S.B.J.
FILE100 〜宝飾の島闘盗戦バトル・オブ・レア



シャ=ウィル1の宝石店に眼をつけたジェーン・・・果たしてジェーンが狙うものとは・・・
夜になりました・・・
ジェーン「さぁ〜〜て、ちょっと行ってくる。」
セレナ「こんな夜更けにどこに行くんですか!?まさか娼婦館?」
ジェーン「あのねぇ・・・なんでまた・・・」
レイ「で、何を盗むか決めたんですか?」
ジェーン「それをこれから決めに行くの」
セレナ「ああ、窃盗お仕事ですか、何だ脅かさないでください」
ジェーン「アンタが勝手に想像しただけでしょうが!!・・・あ、言っとくけど、付いてこないでね。」
セレナ「夜の街をふらふら歩くなんてこの私には出来ません・・・」
ジェーン「あっそ・・・なら・・・」
セレナ「しかし!これも全てはソーサロードの研究のため!!行きましょう!!娼婦の館でもどこへでも!」
ジェーン「だから来るな!!レイ、どうにかしといて・・・」
バッ
そう言い残し、窓から飛び出す
セレナ「ああ、自殺!?」
レイ「・・・やれやれ・・・」
シャ=ウィル1の宝石店・・・ダー=シャヘム
ジェーン(安っぽい宝石ばかり置いているけど・・・こんな店に限って・・・)
ギッ
ジェーン「鍵かけてない・・・ま、宝石だらけの街だから、盗む人もいないってか・・・」
裏口から忍び込む
ジェーン(・・・私のこれまでの勘からするに地下室とかあるのよね・・・)
カンカン・・・トントン・・・ゴォンゴォン・・・
ジェーン「ふぅん・・・」
音が違う場所の辺りを調べ始める・・・
ガチャリッ
セレナ「なるほど、地下室ですか・・・」
ジェーン「そ、地下室に表には置けないような豪華な・・・って何でいるのよアンタ!!」
セレナ「ソーサロードの研究のためです!」
ジェーン「レイ・・・あいつ・・・」
セレナ「男に頼むのがムリなんですよ・・・トイレとか風呂とかに入ればこっちのもんです。」
ジェーン「・・・あっそ・・・じゃ、もうなんでもいいわ・・・とにかく、邪魔だけはしないでね」
セレナ「はぁ〜〜い。」
地下室には何の変哲も無い金庫が1つ・・・周りはなぜか石垣・・・
ジェーン「・・・」
セレナ「あの中にお宝が!?」
ジェーン「これは罠ね・・・」
セレナ「へ!?なんでですか?」
ジェーン「女の勘!」
セレナ「意外と適当に仕事するんですね・・・」
ジェーン「うるさいっ!つべこべ言うんだったら強制的に帰ってもらうわよ」
セレナ「あい、すみません・・・」
ジェーン「・・・さて、帰りましょうか・・・」
セレナ「へ!?」
ジェーン「私には私のやり方があるの・・・さ、帰るわよ!」
セレナ「はぁ〜い・・・」
・
・・
・・・
翌日
レアの海岸
ファイロ「・・・やっと到着・・・か・・・次からはもっと別な生き物にしよう・・・」
クラーケンに別れを告げる
ファイロ「しかし何だな・・・そこらじゅう宝石だらけ・・・海岸の砂浜でさえ宝石じゃないか・・・」
ダー=シャヘム
*「店長・・・これを!?」
*「何ぃ!?」
置手紙・・・『今日の宵の口、裏から土台を頂きます ジェーン』
*「どこにあった?」
*「入り口です・・・」
*「・・・フン・・・何を盗むと言うんだ?さっぱりワケが分からん・・・捨てておけ・・・」
*「え?いいんですか!?」
*「捨てろ!!」
*「は・・・はぁ・・・」
窓から投げ捨てる・・・
そして、その手紙は都合よく(本当に都合良いな・・・)ファイロの元へ・・・
ファイロ「何だ?手紙・・・いや、これは・・・予告状!!・・・今日の宵の口、裏から土台を頂きます 
 ジェーン・・・早速来たな・・・ジェーン・・・いや、待て・・・捨てられたってことは・・・もう終わった
 ってこと・・・いやいやいや・・・この手紙はまだ新しい・・・」
※どこの店の予告状か分かるんでしょうか!?
ファイロとジェーン・・・2人の戦いが始まる・・・!?


続

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