S.B.J.
FILE099 〜宝飾の島紀行!〜



イオンの発言により、イアペタスの観光案内をすることになったセレナ
パンドラ・・・
セレナ「では、行きましょうか」
ジェーン「そう・・・ねっ!緊急離陸」
ゴゴウッ
急発進
イオン「ど、どうしたんですか!?」
レイ「おやおや、あれはファイロ・・・ですかね?」
地上では・・・
ファイロ「待てぇ!!ジェ〜〜ン!!」
わ〜わ〜言っているファイロ
ジェーン「ふぅ・・・」
セレナ「・・・とりあえず・・・行きましょうか・・・」
ゴウンゴウンゴウン
ファイロを無視して一行は進む
ファイロ「フフ・・・発信機の感度は良好のようだな・・・待っていろ、ジェーン、貴様はこの俺が必ず逮捕
 してみせる!・・・そして元の世界に帰るんだ!!」
※ファイロはジェーンと違って元の世界に帰れないみたいです・・・
そのころ・・・ジェーン一行は・・・パンドラからイアペタスをまたいで北東へ進んでいた
セレナ「はい、下に見えますのが宝飾の島として有名なレアですよ。」
ジェーン「宝飾!?」
ユラ「食べ物いっぱいあるってことか」
イオン「お兄ちゃん、それ漢字が違う・・・」
ジェーン「降りる。降りる。降りる!!」
セレナ「え?あ・・・ちょっと・・・」
さっさとレアに降り立つジェーン
ジェーン「さぁ、お宝が私を待っているわよ〜〜」
イオン「ジェーンさんは怪盗なんです。」
セレナ「あら、そうなの〜〜」
※イアペタスにも警察機構がないみたいです。
セレナ「と、とりあえず、シャ=ウィルへ行きましょう?そこにもきっと・・・」
ジェーン「おっし!!」
レイ「やれやれ・・・バグデムが襲ってこないことを祈るだけですね・・・」
イオン「あ、それそうだね・・・」
シャ=ウィル
ジェーン「うわぁ・・・こんなツェルツラみたいな場所・・・本当にあるんだ・・・」
ユラ「なんだ?その俺の名前みたいな・・・」
レイ「ま、宝飾の島ですからね・・・宝石が有り余りすぎてあまり価値がないんですよ・・・」
ジェーン「・・・」
セレナ「気を落とさないで・・・きっととてつもなく価値のあるお宝ありますって・・・」
ジェーン「それもそうか・・・」
一方・・・
ファイロ「・・・しかし・・・艦もないのにどうやって海を渡ろう・・・」
*「フハハハハハ・・・ハハハハハ・・・」
海から能天気な笑い声が聞こえる
ファイロ「ぬ!?アレはあ!?」
クラーケンに乗ったケイン
ケイン「さぁて、エンセラダス1の魔導師ことケイン様が・・・このイアペタスを血の海にしてやろう!!」
ファイロ「フリーズシェル」
ドガキンッ
氷の粒がケインに激突・・・
ケイン「ごはああぅっ!?」
ドボンッ
そのまま海中へ・・・
ファイロ「巨大烏賊か・・・何もないよりはマシだな・・・」
ザバッ
ケイン「待ちやがれオッサン!!いきなり・・・って貴様はぁあ!!」
ファイロ「・・・借りるぞ」
ケイン「お、おい、待て、それは俺の・・・」
バビュィ〜〜〜ン
既にクラーケンはいない・・・
ケイン「ぬううううう・・・おのれぇえ!!!」
ファイロ「ほうほう・・・コイツは・・・ぬるぬると滑って掴まりにくいがスピードは出るじゃないか・・・」
つるりっ・・・ボチャンッ
ファイロ「ちょ、ちょっと待って・・・」
・
・・
・・・
結局クラーケンの脚の1本に吸われながら移動することに・・・
ファイロ「・・・なんという間抜な乗り方だ・・・」
そのころ・・・
ジェーン「ほうほう、これがシャ=ウィル1の宝石店ですか・・・」
イオン「みてみて・・・どれもこれも破格値だよ!!」
レイ「さてさて、ジェーンさん、どれを?」
ジェーン「生憎、安いのには興味ないのよね〜〜」
ユラ「俺の所持金でも買えるなこりゃ・・・イオン、指輪でも買おうか?」
イオン「へ?えええ!?」
ジェーン「・・・ふふ・・・」
ジェーンはこの店で何をエモノに決めたのか・・・


続

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