S.B.J.
FILE123 〜忌み子事変始末〜



ジェーンとファイロの攻防戦・・・その結果はジェーンに軍配が上がった・・・ところで、そのころ・・・
レイはというと・・・
レイ「お呼びでございますか?アーウェルンクス様、カエレスティス様・・・」
アーウェルンクス「うむ。」
神と魔の元に居た。
*「・・・レイよ・・・」
レイ「これはこれは、四魔貴族フォア・イビル様に四神貴族フォア・ロード様」
*「・・・時にレイ・・・」
レイ「なんでございましょうか?」
*「・・・四魔貴族、四神貴族我々の名前はいつになったら公表されるのかね!?」
一同「・・・」
レイ「あはは〜〜〜」
*「笑い事ではない!!」
レイ「失礼いたしました。四魔貴族フォア・イビルのアーレクトー様、ディーラエ様、ディース様、パウォル様、そして、
 四神貴族フォア・ロードのサラーキア様、テルミヌス様、フォルス様、ペロニア様・・・」
※紹介簡単ッ!!
カエレスティス「・・・ムダ話はそこまでにおし」
一同「はっ、申し訳ありません」
レイ「で、本題に戻りますが・・・」
アーウェルンクス「うむ。ブラッディ・アイズの反乱・・・その事後処理だ。」
レイ「事後処理・・・ですか?」
ディース「ブラッディ・アイズ・・・ソーサロードに迫害され続けてきたが故に世界を滅ぼそうとした愚かな
 者どもよ・・・」
フォルス「しかし、諸悪の根源は・・・ブラッディ・アイズなのでしょうか?」
カエレスティス「そのような答えの無い議論をしても無駄だ。」
アーウェルンクス「本当の本題は・・・ブラッディ・アイズの反乱・・・その全てはまだ終わっていない・・・
 と、そういうことだ・・・」
レイ「それは・・・どういう!?」
カエレスティス「確かに、ブラッディ・アイズそのものはさきほどの事変で絶滅したのだが・・・バグデムは
 世界を滅ぼす前に自らの紅き眼を治そうとしていたらしい・・・」
レイ「・・・なるほど・・・その過程で人体実験をしていたと!?」
パウォル「その通りだ・・・」
アーレクトー「彼奴は実験の材料として自らのコピーを作った・・・」
レイ「コピー・・・ですか!?」
ディーラエ「ああ・・・だが、それだけならば何の問題も無い・・・いや、正確には無いことは無いのだが
 ・・・」
レイ「だが・・・?」
テルミウス「闇の精霊、アンブリオを融合させてしまった・・・」
レイ「なるほど、精霊の力を借りてブラッディ・アイズを治そうとしたのですか・・・」
フォルス「だが、実験は失敗に終わった・・・」
ディーラエ「精霊の力ではブラッディ・アイズの力を相殺することは出来なかったということだ・・・」
ペロニア「つまり・・・アンブリオを救い出して欲しい・・・というのが今回の目的だ・・・」
レイ「・・・なるほど・・・」
アーウェルンクス「行ってくれるな?」
レイ「はっ・・・」
ヴオムッ
そしてレイは消える・・・
ディーラエ「・・・精霊の力を悪用すれば・・・世界がどうなるか分からんからな・・・」
ディース「気になる点は・・・バグデムコピーがバグデムに対して深い憎しみを抱いていることでしょうか」
サラーキア「・・・ええ、そして、コピーはオリジナルが滅んだことを既に知っている・・・」
アーウェルンクス「・・・コピーが真価を発揮することはあるのか?」
パウォル「・・・それは・・・分かりません・・・」
テルミウス「・・・憎しみと怒り・・・そして真価と精霊・・・世界を歪める力としては上出来・・・ですね」
・
・・
・・・
イアペタス
レイ「や、どうも。ジェーンさん」
突如現れるレイ・・・
ジェーン「レイ・・・また・・・」
レイ「早速ですが、依頼です。」
ユラ「・・・またかよ・・・」
イオン「ええ!!せっかくのイアペタス旅行がぁ・・・」
ジェーン「・・・はいはい、で、今度の依頼は一体何だっての?」
・・・そして、依頼は始まる・・・


続

前の話へ 戻る 次の話へ