S.B.J.
FILE117 〜最も危険な帰還〜



ブラッディ・アイズが巻き起こした世界興亡の危機・・・ソーサロード2人の活躍によってこの危機は防がれた
のだが・・・その事件は一部の人間(+魔族?)しか知らない・・・
フレ=スポー
ファイロ「・・・いつまで祝賀会こんなことをやっていればいいんだ!?」
イオン「え〜〜、まだ20次会ですよ〜〜」
一同「やりすぎ!!」
セレナ「ってかイオンさん・・・あなた飲みすぎですよ・・・ここの会計は誰だと思っているんですか!?」
イオン「・・・へ!?」
セレナ「へ!?・・・じゃないでしょ!!」
ジェーン「・・・仕方ないわねぇ・・・ここは私が・・・」
ファイロ「おおっと!ジェーン、盗品で支払う気か!?いい度胸だな・・・」
ジェーン「じゃ、警部ファイロが支払ってくれます!?」
ファイロ「なっ・・・なんでそんなこと・・・いや、そもそもお前を逮捕してすぐさま帰っていればこんな
 ことにはならなかったんだ!」
セレナ「それじゃあ祝賀会の意味が無いじゃないですか・・・」
レイ「ま、主賓の居ないパーティーなんてつまらないですからねぇ・・・」
ファイロ「ぬぐぐぐ・・・」
イオン「お兄ちゃん・・・早くこっち来て飲もうよ〜〜」
ユラ「おう・・・」
イオンのもとへと行くユラ・・・
マスター「お客さん・・・1週間分の在庫が空になっているんですが・・・」
イオン「細かい事は気にしない気にしない・・・」
マスター「全然細かくないし!!・・・ってかいい加減そろそろ帰ってください・・・」
※ってかよく飲めるな・・・そんなに・・・
祝賀会はまだ続く・・・
ファイロ「おおい!!早く終わってくれぇ・・・」
ジェーン「警部ファイロも楽しんだら?」
ファイロ「職務の最中に酒など飲めるかい!」
ジェーン「でもお茶だけの宴会なんてつまらないでしょうが!?」
ファイロ「それとこれとは話が違う・・・」
ジェーン(さぁ〜〜て・・・どうやって逃げようかしらねぇ・・・)
ファイロ「ジェーン、逃げる算段などしてもムダだぞ・・・」
ジェーン「あ・・・あははは・・・何を言っているのよ、警部ファイロ・・・あ、ところで、警部ファイロ・・・」
ファイロ「何だ?」
ジェーン「マンティコアのバレオス・・・どうするの!?」
ファイロ「何!?」
ジェーン「あっちの世界につれて帰れるわけ無いでしょ!」
※ジェネシック動物だと言い張るとか・・・(おいおい)
ファイロ「・・・確かにな・・・おいていくしかあるまいか・・・」
セレナ「でしたら私が預かりましょうか?」
ファイロ「ふむ、そうしてくれると助かるな・・・」
セレナ「商談成立です。」
ファイロ「さて、バレオスの行き先も決まったところで逮・・・」
忽然・・・
ファイロ「逃がさんと言ったはずだ!ジェーン!」
ガチャリッ
手錠が飛ぶ、そして見事にジェーンの手に・・・
ジェーン「うあははは・・・」
ファイロ「さて、帰ろうではないか、ジェーン」
ジェーン「はぁ・・・」
イオン「ええ!もう終わっちゃうの!?」
セレナ「いや、もうって・・・これだけ祝えばいいでしょう・・・もう」
ジェーン「じゃ、一旦帰るね〜」
ユラ「おう・・・」
と、言うわけでジェーン、ファイロを引き連れてもとの世界に・・・
・
・・
・・・
ジェーン「はい、到着。」
ファイロ「ってちょっと待て!!!」
そこは・・・女湯
一同「キャー!!!痴漢よ覗きよ!ヘンタイよ〜〜〜」
ジェーン「あははは・・・災難ですね警部ファイロ♪」
ファイロ「私は何も見ていな・・・ってジェ〜〜〜〜〜ン!!」
ジェーン「だってどこっていう指定が無かったじゃないですか」
ファイロ「だからってなキサマ・・・」
すぐさまその場を後にするファイロ
ファイロ「えええい!!ジェーン、覚えていろ!!」
警官の覗きとかって懲戒免職ものだと思うんですが・・・


END

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