時の漆黒の板を取り、そのまま嘶木研究所へと足を運ぶ
天四斗あまよと嘶木いななき研究所
馬鹿「すいませ〜〜ん」
嘶木否子いななき・いなこ「来たれ!オーバーテクノロジー!!!」
一同「……」
叫び声と供に否子いなこ登場
否子いなこ「はい?今日はどうしたの?みんなして……」
馬鹿「多分オーバーテクノロジーの産物だと思われるものを持ってきたので……」
否子いなこ「ナイス!!ナイスよ!!アンタ達!!」
目をキラキラ輝かせる否子いなこ
一同(そんなにオーバーテクノロジーの産物が欲しかったんだなぁ……)
否子いなこ「で、どれ?」
馬鹿「あ、これとこれです……」
漆黒の板と屍貪したん・改の破片を差し出す馬鹿
否子いなこ「むぅ……う〜〜ん……ぬ〜〜〜!?」
偽馬鹿「……どうなんですか?」
否子いなこ「これは私の求めるオーバーテクノロジーの産物じゃないなぁ……」
一同「あのねぇ……」
ひや信子「そんなことを聞いているんじゃなくて……」
否子いなこ「ん?確かに……これは厳密に言えばオーバーテクノロジーの産物よ……でもね……これはどちらか
 というとオーパーツに分類されるものなの」
馬鹿「オーパーツ!?」
沙華さか「場違いな遺物……その当時の技術力では考えられない技術力で作られた遺品のことを差す」
否子いなこ「そ、私はそっちは専門外だから……」
狗訴くそ「あ、そうなんですか……」
馬鹿「瀬戸際博士がオーパーツに詳しいなんて話は聞いたことが無いし……」
否子いなこ「大丈夫。私の知り合いにそういうのに詳しい人物がいるから!任せなさい!!」
一同「は……はぁ……」
・
・・
・・・
と、言うことで一行は否子いなこの紹介を受け、威隻いせき研究所へと足を運ぶ……
天四斗あまよと威隻いせき研究所
*「あ、入信者の方ですか?私、こちらの受付嬢の、四又よまた百合です」
女性研究員の口からトンでもない言葉が出てくる
一同「にゅ……入信者!?」
四又よまた百合「ん?違うんですか?」
馬鹿「嘶木いななき博士の紹介で……」
百合「ああ、なるほど……では、こちらへどうぞ……博士〜〜〜」
と、中へ案内される
偽馬鹿(……女性研究員ばっかなんだが……)
馬鹿(それよりも何よりも『入信者』ってのがすっごく気になる……)
信子(ねぇ、ダーリン……この本……)
馬鹿(ん!?)
『威隻法腱いせき・はっけんの全て』という本がある
一同「……」
狗訴くそ「……洗脳してるんじゃ!?」
馬鹿「はは……まさか……」
と、そこへ……
ヴオムッ
威隻法腱いせき・はっけん「ふぅ、今回の探索は終了だな……一矢はじめや君」
一矢はじめや睡蓮「はい、博士……」
博士、秘書と供に出現!
一同「!!!?」
馬鹿(今、この人突如現れなかったか!?)
信子(……うん……確かに……)
百合「あ、博士、こちらに客人が来ております」
法腱はっけん「む?そうか……一矢はじめや君、すまんがこのカオスプレートを倉庫へ運んでおいてくれないか?三枝さえぐさ君に言え
 ば案内してくれると思う」
睡蓮「はい、分かりました、博士……」
スタスタスタッ
漆黒の板を数枚、奥へと運んでいく
馬鹿「あ!」
法腱はっけん「ん?どうかしたかね……」
一同「あの漆黒の板って……」
持ってきた漆黒の板と酷似している
法腱はっけん「これは……カオスプレート!?……ドコで……手に入れた!?」
一同「はい!?」
唐突に名称が判明……さてさて……それは一体!?


続

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