S.B.J.
FILE097 〜忌み子バグデム一時撤退〜



ジェーンとファイロがソーサロードだったという事実の上に現れた男はブラッディ・アイズの男だった・・・
そして、今・・・攻防が始まる・・・
バグデム「・・・行くぞ!」
ギュンッ
加速して一気にジェーン一行の前に
一同(速っ・・・)
ユラ「はっ!」
バグデム「バーニングブレード」
ガギンッ
炎の刃でユラと組み合うバグデム
バグデム「フフフ・・・ハハハハハ・・・」
ユラ「俺の顔、そんなにおかしいか?」
イオン「違うと思うよ、お兄ちゃん・・・」
ジェーン「イオン、ユラを守ってね・・・」
イオン「へ!?」
ダダッ
ファイロと2人で前に出て
ジェーン、ファイロ「フレアオブインフィニティ」
ズドドドドドドドドドッ
そのままユラ、バグデムめがけて炎を纏ったメビウスの波動を放出する
バグデム「ぬうああああ!?」
イオン「くううっ・・・」
イオンはGAスタッフの結界で何とかユラを守る
バグデム(ソーサロード2人とは・・・さすがに強・・・)
シュイ〜〜
バグデム「ぬ!?」
バグデムを覆い隠すような影・・・
レイ「こっちです」
ドゴガッ
背後を取られ、そのまま錫杖で殴りつけられる
バグデム「うおおお!?」
イオン「ていっ」
ガギイイッ
地上ではイオンが空中にバグデムを打ち出す
バグデム「ぬおおああああ!?」
空中で体勢を立て直そうとするバグデムに・・・
ユラ「スレイヤーダンス」
ズドガガガガガガガガキッ
華麗なる剣の荒らしが舞う
バグデム「ガハアア!?」
ドガアアアッ
そして、そのまま地面に・・・
ユラ「・・・まだダメだな・・・」
ジェーン「ええ・・・」
レイ「さすがはブラッディ・アイズ・・・」
バグデム「フハハハハ・・・なるほど、デスロゴスを斃せたわけだ・・・」
ファイロ「何だ!?そのデスロ・・・」
ジェーン「あとで説明してあげるわ・・・レイが!」
レイ「ええ?ボクがですかぁ?!」
イオン「あの・・・」
バグデム「ふん・・・まぁ、いい・・・この人数だと分が悪い・・・ここは退かせてもらおう・・・」
ヒュオアッ
一気に天高く舞いあがる
ユラ「野郎・・・いつのまに・・・」
バグデム「ハハハハハ・・・覚えておけ!俺がお前ら全員を殺してやる存在だということに・・・ハハハ!!
 ハハハハハ!!!」
ヴオンッ
そう言い残し、バグデムは消える
ジェーン「・・・退けた・・・」
レイ(これは大変なことになりましたねぇ・・・)
ファイロ「ジェーン、逮捕・・・」
ジェーン「されるかぁっ!」
スカッガチャンッ
ファイロの手錠が飛び、ジェーンが回避する・・・
ユラ「ってなんで俺にぃ!?」
ファイロ「ええい、後で外す・・・待て!!ジェーン!!」
ジェーン「あはは・・・こっちですよ〜〜〜」
ドダダダダッ
レイ「・・・楽しそうですねぇ・・・」
ユラ「頼むからコレ、外してくれよ!」
・
・・
・・・
1時間後、ジェーンが戻ってくる。
ジェーン「さ、警部ファイロが戻ってこないうちに帰るわよ」
ユラ「なぁ、この手錠・・・外して・・・」
両手を差し出す
ジェーン「あ〜〜、もう」
バキンッ
錬金術アルケミーで軽々解除
ジュール「・・・すまんな・・・ジェーン・・・我々ソーサロードの過ちゆえに・・・」
ジェーン「何言ってるの?過ぎたことは過ぎたこと。いつまでもくよくよしてちゃ人生楽しく過ごせないわよ。」
ユラ「あの人、もう人生終わってるんだけどな・・・」
ジェーン「例えよ例え!!」
レイ「さて、ではそろそろ戻りますか・・・」
ジェーン「・・・ところでレイ・・・」
レイ「はい、何でしょう?ジェーンさん?」
ジェーン「警部をここに導いたのは貴方よね?」
レイ「あっ、アーウェルンクス様が呼んで・・・」
ガシリッ
しっかりと掴むジェーン・・・
ジェーン「うふふ・・・」
レイ「あは・・・あははは・・・」
レイ・・・アーメン・・・


続

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