S.B.J.
FILE102 〜真夜中の攻防戦〜



ジェーン、一仕事終わりかけたその時・・・ファイロ登場!ピンチを救ったのは・・・偶然ソーサロード撃滅に
現れたブラッディ・アイズだった・・・(と、言うか利用・・・)そして2人は逃げる・・・
ファイロ「おい、レイ、この拘束魔法どうにかならんのか!?」
レイ「生憎、ボクにそういう魔法はムリでして・・・」
と、言っているそばから・・・
バグデム「見つけたぞ・・・ソーサロード!!」
レイ「あらら・・・見つかっちゃいましたね・・・」
ファイロ「そんな呑気な・・・」
バグデム「・・・分からんな・・・」
ファイロ「何が!?」
バグデム「お前は魔族みたいなもの・・・となれば邪魔になるものは捨ててでも戦いに参加するはずだ・・・」
レイ「ええ、確かに・・・」
バグデム「ならば、なぜファイロ足手まといを捨てない?」
レイ「いやぁ、捨てたいのもやまやまなんですが、そうするとジェーンさんになんかされそうで・・・あははは」
バグデム「ハハハハ!!!」
ファイロ「おおい!!」
バグデム「くだらん・・・死ね!!」
ゴガガガガガガッ
いきなりインフィニティ
レイ「おおっと・・・当たりませんよ・・・」
軽々回避
ファイロ「うはあああ!?ちょ、こんな動き・・・ついていけるもんじゃないぞ!」
無茶苦茶な回避方法なのでファイロはたじたじ
レイ(さて・・・どうしましょうかねぇ・・・せめてジェーンさんが帰ってくればどうにかなるんですがねぇ)
バグデム「いつまでも回避できると・・・」
ジェーン「待たせたわね!!」
ババ〜〜〜ン!!
ファイロ「ジェーン!!貴様!!」
レイ「お帰りなさい。ジェーンさん。」
もちろん金庫は持っていない
ファイロ「ええい!盗んだものはどこに隠した!?」
ジェーン「さぁ?警部、考えてみたら?」
レイ「今はそんなことしている場合じゃないですよ・・・」
ジェーン「分かってるわよ・・・イムーバルキュアー」
ババッ
まずはファイロの拘束魔法を解く
ファイロ「・・・ジェーン・・・この場は・・・バグデム撃退が優先だ」
ジェーン「分かってるじゃないの・・・」
レイ「やれやれ・・・」
バグデム「・・・フン・・・遺言はそれでおしまいか!?」
※律儀に待っていてくれたんですね・・・
ジェーン「遺言?それはそっちが遺すものよ!」
バグデム「大きく出たな・・・だったらやってみろ!」
レイ「インフィニティ」
バグデム「インフィニティ」
キュゴガッドドドドドッ
メビウスの波動同士がぶつかり合い、相殺される
バグデム「ナイトメアクラスター」
キュゴアッ
取り込んだものを悪夢へと誘う巨大な闇の球体を作り、放つ。
ファイロ「・・・ムーンライトティアー」
ザザァアアアア〜〜〜
光の雨が闇の球体を貫き、浄化、消滅させる
ジェーン(やっぱり、互角か・・・相手の方が・・・上・・・)
レイ(マズイですねぇ・・・これは・・・)
バグデム「フハハハハハ・・・相殺か!!・・・だったらコレはどうだぁ!ノウトクロノ」
ゴゴゴゴゴゴッ
巨大な光の輪が迫り来る
レイ「アレ・・・は!?」
ジェーン「何よ!?」
レイ「・・・見れば分かります・・・」
ファイロ「・・・ジェーン・・・」
ゴガガガガガガッ
触れたものが朽ち果てて、無へと帰っていく
ジェーン「・・・ヤ・・・バ・・・」
近づいてくる輪・・・
バグデム「フハハハハ・・・無へと消えろ!!」
と、その時・・・
ユラ「緑の鳳凰舞ヴァーダント・フェニックス」
ズゴアアアッ
地上から上空へ・・・緑色の不死鳥フェニックスが舞いあがる
バグデム「ぬう!?」
ジェーン「ユラとイオン・・・?」
セレナ「私のこの魔導波力測定器フォース・チェッカーのおかげでここに来れたんですからね・・・」
ジェーン「あ・・・そ・・・」
緑の不死鳥フェニックスは無の輪を斃すことが出来るのか!?


続

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