S.B.J.
FILE122 〜海上空中戦線!〜



サラント世界へと逃げ込んだジェーンを、サラント世界までやってきて追うファイロ・・・2人の攻防はまだ
続いているのだ・・・
ジェーン「フレアブリット!」
ファイロ「アクアマリンランス!」
ドジュアアアアッ
炎の弾と水の槍とがぶつかりあい、相殺される
ファイロ「ムダだぞジェーン。私とお前の魔導力は同じだ・・・」
ジェーン「・・・ええ、そのようね・・・」
ファイロ「真価を発揮したとしてもだ・・・」
ジェーン「ええ、そうね・・・」
ゴアアアアッ
一気に真価を解放
イオン「ふええええ・・・ジェーンさん、お願いですから無茶苦茶な魔法は使わないでくださいね〜〜」
バレオス「主人マスター、余リニ途方モ無イ魔法ノ使用ハ控エテ下サイ」
最もな意見
ファイロ、ジェーン「・・・」
元の眼に戻る
ファイロ「熱くなりすぎるのもいかんな・・・」
ジェーン「じゃ、冷やしてあげるわ。ヘルグレイシャー」
ゴガガガガガッ
流れる水のように氷を放つ
ファイロ「バーニングブレード」
ジュアアアアアッ
炎の刃で氷を溶断
ジェーン、ファイロ「レイザーレイ」
キュイイインッ
光の刃を作り出し・・・
ジェーン、ファイロ「はあっ!」
バヂイッ
斬りあいが始まる
ファイロ「フン・・・懐かしい・・・な・・・ジェーン」
ジェーン「ええ・・・懐かしいわね・・・」
ギインッバチイイッ
ファイロ「まさかお前がドロボウになるなんてあの時は想いもしなかったからな・・・」
ジェーン「警部ファイロ、私は泥棒じゃなく怪盗よ。」
ファイロ「どっちもさほど変わらん!」
ギインッギャリンッ
ジェーンとファイロは同期生だったりするんですよ、これが・・・
イオン「そろそろイアペタスだけど、終わりそうにないよねぇ・・・」
ユラ「どうする!?」
イオン「う〜〜ん・・・とりあえず、着陸して様子を見ようか?」
ユラ「そうするか・・・」
と、言うわけで・・・・イアペタス到着
ジェーン「あら・・・」
ファイロ「余所見の暇は無いぞ!ジェーン」
ブンッ
ジェーン「はっ!」
ファイロの横薙ぎを空中で回避するジェーン
ジェーン「どっちがよ!」
ヒュアッ
ファイロ「ぬううっ!」
次はジェーンの斬り下ろしを回避するファイロ
ジェーン、ファイロ「はああ!!」
ガギイイイイッ
そして組み合う・・・
ファイロ「ムダだぞジェーン・・・さっきから同じコトを繰り返して・・・」
ジェーン「警部ファイロだって同じじゃないですか!?」
と、そのとき
*「ふはぁ〜〜〜〜はははは!!!」
どどん!!とケイン参上
ケイン「2人がいがみ合っているところを俺様が2人まとめてとっちめれば俺様の勝ち!!これぞゴフッの利
 ってもんよぉ!!!」
※漁夫の利です・・・
ジェーン、ファイロ「お前はすっこんでろ!」
ズドガシャアアアッ
2人の強烈な一撃・・・ケイン何もせずに敗退
ケイン「のはうは〜〜〜!?」
ファイロ「あのガキは・・・一度とっちめてどこか役所に差し出したほうがいいな・・・」
ジェーン「そうね・・・スーパーセル!」
ドウバアアアッ
ファイロ「ぐ・・・ぬうう!?ジェーン!!!?」
竜巻がファイロをバレオスごと吹き飛ばす
ジェーン「ではごきげんよう♪」
ファイロ「おおおおぉおおお〜〜〜の〜〜〜れぇ〜〜〜〜!!」
キラ〜〜〜ン
ユラ「・・・前にも同じパターンで吹っ飛んだと想うんだが・・・」
ジェーン「さ、鬼のいぬまに洗濯よ!」
イオン「賛成♪」
と、言うわけで一行はイアペタスの街を歩くことに・・・
・
・・
・・・
そのころのファイロは
ファイロ「くっ・・・同じ手に2度もひっかかるとは・・・情けない・・・」
バレオス「主人マスター・・・」
ファイロ「だがっ・・・次に逢うときこそは!!必ずや!!!」
そうだ!頑張れ警部・・・また次があるさ・・・多分・・・きっと・・・


続

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