B.B.B. 激闘編
81の馬鹿 〜火蛋白石ファイアオパール相見あいまみえる 後編〜



月夜の魔獣に新たな動きが!?(いやいや、全然新たな動きは無いんだけどね)←うぉい!……とにかく、
今度は土の部隊、隊長が馬鹿に迫る!
天四斗あまよと怒零湖ドレイコ工業・グラウンド
馬鹿「うおう!」
ドドッ
十文字斬りがファイアに迫り……
ファイアオパール「チッ土鎮陽刃どちんみょうはがん!」
ズドゴガンッ
逆手で黄幽きゆうを持ち地面に刃を突き刺してそのまま持ち上げ、膂力りょりょくで剥離した大地の塊を投げつける
※なんかあまり威力がなさそうなんですが……
ザガガンッ
馬鹿「チッ……」
ファイアオパール「ぬぅ……」
ブシュッ
ひや信子「あ……」
完全には回避できなかったのか出血するファイア
ファイアオパール(……チッ……回避しきったと思っていたが……どうやらスピカを斃した力とやらは
 ……本当に……いや……)
馬鹿「次……いくぜぇ!」
ファイアオパール「フン……」
ダダッ
馬鹿、ファイアオパール「はああ!」
ガギイイッ
狗訴くそ「ぬぅ!?」
ガガガガガガガガガガガガガガッ
組み合ったかと思いきやそのまま鍔迫り合いへと移行する2人
ファイアオパール「ぬん!」
ブオウンッ
ファイアの渾身の横薙ぎ
馬鹿「くっ……」
……を、状態をそらし回避する馬鹿
ファイアオパール「シェアッ!!」
バヒュアッ
そして体制が崩れた馬鹿に折りたたみ式手裏剣、黒死蝶が迫る
信子「ダーリン!」
馬鹿「ちぃ!」
ガキキンッ
ファイアオパール「ハッ!」
ババババッ
体を起こすとともに手裏剣をファイアに切り返す……が、ファイアはファイアで距離を取る
ダダッ
馬鹿「ふぅ……」
ファイアオパール「フン……やるな……」
馬鹿「そっちこそだ……」
チャキッ
刀を構えなおす馬鹿
ファイアオパール(……しかし……ここまでだな……スピカを斃せたのはやはりマグレだったとしか言え
 まい……)
グクオオオオオッ
黄幽きゆうに邪気が集まる
馬鹿(……次でケリを着けるか……いいだろう……)
コオオオッ
馬鹿の刀はというと刃の輝きが増す
ファイアオパール「ハッ!土鎮陰殺どちんおんさつせき!!」
ドゴアアアアアッ
刀を地面にたたきつけるように振り下ろし、生じた剣閃で大地の破片を馬鹿に降り注がせる
馬鹿「ぬおおおおおっ光破井文字こうはじょうもんじ!!」
ドドドドンッ
一同「!!!!」
……結果は……
ファイアオパール「ぐ……ぐぐくっ……」
ボタボタッ
馬鹿の刃がファイアに届く……
※ってか砂とかを巻き上げて襲わせる技なんて馬鹿には通用しないと思うんですけど……どうなんでしょう?
 製作者?(って俺が俺に疑問をぶつけてどうするよ〜〜?)
ファイアオパール「フッ……なるほど……それがお前の底力か……」
馬鹿「……」
バッ
すぐさま馬鹿から距離を取るファイア
ファイアオパール「馬鹿!今回はココまでだ……」
馬鹿「なっ!逃がすか!」
ファイアオパール「ハッ!土鎮陰殺どちんおんさつせき」
ドギャウアアアアッ
馬鹿「ぐくっ……」
降りかかる大地の破片……その隙にファイアは去っていった……
馬鹿「……逃したか……」
信子「ダーリン……」
抱きっ
馬鹿「おいおい……」
凌霄花しのぎ・そうか「……さ、帰りますわよ」
狗訴くそ「あ、ああ」
・
・・
・・・
そして……暫くして五行相克では……
クリスタル「油断したな……ファイア……」
ファイアオパール「……申し訳ありません……」
ペリドット「だが、まぁ、これで馬鹿がスピカにまぐれで勝った……という線は薄くなったわけだが……」
ガーネット「本当にそう思うか?」
ペリドット「あ?」
ブラッドストーン「……まぁ、良い……」
一同「ブラッド様……」
ブラッドストーン「馬鹿の底力はまだ未知数な部分が多い……侮ること無かれ……だ」
一同「はっ……」
……全面戦争っていつになるんでしょうか!?


END

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