S.B.J.
FILE121 〜波乱な旅の予感〜



ファイロを撒いてエンセラダスへとやってきたジェーン・・・早速ユラを探し出すことに・・・
エンケラウ付近
ジェーン「・・・どこにいるのかしらねぇ・・・イアペタスにいたりするのかしら?」
そういうことを考えながら・・・歩いていると・・・
ジェーン「あ、ノールの箱舟・・・」
ノールの箱舟を発見・・・
イオン「あ、ジェーンさん、またこっちに来たんですか?」
ジェーン「ええ、まぁ・・・」
・・・ユラの姿が見えない・・・
ジェーン「・・・イオン・・・ユラの姿が見えないのはひょっとして・・・」
イオン「迷子・・・かも・・・」
一同「・・・」
ジェーン「とりあえず、ユラを探すことにしましょうか・・・」
イオン「うん、そうだね・・・」
・
・・
・・・
2人はユラを探すことに・・・一方・・・
ファイロ「・・・ぬぬぬ・・・ジェーンめ・・・」
セレナ「あらあら、ファイロさん久しぶりです。」
ファイロ「うむ。」
ファイロはディオネに居た
セレナ「バレオスのことでしたら問題ありませんよ。番犬としてしっかりと!」
ファイロ「番犬って・・・」
セレナ「ですが、ここへ来たということはお返ししなくてはいけないということですね。」
ファイロ「・・・」
セレナ「分かっています。また向こうの世界へと帰る際にはお預かりいたします」
ファイロ「うむ。」
バレオス「デハ、行キマショウカ、主人マスター・・・」
ファイロ、バレオスと共にディオネを後にする
セレナ「・・・さ、ソーサロードについての論文をまとめなくっちゃ・・・」
マキシム「データは全部揃っているのか?」
セレナ「ん?まぁ・・・欲を言えばまだ足りないんだけど・・・とりあえずここまでのことを書きとめて
 おかなくちゃいけないし・・・」
マキシム「・・・なるほどな・・・」
セレナ「それが終わったらまたいくわよ!!」
※またか・・・
・
・・
・・・
で、ユラはどうなったのかと言うと・・・
ジェーン「・・・まさかノールの箱舟の中にいるとはね・・・」
ユラ「いやぁ・・・ちょっとうたた寝をしていたんだが・・・」
イオン「もう〜〜」
ユラ「すまん、イオン・・・」
イオン「さて、今度はどこへ行こうか?」
ジェーン「どこへって・・・」
ユラ「まぁ、一度も言ったことの無い場所ってのが筋だろ。」
イオン「じゃあ、イアペタス!!」
ジェーン「また!?」
イオン「だって本土には足を踏み入れてないんだよ」
ユラ「・・・確かに・・・」
ジェーン「じゃあ、イアペタスで決まりかしら?」
イオン「うん。」
と、言うわけで一行はイアペタス(本土)へと向かう・・・
ディオネ近海
ファイロ「むむむ・・・これは・・・ジェーンが近づいてきている!?」
発信機と盗聴器のおかげ・・・
※何も盗聴していないと思うんだが・・・
ジェーン「さ、飛ばすわよ・・・」
ドウンッ
ファイロ「うおお!?」
キュイ〜〜〜ン
すれ違う
ジェーン、ファイロ「・・・え!?」
ファイロ「戻るぞ!バレオス」
バレオス「了解。」
ジェーン「警部ファイロ・・・が居た!?」
ユラ「うん?」
ジェーン「イオン、操縦代わってくれる?」
イオン「へ!?何?」
ジェーン「それと、スピードもゆるめてね。」
イオン「え?・・・うん、分かった・・・」
バレオス「主人、コレ以上ノスピードアップハ無理デス」
ファイロ「ぬぐくく・・・ん?しかし・・・近づいているではないか・・・」
バレオス「アチラノスピードガダウンシタ模様。」
ファイロ「スピードダウン!?・・・燃料切れか・・・はたまた・・・」
ジェーン「警部ファイロ、こんなところまでよくもまぁ・・・」
ファイロ「フン・・・そういうことか・・・ジェーン、のこのこと私の前に出てきたことを後悔するんだな」
ジェーン「あら、どっちが後悔するんでしょうねぇ・・・」
ジェーンとファイロ・・・空中戦が始まろうとしている・・・


続

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