S.B.J.
FILE140 〜氷狼王フェンリル大激突!〜



氷の城の門の近くで行われているフェンリルとユラ、イオンとの闘い・・・果たしてどうなる・・・
ユラ「さぁて、ぱっぱと斃して追いつこうぜ」
イオン「うん。」
フェンリル「・・・させん!!」
イオン「翠の墓標ヴァーダント・グレイヴ」
キュオアアアッ
緑色の光球をラグレストに
ユラ「翠の鳳凰舞ヴァーダント・フェニックス!!」
ドッ
そのまま緑色の不死鳥フェニックスがフェンリルに舞い降りる
フェンリル「氷狼・疾風舞」
ギョアアアッ
自らを氷の波動で覆い、巨大な狼と貸して突撃する
ドンッ
ユラ、フェンリル「ぬおおあああああ!!」
ズギャアアアアアッ
イオン「くっ・・・」
技同時のぶつかり合いによって出来た衝撃波をGAスタッフの結界で防御するイオン
ユラ「ちいい・・・」
フェンリル「・・・むぅ・・・」
技の威力は・・・互角・・・
フェンリル「・・・やるではないか、小僧!!」
ユラ「そっちも・・・やるね・・・」
イオン(ここは氷の城・・・言うなればフェンリルの力の源・・・そこで繰り出される技はお兄ちゃんの技と
 互角の威力を生み出す・・・の!?)
ユラ「イオン、次行くぞ」
イオン「え・・・あ、うん」
ユラ「翠のヴァーダント・・・・」
フェンリル「スノーストーム」
ビュゴアアアアアッ
氷のつぶての竜巻がユラを弾き飛ばす
ユラ「うごおおああ!?」
ドゴアアアッ
イオン「お、お兄ちゃん!?」
ユラ「ちい・・・なんてこった・・・一度見た技は通用しないってか!?」
フェンリル「・・・氷狼・疾風舞」
ゴアアッ
巨大な氷の狼が迫ってくる
ユラ「炎の魔法・・・は?」
イオン「ムリだよ・・・使えない・・・」
ユラ「でええい!!」
バッ
イオンを抱えて空中回避
フェンリル「ムダだっ!その程度で!!」
ドッ
向きを変えてユラを追う
ユラ「うひいい!!!」
ヒュバウッ
危機を救ったのはバレオス
ズダダンッ
バレオス「グルルルグルル・・・」
ユラとイオンを咥えて安全な場所まで運ぶ
イオン「ありがと・・・」
ユラ「ファイロがいないと何しゃべってるのか分からないっての・・・」
フェンリル「・・・命拾いしたようだな・・・しぶといやつだ・・・」
ユラ(くそっ・・・どうする・・・どうする!?このままじゃあ分が悪い・・・)
フェンリル「氷狼・疾風舞」
ドウンッ
また氷の狼が迫り来る
ユラ「ちいっ」
イオン「胡桃割人形ナットクラッカー・スイート」
ギュオオオオッ
緑色のオーラがフェンリルの動きを封じ・・・
フェンリル「ぬ・・・ぐぐぐ・・・」
イオン「てええいっ!」
ガキィイ〜〜
GAスタッフで殴り飛ばす
フェンリル「ぬおおおああ!?」
ドドオオッ
イオン「はぁ・・・はぁ・・・」
ユラ「大丈夫か?イオン」
イオン「やっぱ。強いよ・・・」
フェンリル「・・・つくづくしぶといやつらだ・・・だが・・・もはやキサマラに勝ち目はないぞ・・・」
ユラ「・・・そういわれると無性に勝ちたくなるんだよね・・・」
チャキッ
今まで忘れ去られていたペタ・ダーナも構える
フェンリル「むっ!?」
ユラ「行くぞ、イオン・・・」
イオン「うん。」
キュオオオアアッ
ラグレストとペタ・ダーナに翠のオーラが・・・
フェンリル「氷狼・疾風舞」
ゴアッ
巨大な氷の狼が三度襲い来る
ユラ「翠の鳳凰舞・二段返しヴァーダント・フェニックス・ダブル!!」
ズッ・・・ガシャアアッ
ペタ・ダーナ、ラグレストを使った2段斬撃・・・氷の狼をX字に斬り裂く
フェンリル「ぬ・・・お!?」
ユラ「どうだぁっ!」
ズドゴアアアッ
そのまま門にぶち当てる
フェンリル「ぐおおあああ!?」
イオン「ぶいっ」
ユラ「ヘッ!」
バレオス「グル・・・グルル・・・」
イオン「ん?どうしたの?バレオス?!」
バレオスの威嚇・・・それは何故!?


続

前の話へ 戻る 次の話へ