ジュールの残留思念から語られる真実・・・ソーサロードとブラッディ・アイズ・・・ジェーンとファイロは
もともとこの世界の住人だったのだ！
ジュール「そして・・・」
ユラ「なぁなぁ・・・」
ジェーン「何？このいいところに・・・」
ユラ「ブラッディ・アイズって結局どうなったんだ！？今見かけたりしないし・・・」
イオン「あ、そうだよね？そんな強いのいたら世界はとっくに滅んでるもんね」
セレナ「文献によると、神王、魔王の連携により滅んだ・・・となっていますが・・・」
ジュール「そうだ。さしものブラッディ・アイズもソーサロード殲滅戦で消耗しきっていた・・・そこを神と魔
　の連携で滅ぼし去ったのだ・・・」
セレナ「神が自ら創り上げた存在を消し去る・・・なんとも・・・」
ジェーン「はいはい、そこまで・・・で、さっきの言いかけたことは！？」
ジュール「・・・ああ、ソーサロードならばその波動から一目でそれがソーサロードだと分かる・・・そして、
　コーデリアの子孫だが、近くにいる・・・」
ファイロ（くそっ！まさか・・・本当にそのまさかなのか！？）
イオン「ええええ！？」
ジュール「その波動・・・いや意志から察するにジェーン、お前の良く知る人物のようだな・・・」
ジェーン「私の良く知る・・・？」
レイ（フム、どうやらここまでのようですね・・・ん？）
何かの気配に気がつく・・・が、すぐにその気配は消える
レイ（・・・なんだったんでしょう？あの波動は・・・？）
ガサリッ
セレナ「だ・・・誰！？」
ファイロ（レイ、お前っ・・・）
茂みのなかから見えるは見覚えのある錫杖・・・
ジェーン「・・・」
イオン「アレって・・・レイの・・・！？」
バサッ
レイ「あはははは・・・バレちゃいましたね〜〜〜」
ファイロ「おい！貴様ぁ！！」
ジェーン「ぐげげげげげ！？なんで警部（ファイロ）が！？」
ジュール「ファイロ・・・と言うのか・・・」
ジェーン「へ！？」
セレナ「ってことは・・・」
ＢＥＥＥＥＰ！！ＢＥＥＥＰ！！
ジェーンに試したテスターをファイロに近づけると案の定反応を示す
ジェーン「ウッソ・・・」
ファイロ「・・・ええい、まぁいい、こうなったらこの場でジェーン、お前を逮捕！！！」
ジェーン「待ちなさいよ！私は何もやってないじゃないの！！」
ファイロ「逮捕礼状がここに・・・」
上着の内ポケットに手をつっこむファイロだが・・・
ファイロ「しまった！あっちの世界か！？」
ジェーン「ふふ〜〜ん、礼状が無いんじゃあ逮捕できないわね。」
ユラ「？？？なぁ、イオン・・・一体・・・何がどうなってんの！？」
イオン「えっとね、あのファイルだかなんとか言う人がコーデリアの子孫でソーサロードの最後の末裔でジェーン
　さんを追っている人だったの」
ユラ「な・・・何いぃ！？」
ジェーン「ここはトンズラ・・・フレアオブサン」
ゴアッ
巨大な熱量の球体がファイロに飛ぶ
イオン「ジェーンさん、そんな魔法使っちゃ・・・」
セレナ「ななな、なんて魔法を！！やめてください！！遺跡が・・・ここは重要文化財なんですよおお！！」
ファイロ「甘いっタイダルウェーブ」
ガカアアッ
津波が押し寄せ、炎を掻き消す・・・つまり、炎と水による相殺・・・
ジェーン「うそん・・・」
ファイロ「魔法というのはなかなかどうして・・・便利だな・・・」
ジェーン「くっ・・・」
ヒュオアッ
ジュール、レイ「む！？」
何かが来る・・・
＊「フハハハハハ！！インフィニティ」
ズドドドドドドドドドッ
いきなり放たれるメビウスの波動
ジェーン、ファイロ「シールドブレス」
ゴカアアアッ
とっさに防御魔法を唱えて防御する２人・・・
＊「フフフ・・・フハハハハ・・・ハハハハハハ！！！」
ユラ「一体何だってんだ！？」
突如現れた・・・その人物の正体は一体？！


続