コンカーヴォ出現、四聖神はその生命を捧げてコンカーヴォの力を削ぎ・・・そしてジェーン一行との死合が
始まった・・・
コンカーヴォ「行くぞっ！！壊闇抹虎刃（かいあんまっこじん）！」
ドオンッ
破壊のオーラの虎がユラを襲う
ユラ「うおお！？」
咄嗟に身を退くユラ
ジェーン「フレアオブサン」
ゴジュアアアッ
その直後、ジェーンの炎の剣が虎を焼く
イオン「大丈夫？お兄ちゃん？」
ユラ「ああ・・・しかし・・・」
コンカーヴォ「何を驚く！？四闇神は我が作った存在。その我が作った存在の技を使えても不思議ではあるまい」
ユラ「はぁ、なるほど。」
ジェーン「いや、不思議に思いなさいよ！」
レイ「と、言う事は四闇神の技は全部あなたの借り物だったというわけですね・・・」
コンカーヴォ「・・・フン・・・」
ジェーン（なるほど・・・ただ借りただけの技と自ら作り上げた技とでは威力が違うわ・・・これはちょっと
　どころかかなり厄介ね・・・）
コンカーヴォ「続いて滅闇衝龜刃（めつあんしょうきじん）」
ドウンッ
破滅のオーラの玄武が襲い来る
レイ「ヘルアンドインフェルノ」
キュドガアッ
２つの闇の球体が玄武を捕らえ、相殺する
シュオオオアッ
レイ「ムダですよ・・・ムダ・・・」
レイ（・・・何とかなりましたね・・・）
コンカーヴォ「さらに怖闇葬畏刃（ふあんそういじん）」
ドオオッ
畏を孕み（アー・コンスィーヴ）を刃に纏わせ斬りかかる
ユラ「メビウス・フェニックス」
ズガンッ
闇を斬り裂く光の刃・・・
コンカーヴォ「・・・絶闇廣虚刃（ぜつあんこうきょじん）」
キュゴアアッ
左手で絶望のオーラを収束させた球体をつくり・・・
イオン「翠の墓標（ヴァーダント・グレイヴ）」
ドゴカッ
ＢＯＯＯＯＯＯＭＢ！！
絶望の球体を狙う緑色の球体・・・そして爆発の衝撃で消し去る・・・
コンカーヴォ「フフフ・・・フハハハハハ・・・」
ユラ「何笑ってんだ？アイツ！？」
ジェーン「さぁ？・・・」
イオン「じゃ、ぱっぱと勝負をつけるよ」
レイ「インフィニティ！」
ゴガガガガッ
イオン「翠の墓標（ヴァーダント・グレイヴ）」
グオッ
ジェーン「フレアオブサン」
ユラ「メビウス・フェニックス」
ドドドドッ
４人の同時攻撃！メビウスの波動と緑色の球体、白き不死鳥（フェニックス）に炎の刃がコンカーヴォを襲う
コンカーヴォ「刃有漏（はうろ）・漆天衝（しちてんしょう）」
ドカッ
一同「ぐ・・・お！？」
７つの刃が全ての攻撃を掻き消す
コンカーヴォ「フフフ・・・フハハハハハ！！」
ユラ「ぐ・・・」
ジェーン「何なの！？あの威力・・・」
コンカーヴォ「我が力はここからが真骨頂よ！」
ジェーン（ここからが真骨頂・・・つまり、アレ以上の技をまだ隠し持っているってことね・・・）
レイ（やれやれ、四聖神さん・・・力を削いだと言っても我々にとっては削いでないも同然ですよ・・・）
コンカーヴォ「フフフ・・・神の力がいかに強力であるか思い知ったか！？」
ジェーン「まだまだ勝負はこれからよ！」
ボロっと・・・
コンカーヴォ「そんな姿で何ができる！」
イオン「何ができるかじゃなくて何をすべきか・・・」
ユラ「この世界を守る為にもお前を斃さなくちゃならねぇんだよ！」
レイ「ま、そういうことですね。」
ジェーン「レイ、なんかやる気なくなるじゃないの！」
コンカーヴォ「ならば絶望を思い知るがいい！！刃有漏（はうろ）・終死天衝（じゅうしてんしょう）」
ズドゴアアアアアアッ
一同「ぐううう！？」
放たれる死の一閃。ジェーンら４人を一瞬にしてまとめて地面に叩きつける
コンカーヴォ「フハハハハハ・・・ハハハハハハハハ！！！」
ユラ「ぐ・・・ぐぐく・・・強・・・い」
レイ「厄介極まりない相手ですね・・・」
イオン「みんな、大丈夫！？」
ジェーン「ええ・・・なんとかね・・・」
ジェーン（とはいえ、どうやってアレを斃そうか・・・）
戦力の差は歴然・・・本当にコンカーヴォを斃す事はできるのか！？


続