S.B.J.外伝
FILE零零伍 〜バグデム復活!〜



イアペタス、パンドラ北半分をしめる荒地・・・かつて封じられた墓標と言う遺跡だったこの場所は現在
骸骸無き墓標となっている・・・
バグデム「・・・我が恨み・・・未だ晴れず・・・」
バリバリバリバリッ
空間に稲光が走る
バグデム「ソーサロードを・・・斃す!ぬうああああああ!!!」
ドオオオオッ
執念の賜物・・・滅びたバグデムが復活する・・・そして、これが全ての始まりだった・・・
・
・・
・・・
バグデム「フフフフ・・・あのころ・・・俺がヤツラに負けたのは・・・他でもない・・・アレを使わなかった
 からだ!!そうだ!アレさえ使えば俺は勝っていた!!だが!俺は俺の力のみで勝ちたいと思い!アレを
 使わなかったのだ!!」
※何と言うか・・・負け惜しみです・・・
バグデム「だが違う!!今回は違う!!アレを使い!そしてジェーン、ファイロ、レイ・・・その他全てを
 ぶっ殺す!!!」
ビシッと中指を立てる
バグデム「フフフ・・・・フハハハハ・・・フハァ〜〜〜〜ッハッハッハッハッハッハ!!!」
ドゴウンッ
早速バグデムは故国、フェーベのトーア氷原を目指す
バグデム「ハハハハハ・・・ハァ〜〜〜ッハッハッハッハッハ!!!」
※笑いすぎ・・・
フェーベ、トーア氷原・・・の一角
バグデム「・・・この俺様が見つけ出し・・・そして改良を加えた魔獣・・・今こそ解き放つときだ!!」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
災厄の力は目覚め・・・世界は三度危機へと瀕する・・・?
一方・・・ジェーンはというと・・・イアペタス、ウィ=オル湖周辺に居た・・・
ケイン「ジェーン!!今度という今度こそ貴様をブチ殺す!!」
ジェーン「・・・はぁ・・・いい加減にしないと本気で怒るわよ?」
ケイン「ハッ!何が本気だ!俺様はいつだって本気なんだよ!!・・・本気出さないと痛い目見るぜ?」
ジェーン「へぇ・・・そう・・・じゃ、遠慮なく」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴッ
真価発揮
ケイン「あ・・・あれ!?な・・・なんだか・・・眼が紅いんですけど・・・え!?ちょ・・・ちょっと待って
 ・・・ヤバイ・・・ヤバイ・・・こいつは・・・ヤバイ・・・んですが・・・」
ジェーン「さぁ、行きましょうか?」
ケイン「だ〜〜〜、や・・・め・・・てぇええ!!!!」
ジェーン「ディーエティレス」
ドキュオアアアアッ
大量の光の粒子がケインを貫く
ケイン「ハエバエカガカ〜〜!!!!」
ズドゴアアアアアッ
そんでもって吹き飛ぶケイン
ジェーン「・・・ふぅ・・・アレでも死なないなんて一体どういう体のつくりしているのかしら・・・」
セレナ「ふむふむ、それは非ッ常に興味ありますね・・・」
ジェーン「ってセレナ!!」
セレナ「サクリファイスを唱えても死なない、失われた古代魔法を喰らっても死なない・・・ある意味不死身
 ですよ・・・アレは・・・」
ジェーン「また厄介な・・・」
と、そのとき・・・
*「フハァ〜〜〜〜ハハハハハハ!!!」
ジェーン「え!?あの声は・・・」
上空には・・・1人の漢・・・
セレナ「まさか・・・バグデム!?」
バグデム「見つけたぜぇ!!まずは貴様から血祭りにあげてやろうじゃねぇか!!」
ジェーン「・・・なぜ・・・どうして・・・!?あなたは滅びたはずじゃあ・・・」
バグデム「フン、我が恨み、未だ晴れず・・・だから、俺は・・・地獄の淵から黄泉帰ったのだぁ!!」
セレナ「復活だなんて・・・」
スイ〜〜〜っと降りてくる
バグデム「さぁ!!今度は貴様をぶっ殺す!覚悟しやがれ!!」
ビシッと指を指す
ジェーン、セレナ「あああ!!」
バグデム「何!?」
ジェーン、セレナ「眼が・・・紅くない・・・!!」
バグデム「はあ!?何を!?」
ブラッディ・アイズならば眼が紅いはず・・・一体、どういうことなのか!?


続

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