S.B.J.
FILE075 〜神の滅ぼし方!〜



ジェーン一行の前に現れたのはこれまたポルツからやってきた神・・・四聖神と名乗り四闇神を討つためにこの
世界にやってきたのだという。しかし、彼らに対しラグレストは怒りをぶつけるのであった・・・
スペラーレ「・・・あなたがたの世界が破壊されたということも知りました・・・しかし・・・」
ラグレスト「しかし、何だ?言ってみろ!!」
スペラーレ「我々を許せ・・・とは言いません。ですが・・・この世界で全てを終わりにしなくてはなりません」
ラグレスト「終わりに!?」
ペスカ「はい。アニエント、ロヴィナを斃したようですが・・・」
ジェーン「ええ、まぁ・・・」
ペスカ「四闇神は我々四聖神でなくては滅ぼすことが出来ません。コンパット様が歳虚神に滅ぼされたのと同様
 に・・・」
ユラ「歳虚神!?」
リナシタ「四闇神を作り上げた存在です。」
ユラ「あっそ・・・」
ジェーン「ってことは・・・いずれアニエント、ロヴィナが復活してしまうってわけ!?」
アボード「結論から言えばそうなるな・・・」
ユラ「なっ、冗談じゃねえ!」
スペラーレ「ですから我々が完全に滅ぼそうと言うのです・・・」
ラグレスト「・・・もう2度と異世界を破壊させない・・・それがお前たちの罪滅ぼしというわけか!?」
スペラーレ「・・・ええ・・・極めて自分勝手であるとは重々承知しております・・・しかし、何もしないわけ
 にはいかないのです・・・」
ラグレスト「・・・フン・・・好きにしろ・・・」
レイ「四闇神は我々ではどこにいるのか察知できません・・・あなたがたは・・・どうですか!?」
スペラーレ「・・・察知できる・・・」
ペスカ「しかし、1人しか感じられませんね・・・」
アボード「歳虚神を迎えにいっているのかもしれません。歳虚神だけはこの世界に気配を感じませんでしたので
 ・・・」
ユラ「はぁ・・・」
イオン「そいつって何しているんだろうね?」
リナシタ「サラントへ侵攻する前に侵攻していた世界、あの世界を完全に破壊しているのでしょう・・・」
ラグレスト「完全に・・・か・・・」
ペスカ「ええ・・・世界が最初からなかったかのように・・・破壊するのです。」
ジェーン「で、とどのつまり、四闇神やつらは今どこに居るわけ!?」
リナシタ「・・・アブディル火山山頂上空・・・」
レイ「アブディル火山ですか・・・やれやれ・・・厄介な場所にいるものですねぇ・・・」
ユラ「そのアブディル火山ってのは何だ?」
レイ「何でも死の山として恐れられている火山で、地元の人も寄り付かなく、さらに立ち入ることをジェーナス
 自体が禁じている場所です。」
ラグレスト「それでは攻め入ることが出来ないではないか。」
リナシタ「・・・ええ・・・」
アボード「ですが、それはあくまで地上からの進入の話です。」
ジェーン「なるほど、上空から直接行けば大丈夫と?」
ユラ「・・・イオンは飛べる?」
イオン「大丈夫だよ、お兄ちゃん。」
レイ「しかし、飛んで行くにしろ・・・結構遠いですよ・・・ここから・・・」
ジェーン「う〜〜ん、ノールの箱舟で行くにしろ、狙ってくださいって言っているようなものだしねぇ」
スペラーレ「我々が移転させよう・・・」
ラグレスト「そうなれば、善は急げだ・・・早速・・・」
ペスカ「ですが、その前に、準備はよろしいですか!?」
ジェーン「私はいつでもOK」
イオン「こっちもOKだよ。」
ユラ「俺もだ・・・」
レイ「ボクもですね」
リナシタ「即答か・・・聞く必要もなかったかもしれんな・・・」
ラグレスト「とにかく、ぱっぱと行くぞ・・・」
スペラーレ「・・・分かった・・・」
キョアアアアアッ
と、言うとジェーン一行を光が包み・・・
ヴオンッ
一同「わあっ!?」
そのままアブディル火山へひとっ飛び♪
アブディル火山
アンゴシア「・・・何か来ますね・・・これは・・・」
いよいよ最終決戦へ向けて・・・話が進む!?


続

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