S.B.J.
FILE116 〜骸躯無き墓標…〜



ソーサロードとブラッディ・アイズの最終決戦・・・両者互いに失われた古代魔法で最後の戦いを挑む・・・
果たして・・・その結果は!?
バグデム「フハハハハハ!!!それしきの力では我が力を返す事は出来ん!!」
ズズズズッ
ジェーン、ファイロ「ぐ・・・く・・・」
光の粒子と筋が光の球に圧されていく
イオン「ジェーンさん・・・ファイロ・・・」
バグデム「消え去れ!!カスどもがああ!!!」
ファイロ「ぬ・・・ぬぐぐぐ・・・」
ジェーン「ううう・・・」
ズズズズッ
光の攻防は続く・・・
バグデム「ええい、しぶとい野郎どもめ・・・」
キュオオオオオッ
またバグデムに気が集まる
セレナ「2連撃!?」
バグデム「ルートディアボロス!」
ゴガアアアッ
2つめの巨大な光の球が降りてくる
バグデム「フハハハハハ・・・いつまでもつのかな!?ハハハハ!!」
ジェーン、ファイロ「ぐ・・・うううう・・・」
バキバキバキバキッ
大地が割ける・・・
バグデム「破壊・・・滅び・・・死・・・この力はそのためにある・・・俺を・・・ブラッディ・アイズを
 認めなかった世界だ・・・ならば俺がその世界を破壊し尽くしてやる!!死ねやあああ!!!」
ゴアッ
光の球の力が強まる
ジェーン「冗談じゃないわよ・・・アンタのそんな独り善がりな気持ちで世界を破壊されてたまるもんですか!」
ファイロ「・・・認めてもらえなかったのならば、認めてもらえるように努力すればいい・・・その努力を
 しなかったお前に世界を恨む権利は無い!」
バグデム「黙れ!黙れ!黙れ!」
ジェーン、ファイロ「この力は・・・いつも世界を守る為にある・・・」
バグデム「寝言は寝ていえ!!!」
ビシイイッ
光の球にヒビが入り・・・
バグデム「な・・・何!?」
ジェーン、ファイロ「はあああああ!!!」
ドッ
光の粒子は光の球を貫き・・・光の筋はバグデムを捕らえる
バグデム「バカな・・・馬鹿な馬鹿な馬鹿な!?」
ジェーン「行くわよ、警部ファイロ」
ファイロ「いつでも来な・・・」
ジェーン、ファイロ「はあああ!」
ズギョアアアアッ
光の粒子がバグデムの体を滅ぼしていき、光の筋がバグデムの体を無に帰させていく・・・
バグデム「ば・・・馬鹿・・・な!?俺・・・は・・・最強の・・・」
ズゴアアアアアアアアアッ
一同「ぐううううっ!?」
大爆発が巻き起こる
・
・・
・・・
*「・・・ンさん・・・ジェーンさん・・・」
ジェーン「ん・・・う!?」
イオン「ジェーンさん!!」
ジェーン「イオン・・・!?」
バレオス「主人マスター・・・」
ファイロ「く・・・う・・・」
バグデムは滅びた・・・
セレナ「・・・終わりました・・・」
ジェーン「・・・そう」
バグデムの最期の爆発・・・その影響で封じられた墓標は跡形も無く吹き飛んでしまったとのこと・・・
セレナ「あ〜〜あ、折角の遺跡がぁ・・・」
レイ「いや、しかし・・・よくブラッディ・アイズを斃せましたねぇ・・・あの力の差では勝つ事は不可能だと
 思いましたが・・・」
ファイロ「・・・」
実力の差は確かに激しかった・・・
バレオス「・・・奇跡・・・デスカネ?主人マスター・・・」
ファイロ「・・・私には分からん・・・」
ユラ「おっし!街に戻って祝賀会でもやろうぜ」
イオン「お兄ちゃんは何もやってないじゃん?」
ユラ「うっく・・・イオン・・・鋭い突っ込み・・・」
ファイロ「さぁて!逮捕だ!ジェーン」
手錠を手にしながら攻め寄る
ジェーン「まぁまぁ・・・今日は祝賀会でもパ〜っと開いて・・・逮捕はその次!」
脱出用意・・・
ファイロ「逃がさん!!!」
ドドドドドドッ
ジェーンを追うファイロ
2人の攻防戦が始まった・・・
セレナ「祝賀会までには戻ってきてくださいね・・・」
イオン「ええ!?結局やるの!?」


END

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