S.B.J.
FILE076 〜死の山での邂逅〜



四聖神、四闇神の居場所を把握して、一行はついに四闇神の本拠地へと向かう
アブディル火山山頂・・・
ヴオンッ
ユラ「こ・・・ここが!?」
ジェーン「アブディル火山・・・」
アンゴシア「・・・ぬ!?」
ペスカ「見つけましたよ・・・四闇神!」
アンゴシア「・・・そうか、四聖神お前らもこの世界にやってきたのか・・・」
アボード「もうこれ以上世界を破壊させませんよ」
アンゴシア「フン・・・黙れ!」
レイ「1人居ないようですが、そのほうがこちらとしても好都合ですね・・・死んでもらいますよ?」
アンゴシア「ハッ!恐怖の神、アンゴシア様によくもそんな口をたたけるものだな・・・よかろう!殺す!!」
グオオオッ
邪気が増す
アンゴシア「恐怖の烈爪よ!」
グニャリッ
空間を歪めて三叉の大鉾を取り出す
アンゴシア「まずは軽く・・・怖闇衝鬼刃ふあんしょうきじん」
ドドドウッ
三叉の先端から3つの剣閃が飛んで来る
ジェーン「フレアオブサン」
ドジュアアアアッ
莫大な熱量の火の玉で消し去る
ユラ「誰かさんにもにも言ったが、無駄だぜ?」
※素でロヴィナの名前を忘れています。だから『誰かさん』・・・
アンゴシア「ふん・・・いい気になるのも今のうちだ・・・そのうち貴様らは恐怖に悶え死ぬ!!」
レイ(どうやらロヴィナのようにスピードがあるというわけではありませんねぇ・・・)
ユラ「フェイタル・ブロウ」
ゴアッ
剣閃を飛ばして様子を見るユラ
アンゴシア「ハッ!そんなチャチな風で我を斃せるかっ!」
ドゴアアッ
恐怖の烈爪を振り下ろして弾き飛ばす
ユラ「ぐ・・・おおお!?」
ドゴンッ
そのまま地面に・・・
イオン「お兄ちゃん!?」
ジェーン「スピードよりもパワーか・・・」
ユラ「ちい・・・油断したぜ・・・」
そのころ・・・ふもとでは・・・
*「おい、死の山で何か物音が聞こえなかったか!?」
*「おいおい、恐ろしいことを言うんじゃないぞ・・・」
*「しかし・・・確かに・・・」
*「何か・・・よからぬことが起こらなければいいのだが・・・」
不安を募らせる地元の人々・・・
で、話は戻り・・・
アンゴシア「そらあっ!怖闇衝飛刃ふあんしょうひじん」
ゴアッ
恐怖のオーラを蓄えた三叉の大鉾をユラめがけて投げつける
ユラ「ちいいっ」
ドゴガアアッ
回避・・・地面に大穴が開く
イオン「ひいあああ!?」
ユラ「すげぇ・・・破壊力・・・」
グオンッ
そして、すぐさま大鉾がアンゴシアの手元に戻る
アンゴシア「全ての存在にも恐怖がある・・・そして、その『恐怖』の前に脆くも崩れ去るのだ!」
ジェーン「じゃあ、やってみなさいっ!フレアオブサン」
レイ「インフィニティ」
ドゴガアアッ
炎を纏ったメビウスの波動がアンゴシアを襲う
アンゴシア「怖闇衝鬼刃ふあんしょうきじん」
ドドドオンッ
レイ「むぅ!?」
3つの剣閃が炎のメビウスを打ち消す
アンゴシア「フハハ!恐怖に打ち萎れて死ぬがいい!!怖闇衝種刃ふあんしょうしゅじん」
ドゴゴゴゴオオッ
恐怖の波動を秘めた球体が無数に精製される
ペスカ「気をつけてください・・・あれに触れたが最後・・・恐怖に身悶えしながら・・・死にますよ!」
イオン「ふえええ!?」
ユラ「ちいっ・・・」
レイ「やれやれ・・・厄介な攻撃です・・・」
バババババッ
ジェーン、レイ、ユラそれぞれ神の力を駆使して恐怖を駆逐して行く
アンゴシア「そこだっ」
ドッ
ジェーン「何!?」
3人が駆逐している隙をつき、イオンのもとへ・・・
ユラ「はっ・・・しまっ・・・」
アンゴシア「まずは貴様から恐怖へと送ってやる・・・怖闇衝飛刃ふあんしょうひじん」
ゴッ
イオンめがけて恐怖の烈爪が飛ぶ
ユラ「う・・・おおおおおお!!」
ドウンッ
イオンを守ろうとすぐさまその場を離れる
アンゴシア「無駄な足掻きだ!!」
イオン「お兄ちゃ・・・」
イオン、絶体絶命・・・果たしてユラは守り通すことが出来るのか!?


続

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