S.B.J.
FILE101 〜宝飾の島攻防戦〜



ジェーンの予告状・・・そんなものを何の気にも留めなかったダー=シャヘムの店員達だが・・・ファイロは
違う・・・
夜になりました・・・
ジェーン「さぁ〜て、行きましょうか!」
セレナ「娼婦・・・」
ジェーン「違うわ!!!」
レイ「お気をつけて〜〜」
ジェーン「今日は絶対に来ないように・・・イムーバルキャプチャー」
バッ
セレナを拘束
セレナ「ひ、ひどいです!こんなの・・・ダーリンだって滅多にしないんですよ!!」
※つまり、たまにするのか!?
ジェーン「じゃ、そういうことで・・・」
ダダッ
そしてジェーンは闇に消える
レイ「・・・さぁ〜〜て、ボクはどうしましょうかねぇ・・・」
・
・・
・・・
そのころ・・・
ファイロ「ジェーンが眼をつけそうな店・・・やはり街で一番の宝石店だろ・・・」
ファイロもダー=シャヘムへと急ぐ・・・
ダー=シャヘム表
ファイロ「・・・鍵が・・・開いてる・・・ジェーン・・・そこだ!!!」
バムッ
突撃・・・
ファイロ「・・・どこだ!?どこにいる!?」
※裏口から地下室にいます・・・
ジェーン「思ったとおり・・・この不自然な石垣こそが宝の隠し場所・・・」
石垣を崩して中に入り、内側から石垣を組み直す
ジェーン「ダイヤ原石、エメラルド原石・・・金塊に、ルビー、サファイア・・・よりどりみどりね。」
さっそく仕事開始・・・
一方・・・
ファイロ「裏から土台を頂きます・・・というのがよく分からん・・・いや、裏というのは裏口か!?」
すぐさま表口を出て、裏口へと回る
ファイロ「この・・・中に・・・」
早速地下室へと進む・・・
ジェーン「・・・さて、これだけの量の宝石を一度に運ぶにはどうしたらいいかしら・・・」
コツコツコツコツ
ジェーン(誰か・・・来る!?)
ファイロ「そこかああ!!ジェーン!!!」
ジェーン(あらん!?警部ファイロ!?何でまたここに!?)
石垣と・・・金庫
ファイロ「・・・逃げたか・・・」
バグデム「逃げた?・・・フフ・・・逃げ場は無いぜ・・・」
ファイロ「む!?貴様は・・・」
ジェーン「そしてブラッディ・アイズ!?こりゃヘビーな展開になってきたわね・・・」
バグデム「人生の袋小路に迷い込んだな・・・ソーサロード」
ファイロ「今は忙しい・・・なんて言っていられる場合ではなさそうだな・・・タイダルウェー・・・」
バグデム「イムーバルキャプチャー」
ババッ
ファイロ「うぐお!?な・・・にぃ!?」
ファイロの魔法発動前にバグデムの拘束魔法が発動
バグデム「まずは1人・・・か・・・」
ファイロ「ぐ・・・く・・・体が・・・動かん!?」
バグデム「さぁ、死・・・」
ドゴアアアッ
バグデム「何ぃ!?」
イキナリ石垣が崩れ、金庫とジェーンが飛び出す
※とりあえず、錬金術アルケミーで金庫を作り、その中に盗んだお宝を詰めて逃げることにしたんです。
ファイロ「やはりそこにおった・・・」
ジェーン「逃げるわよ、警部ファイロ」
ギュオンッ
そのままファイロを連れて一気に逃走・・・
バグデム「・・・フン、この俺から逃げられるとでも思っているのか!?」
バグデムも追跡を開始
ファイロ「ジェーン、やはり貴様・・・今回は現行犯逮捕・・・」
ジェーン「拘束状態でどうやって逮捕するんですか?」
ファイロ「ええい、うるさいっ!」
ジェーン「大体私はあなたを助けてあげたんですからね・・・そんなこと言われる筋合いはありません」
ファイロ「何を言う!その件と盗みとは別問題だ!」
レイ「おやおや・・・どうしたんですか?2人して・・・」
ジェーン「おお、ナイスタイミング・・・」
レイ「・・・と、言うことはかなり悪い予感・・・」
ジェーン「警部ファイロをよろしくね〜〜」
警部ファイロをパス
レイ「あ、ちょっとジェーンさん・・・」
バヒュ〜〜ン
ジェーン、金庫を持って逃走・・・何よりも仕事優先ということか・・・


続

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