S.B.J.
FILE114 〜善悪無き戦い その2〜



ソーサロード終焉の地、封じられた墓標で始まったソーサロードとブラッディ・アイズの最終決戦・・・
ソーサロード2人に対してブラッディ・アイズは1人・・・それでも戦力は同等である・・・
バグデム「フハハハハハ・・・これぞ霹靂の鎧壁プラズマ・ウォール・・・」
レイ「全身を雷の結界で覆っている・・・ということですか・・・」
ジェーン「ネタをバラしてもいいのかしら?」
バグデム「フフフ・・・霹靂の鎧壁プラズマ・ウォールを破るというか?」
ジェーン「やってみせましょう・・・ギャラクシーアビス」
ドドドドドドドドドドドッ
隕石群を呼び寄せる
バグデム「雷には大地か・・・だが、ムダだっ!」
TTTTTTHHHHUNDERRR!!
ジェーン「ウソ・・・全て掻き消している!?」
バグデム「ハハハハハハハハハッ!!」
フッバヂッ
ジェーン「ん?」
一瞬結界が消えた・・・が、しかしすぐさま再生した
ジェーン(見えた?警部ファイロ)
ファイロ(・・・結界の切れ目・・・)
ジェーン(・・・やれる!?)
ファイロ(バカなコトを・・・私を誰だと思っている!)
ジェーン(・・・じゃ、決まりね・・・)
バグデム「フハハハ!!分かったか!?我が霹靂の鎧壁プラズマ・ウォールのすばらしさを!!」
ジェーン「そうやって奢っていられるのも今の内よ・・・ギャラクシーアビス」
ドドドドドドドドドッ
バグデム「懲りないヤツだな・・・」
TTTTTTHHUNDERRRRR!!
雷と隕石の攻防が始まる・・・
フッ
ファイロ「レイザーカッシーニ」
ズギャッバギャアッ
バグデム「ぬおああ!?」
結界が切れた瞬間の隙を狙って光のチャクラムが霹靂の鎧壁プラズマ・ウォールを割る
ファイロ「うおおお!!」
ズシャアアアッ
バグデム「ぐ・・・ぐうううう!?」
そのままバグデムを斬り飛ばす
ファイロ「・・・フン」
ジェーン「やるじゃん、警部ファイロ」
ジュオオオオオッ
バグデム「・・・なるほど・・・貴様らの力を少し甘く見ていたようだ・・・」
斬り口が焼けている・・・
ジェーン「言ったでしょ?奢っていられるのも今のうちだと・・・」
バグデム「よかろう・・・これより全力を持って貴様らを排除する・・・」
ファイロ「全力・・・!?」
セレナ(今まで全力じゃあなかったってこと!?)
バグデム「ノウトクロノ!ノウトクロノ!ノウトクロノ!!・・・無限龍の円舞エンドレス・ワルツ」
ズドギャギャギャギャギャッ
3つの無の輪による連続攻撃。ワルツのようなステップを踏み、近くのものを飲み込んでいく
レイ「こ・・・こいつは!?」
バグデム「消え去れ!ボケが!!」
ジェーン「・・・行くわよ!警部ファイロ」
ファイロ「お・・・おお・・・」
ジェーン、ファイロ「ヘヴンズゲート」
ゴコアアアッ
3つの無の輪の進路上にゲートが開き、無の輪を冥界へと引きずり込んでいく
ズギョギョギョギョギョギョギョアアッ
バグデム「何いぃ!?」
ゲートも3つの無の輪の消え、相殺・・・
レイ(一進一退・・・さて・・・次はどう動くのでしょうか?そろそろ手詰まりのような気もしますねぇ・・・)
セレナ(禁呪文同士のぶつかり合い・・・やはり禁呪文が決め手にならない以上勝負は振り出しに・・・)
ユラ(くそう・・・ここはおとなしく見ているしか出来ないってのかよ・・・いや、それはそれで・・・)
バグデム(・・・ここまで対等に闘うとはやるじゃないか・・・さすがはソーサロード)
バグデム「フフフ・・・フハハハハハ・・・ハハハハハハハハハハ!!」
ファイロ「何がおかしい?」
バグデム「やはり並の禁呪文ではキサマらソーサロードを葬る事はできないようだな・・・」
ジェーン「並の・・・禁呪文!?」
レイ「・・・ま・・・まさか・・・」
レイによぎる一抹の不安・・・並の禁呪文以外にどんな手があるというのか!?


続

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