S.B.J.
FILE081 〜終わりの始まり〜



ディスパラレとの死闘・・・ジェーン一行のコンボを喰らってボロボロになったディスパラレはコンカーヴォの
手によりあえなく撃沈する・・・そして・・・
コンカーヴォ「四聖神・・・それに人間・・・か!?四闇神全てを退けるとはたいしたものではないか」
ユラ「正確には1人はアンタが斃したんだけどな」
イオン「お兄ちゃん・・・」
コンカーヴォ「その返礼として・・・キサマラに真の地獄を見せてやろう・・・」
ユラ「ヘッ!やってみろぉ!」
ラグレスト「コンカーヴォ!!我が世界の恨み・・・しかと受けよ!!」
ゴウンッ
ユラ「うおおお!?」
いきなりユラがコンカーヴォに向かって飛んでいく
イオン「お兄ちゃん!?」
ユラ「ちょ・・・待て!!落ち着けラグレスト!」
ガッ
だが、簡単にコンカーヴォに捕まれるラグレスト
コンカーヴォ「キサマの世界の住人が弱かったからそのような結果となったのだろうが!フフフ・・・何を
 世迷言を・・・」
ギシギシギシッ
ラグレスト「う・・・ぐおお!?」
今にもラグレストを握りつぶす勢い
イオン「ハイドロプレスター!」
ドウッ
巨大な水の塊を放つ
コンカーヴォ「無駄なことを!」
ドガンッ
ユラ「ぐおおあああ!?」
ユラごと水の塊に投げつける
イオン「お、お兄ちゃん!?」
ユラ「だ、大丈夫!おい、ラグレスト・・・水かぶって少しは冷静になったか!?」
ラグレスト「・・・すまん・・・」
スペラーレ「今こそ我等が出番・・・」
グオオッ
そう言うなり四聖神の4人が一斉にコンカーヴォを取り囲む
コンカーヴォ「コンパットの飼い犬が!キサマらごときでは我の相手になるか!」
アボード「ラグレスト・・・あなた方の世界への侵攻を食い止められなかった我々は罪人です・・・」
リナシタ「謝って澄むという簡単な問題ではないという事は重々承知しています・・・」
ペスカ「だからこそ・・・この世界で諸悪の根源を断つ!」
ラグレスト「お前等、死ぬ気か!?」
コアアアアッ
4人が光り輝く
コンカーヴォ「ぬ・・・ぬぐううう・・・」
スペラーレ「滅びよ!コンカーヴォ!」
ドゴアアアアアアアッ
光が集まる
レイ「くうっ・・・」
コンカーヴォ「刃有漏はうろ漆天衝しちてんしょう」
ズドドドドドドドッ
四聖神を貫く7つの刃・・・
四聖神「ごはあああ!?」
フッ
そして消える光・・・
ユラ「光が・・・収まった!?」
イオン「み・・・見て!!」
ジェーン「あれは・・・!?」
サラサラ・・・と崩れ逝く四聖神
リナシタ「・・・これで・・・コンカーヴォの力は・・・削がれた・・・ハズ・・・」
スペラーレ「あとは・・・お前達のその力を・・・もって・・・」
コンカーヴォ「消えろ!」
ボンッ
四聖神・・・消滅
ラグレスト「・・・バカヤロウ・・・どんな罪の償い方だよ!」
ユラ「・・・行くぞ・・・ラグレスト・・・あいつらの死を意味あるものにするために・・・」
コンカーヴォ「意味有る死だと!?・・・そんなことを考える必要は無い。なぜなら全員この場で死ぬからだ!
 全員なぁ!」
ジェーン「あら、それはどうかしら!?」
レイ「やってみないとわかりませんよ。」
ユラ「覚悟しろよ・・・コンカーヴォ」
イオン「許さないんだから」
ふおんっ
4人、コンカーヴォを取り囲む
コンカーヴォ「やってみるがいい!!」
グニャリッ
空間を歪めて剣を取り出す
コンカーヴォ「虚へと誘う死の刃・・・有漏母衣過ウロボロス・・・この太刀受けてみよ!」
ユラ「うおおお!!」
ガギンッ
まずはユラが剣を受ける
ラグレスト「コンカーヴォ!」
ギリギリギリッ
ユラ「落ち着けよ、ラグレスト・・・焦りは禁物だ・・・」
ラグレスト「・・・ああ。」
ついに始まった最終決戦・・・はたして一行はコンカーヴォを斃すことが出来るのか!?


続

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