S.B.J.
FILE120 〜変わった2人!〜



ジェーンとファイロの攻防戦・・・ダイヤモンド・サミットの目玉、インドラの鉾を守り通す事が出来ず、
ジェーンの圧勝に終わる・・・!?
とある民家の屋上
ジェーン「やってるやってる・・・次は右に回ろうか・・・」
ギャルギャルギャル・・・
ファイロ「随分と楽しそうだな・・・ジェーン」
ジェーン「うひぃいっ!?ファ・・・警部ファイロ!!」
背後にファイロの姿が・・・
ファイロ「危うく出し抜かれるところだったが、そうはいかん!!」
ジェーン「あ・・・あは・・・」
ガチャリッ
逃げようとするジェーンに手錠の嵐
ファイロ「ジェーン、どうやら向こうの世界に行って腕が落ちたんじゃないのか?」
ジェーン「あは・・・あははは・・・はぁ・・・」
・
・・
・・・
ファンファンファンファン・・・
警官「警部、おつかれさまです。」
ファイロ「うむ。」
ジェーン(あ〜〜あ・・・ここは大人しく捕まっておきますか・・・)
ファイロ「さぁて、盗んだインドラの鉾をを出してもらおうか」
ジェーン「あれ?なんですか?そのパンドラの箱って!?」
ファイロ「インドラの鉾だっての!!とっとと出すんだ」
と、言うわけで服の中に手を入れる
ジェーン「警部!イキナリ女の人の服の中に手を入れるなんて犯罪ですよ!」
ファイロ「何が犯罪だ!」
※・・・確かに・・・犯罪かも・・・
ファイロ「ぬぬぬぬぬ〜〜〜これだから・・・女は・・・」
警官「婦警もいないですしねぇ・・・どうします!?」
ファイロ「・・・仕方あるまい・・・一応本部まで連行する他ないだろ・・・」
警官「・・・そうですよねぇ・・・」
移動中・・・
ジェーン「・・・ねぇ、警部ファイロ・・・パトカーの中なんだし、手錠コレ外してくれません?」
ファイロ「馬鹿言え、どこの世界にそんな非常識な警官がいるってんだ!」
ジェーン「・・・あ〜〜トイレ行きたい〜〜」
ファイロ「ガマンしろ!!」
ジェーン「・・・」
じろ〜〜っと見る
ファイロ「・・・」
ジェーン「・・・ねぇ、警部ファイロ・・・」
ファイロ「今度は何だ!?何の出任せを考えて・・・」
ジェーン「こっちの世界でも魔法が使えるって知ってました!?」
ファイロ「はっ!?」
ドゴオオオアアッ
一同「うはあああ!?」
パトカーの中で起こる爆発
ヒュオ〜〜
ジェーン「じゃ、そういうことで・・・」
ジェーン、再び逃走
ファイロ「ま・・・待ちやがれジェーン!!」
ドッ
ジェーンを追うファイロ
警官「け・・・警部・・・!?」
ジェーン(ふぅ・・・いきなり奥の手使っちゃったなぁ・・・次からこんな手は使えないわね・・・)
ファイロ「ジェーン!!私の手から逃げられるとでも思っているのか!?」
ジェーン「あらあら、警部ファイロ、まさかこんな街中で魔法を使うって言うつもりですか!?」
ファイロ「・・・ああ、使うさ・・・イムーバルキャプチャー!」
ジェーン「しまっ・・・!?」
シ〜〜ン
ファイロ「・・・あれ!?」
ジェーン「警部ファイロ、魔法って人によって得意、不得意があるって知ってました?」
ファイロ「・・・ええい!ジェーン!」
ジェーン「と、言うわけでさようなら・・・」
フオッ
ジェーン、エンセラダスへと逃げ込む
ファイロ「ぬうう!!!逃がすか!!」
ヴオンッ
ファイロ、ジェーンの後を追うようにエンセラダスへ・・・
警官「お・・・おい・・・今の・・・」
警官「ああ・・・警部が・・・ジェーンが・・・」
一同「消えた!?」
・
・・
・・・
ジェーン「・・・さすがに同じ場所とかには追ってこれないのよね〜〜思想の違いってヤツ!!」
近くにファイロの姿は無い・・・
ジェーン「さぁて、ほとぼりがさめるまでユラをからかいに行こうかしら・・・んふふふ・・・」
・・・やっぱり、この勝負・・・ジェーンの圧勝か・・・


続

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