S.B.J.
FILE130 〜闇を取り戻せ!〜



バグデムコピーを探し、世界に闇を取り戻すため、一行はサレ=ムの森へとやってきた・・・
ジェーン「さて、ぱっぱと斃してぱっぱと逃げましょう」
ファイロ「ほぉう、この私から逃げられるとでも思っているのかな!?」
セレナ「逃げて、追って、追われて、追って・・・そして最後には深い愛が・・・」
ジェーン、ファイロ「芽生えるかぁ!!!」
レイ「先に進んでますよ・・・」
ジェーン「ちょ、待ちなさいよ、レイ・・・」
ユラ「・・・行こうか・・・」
イオン「うん。」
・
・・
・・・
森の奥深く・・・コピーは居た・・・
バグデムコピー「ほほぉう・・・よくぞここまでたどり着いたもんだな・・・フフフ・・・」
ジェーン「ええ、随分と探したからぱっぱと終わらせる!」
バグデムコピー「フン・・・でははじめようか・・・夜無き世界の誕生を祝い!!」
ファイロ「ふざけるな!とっとと世界に闇を返すのだな・・・」
バグデムコピー「ミラージュルーイン」
ドドドッ
3つの闇の球体がジェーン、ファイロを狙う
ジェーン「レイザーレイ」
ズバババッ
ファイロ「ラスターネイル」
ズギャギャギャッ
3つの光の爪がコピーを襲う
バグデムコピー「ムダなことを・・・」
バシュアアアッ
ファイロ「何ぃ!?」
コピーを覆う闇が光を相殺する
レイ「アンブリオの力・・・と言うことですか・・・」
バグデムコピー「そうだ!我が力、もはやオリジナルを凌駕している!!」
ジェーン「何が凌駕よ、ただ単に光属性を無効化しているだけじゃないの!」
バグデムコピー「言ってくれるなぁ・・・ならば受けてみよ!無限龍の円舞エンドレス・ワルツ」
キュドドドドドドドドッ
3つのノウトクロノがジェーンを襲う
ジェーン「イモータルレイ」
バシュアアアッ
光が走り、無の輪を3つ一気に切り裂く
バグデムコピー「ぬ!?」
ジェーン「いつまでも優位に立てると思っていたら大間違いよ!」
バグデムコピー「フフ・・・フハハハ!!それでこそオリジナルを斃した力だ!・・・そして、それを超えれば
 俺が・・・」
ファイロ「・・・歪みまくっているな・・・あいつ・・・」
ジェーン「・・・ええ・・・」
ファイロ「一度壊れたものは・・・もう二度と元には戻らないと言う事か・・・」
バグデムコピー「ブラックインパルス」
ドドドドッ
黒い衝撃が走り、触れるものを闇に取り込んで行く
ファイロ「ぬう・・・こいつは・・・」
ジェーン「ヘヴンズゲート」
ガカアアアッ
ゲートを開いて冥界へと黒い衝撃を引きずり込む
バグデムコピー「なめおってぇ・・・カーマインダークネス」
ズオオオッ
紅き闇の刃で術を発動させている最中のジェーンに切り込む
ファイロ「レイザーレイ」
キュイインッ
バヂイッ
光の刃で応戦するファイロ
ファイロ「はあっ」
ブンッ
バグデムコピー「うごお!?」
そのままコピーを弾き飛ばす
バグデムコピー「ぬ・・・ぐぐぐ・・・」
ジュオオアアッ
その間に黒い衝撃は冥界へと引きずり込まれ終わる
ジェーン「さぁ、仕切り直しよ!」
バグデムコピー「・・・ならば次で殺すのみ!!ルートディアボロス!」
ドゴアアアアアッ
巨大な光の球が降りてくる
ジェーン「ディーエティレス」
ファイロ「エバープレゼント」
ゴカアアアッ
光の粒子と筋が球に絡みつく
バグデムコピー「ぬううう・・・オリジナルはこの魔法戦で破れた・・・だが、俺は違う!!俺は・・・この
 魔法戦を制する!!」
ズゴオウウッ
コピーの気迫に圧されつつある2人
ジェーン、ファイロ「ぐ・・・く・・・」
ジリ・・・ジリ・・・
バグデムコピー「しぶといやつらだ・・・」
ジェーン「私は諦めが悪いのよっ!!」
ファイロ「私もだ!!」
ズズズズッ
膠着する力・・・はたして、勝つのはどちらだ!?


続

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