S.B.J.
FILE129 〜闇を隠すなら闇〜



世界から夜が消えた・・・一行は闇の精霊を救い出すためにバグデムコピーの隠れている場所を探し出すことに
・・・
ジェーン「ジェーナス地方に1つあるって言ったわよね?」
レイ「ああ、この場所はルオグランですね・・・」
セレナ「ルオグラン・・・?」
ジェーン「だったらそこも違うわ。街なんだから闇を隠せる場所じゃないでしょうし・・・」
ユラ「残り6つだな・・・」
ル=ガシャの森に反応が1つ、ヴァ=ルン山脈に反応が1つ、フェーベに反応が2つ、ヤヌスに反応が1つ、
サレ=ムの森に反応が1つ
セレナ「あ、そう言えば・・・」
イオン「何?何!?」
セレナ「昔、精霊についての文献を読んだ気がするわ・・・」
ジェーン「・・・それって・・・」
ファイロ「どこにどういった精霊がいるか書いてあるとか」
セレナ「ピンポン!!」
ジェーン「今すぐ取って来い!!」
セレナ「・・・はいはい。分かりましたよ・・・」
・
・・
・・・
ユラ「・・・最初からこうすればよかったんじゃないか!?」
ジェーン「でも精霊探知機が無ければ探し出すことは不可能よ・・・」
ユラ「・・・あ、そっか・・・」
レイ「やれやれ・・・」
しばらくしてセレナは戻ってくる
セレナ「はいはい、お待たせ〜〜〜」
ファイロ「では、早速本題だが・・・」
セレナ「ちょっと何よ・・・人がせっかく偽名を3つくらい使っている赤が好きな軍人よりも早いスピードで
 やってきたっていうのに・・・」
※つまり・・・3倍以上な・・・
ジェーン「説明長っ!」
セレナ「ええっと・・・闇の精霊、アンブリオはトー=イク山脈にある闇の祠に生息している・・・」
レイ「ははぁ・・・なるほど、あの洞窟はその闇の祠だったわけですか・・・」
ジェーン「・・・思いっきり破壊しちゃったんだけど・・・大丈夫かしら?」
レイ「まぁ、場合が場合でしたからね・・・なんとかなるでしょ・・・」
セレナ「続けるわよ・・・炎の精霊、インセンディオはガンプの森、奥地、鬱蒼なる聖地に・・・」
ファイロ「しかし、分からん。なぜ炎の精霊が燃料の宝庫みたいな森に棲んでいるんだ?」
レイ「まぁ、その逆ですよ。燃えないように・・・とインセンディオが守っているわけです。」
ファイロ「・・・むぅ・・・」
セレナ「あの、口を挟まないでくれます?」
ファイロ「すまんな・・・」
セレナ「水の精霊、アクアティコはアルクネ湖最深部、深水宮に・・・雷の精霊、トゥルーノはルオグラン
 上空、霹靂の聖廟に・・・土の精霊、テーレノはヴァ=ルン坑道最深部、大地の玉座に・・・風の精霊、
	ヴェントはル=ガシャの森、風の回廊に・・・」
ファイロ「・・・なぁ・・・紙に書いてくれないだろうか?」
セレナ「・・・はいはい。分かりました。」
文献を元に精霊の居場所を書き込んで行く
・
・・
・・・
セレナ「はい、これによると・・・」
イオン「フェーベに2つ・・・ヤヌスに1つ・・・」
ジェーン「このサレ=ムの森の反応は・・・」
セレナ「ええと・・・サレ=ムの森には精霊は居ない・・・ってことになっていますね。」
ファイロ「ならばそこだろう。」
ジェーン「決まりね。行くわよ」
一同「おう!」
と、言うわけで一行はノールの箱舟に乗り込み、サレ=ムの森を目指す
レイ「サレ=ムの森はノー=アルここから東へいった場所にある森です。」
イオン「見所とかは!?」
ジェーン「観光じゃないんだから・・・」
レイ「ジェーンさん、ファイロとバグデムコピーとの激突・・・」
ジェーン「・・・それ冗談!?」
ギインッ
真価発揮!
レイ「あははは・・・」
ファイロ「全く、笑えない冗談だな・・・」
と、言っているうちに到着♪
セレナ「さ、行きましょう!!私とダーリンの夜を取り戻すために!!」
一同「世界の夜を取り戻すためだろうが!!」
・・・Youはショック!夜を取り戻せ!?


続

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