S.B.J.
FILE113 〜善悪無き戦い その1〜



アル=アンサで休養を取ったジェーン一行・・・いよいよ封じられた墓標でバグデムと最終決戦をつけることに
・・・
アル=アンサ
ジェーン「・・・じゃ、行きましょうか・・・」
レイ「ふむ・・・」
ノールの箱舟に乗り、パーンからパンドラへ・・・
ファイロ(・・・バグデムを斃したら・・・ジェーンを逮捕してもとの世界へ・・・バレオスをどうしようか?
 さすがに持って行くわけにもいかんし・・・)
セレナ「ブラッディ・アイズの研究もしたかったなぁ・・・」
ジェーン「いや、あのね・・・」
レイ「それはムリですね。あいつは世界を滅ぼしかねない力を持っています。ま、それを言ったらジェーンさんや
 ファイロも同じなんですがねぇ・・・」
ジェーン「喧嘩売ってるのかレイ!」
レイ「ひいい・・・ジェーンさん、眼が紅くなってますよ・・・」
そんなことを言いつつ到着したパンドラ・・・
セレナ「・・・封じられた墓標・・・ソーサロード終焉の地・・・」
ジェーン「ソーサロード終焉の地から始まり・・・」
ファイロ「そしてソーサロード終焉の地で終わろうとする・・・か・・・」
バグデム「感傷に浸っている暇はねぇ・・・」
ジュール「・・・バグデム・・・」
バグデム「フフフ・・・貴様には感謝しておかなくてはならないことが1つだけある・・・ブラッディ・アイズ
 の・・・いや、ソーサロードの真価を発揮させてくれたのだからなぁ!」
ジュール「・・・くっ・・・やはり・・・そういうことか・・・」
※塔の上空から行けばいいのでは?との考えですが、真価を解放させることが出来るのはソーサロードだけ
 ってことです。ブラッディ・アイズではゲートを開くことはできないんです・・・
ジェーン「私を利用した!?」
バグデム「オー=ディルの塔はブラッディ・アイズではどう頑張っても入ることが出来なかったからなぁ・・・
 お前らの真価を発揮させた代わりに俺も発揮させてもらったのよ・・・」
ファイロ「ふん・・・ならば勝負は振り出しに戻ったのではないか!?」
レイ「・・・」
ゴウウッ
バグデム、ジェーン、ファイロ・・・3人とも闘争本能むき出しだ・・・
バグデム「ノウトクロノ!」
ジェーン、ファイロ「フレアオブサン」
ドゴジュアアアッ
全てを朽ち果てさせる無の輪と莫大な熱量を持つ炎の球とがぶつかり合い相殺される
バグデム「ハハハハ・・・やるじゃねえか!!」
ユラ「な・・・にぃ!?」
セレナ「2人がかりの炎系禁呪文フレアオブサンを防いだ!?」
ジェーン(くっ・・・これが・・・ブラッディ・アイズの真価というわけね・・・)
バグデム「フハハハ・・・楽しもうぜ・・・終焉の世界を!」
ファイロ(・・・ヤバイ・・・ぞジェーン・・・)
ジェーン(ええ・・・分かっているわ・・・こいつは・・・手ごわい・・・)
バグデム「ヘルアンドインフェルノ」
ドギョアアアッ
2つの闇の球体をジェーンとファイロに打ち出す
ジェーン、ファイロ「レイザーレイ」
キュインッザシャアアッ
光の刃が闇を斬り裂く
ジェーン「はあっ!」
ギュンッ
そのまま一気に斬りかかる
バグデム「プラズマカッター」
バチバチバチッ
電気エネルギーを集めた刃で応戦
ファイロ「こっちだ!」
バッ
背後からも光の刃・・・
バグデム「それくらいお見通しだっ!」
バヂンッ
プラズマカッター2刀流・・・
ジェーン「ここからが本番よ・・・」
ジェーン、ファイロ「レイザーレイ」
キュインッ
2人も2刀流・・・
ファイロ「4つ同時には受けられまい・・・」
バグデム「やってみろぉ〜〜〜」
THUNDER!!
ジェーン、ファイロ「ぐくうう・・・」
雷に弾かれる2人
ジェーン「・・・何!?今・・・の!?」
バグデムは一体・・・何をしでかしたのか!?


続

前の話へ 戻る 次の話へ