S.B.J.
FILE072 〜破滅の死合ルーイン・デスマッチ 後編〜



神の力と神の力の激突!ユラとロヴィナの戦いは白熱していったのであった・・・
ロヴィナ「神に劣る存在のくせにぃいいい!!」
ユラ「神、神って何でもかんでも神が一番偉いわけじゃないだろうが!!」
ガギャアアッ
両者、高速移動を繰り返しながら斬撃を繰り出す・・・
ジェーン「・・・今、どこにいるか分かる?レイ」
レイ「う〜〜ん、感じることはできますが・・・速いですね・・・そこにいたのかと思うとすぐさま消えて
 しまいます」
イオン「はえ〜〜〜」
やることが無いので地上で傍観する3人
ロヴィナ「・・・ほう・・・他のものどもは傍観に徹したのか・・・賢い選択だ・・・そこで大人しく滅びを
 待つがいい」
地上を見下ろしながらそんなことを言う
ユラ「ふざけるな!貴様にイオンは殺させんッ!!」
※なんだか守る対象がピンポイントなんですが・・・ジェーンやレイはどうなってもいいと?
ロヴィナ「守るか!?・・・フン、だが守りながらの戦いは不利なだけだ!・・・そう、お前たちはそういう
 存在よ・・・守るべきものがあれば弱くなる・・・」
ユラ「違う!それは大きな間違いだ!俺達は・・・守るべきものがあるからこそ強くなれる!」
ズバアアアッ
ロヴィナ「ぬうう!?」
破滅の噛牙ごうがを圧し、そのままロヴィナを斬り飛ばす
ユラ「スレイヤー・ダンス」
ドドドドドドドッ
そして一気に反撃に出るユラ
ロヴィナ「ぬ・・・ううおおお!!」
ロヴィナの周りを移動しながら優雅に斬り刻む
バシュッザシャッ
ロヴィナ(防ぎきれない・・・だと!?ぬう・・・)
ユラ「ハアアアッ」
ブウンッ
最後の一撃に入るユラを・・・
ロヴィナ「むおっ」
ガッ
ユラ「なっ!?」
左手でラグレストを掴み、動きを封じる
ロヴィナ「ったり!滅闇襲撃刃めつあんしゅうげきじん」
ズドゴアアアッ
ユラ「ゴハアアアッ」
ドガアアンッ
イオン「お、お兄ちゃん!?」
高速移動をしていなかった分威力はそがれたがまともに直撃を受け、地面に激突するユラ
ユラ「ぐ・・・く・・・」
ロヴィナ「神をあまりなめるなよ!!」
イオン「お兄ちゃん、すぐ治すから・・・レストレーション」
キュオオアアッ
すぐさま回復魔法を唱えるイオン
ロヴィナ「回復など無意味ッ!貴様はここで滅びるのだ!」
ゴッ
高速移動でユラに襲い掛かるロヴィナに対し・・・
ジェーン「フレアオブサン」
レイ「インフィニティ」
ドドドドッ
莫大な熱量の炎とメビウスの波動が押し寄せる
ロヴィナ「ぬうううう・・・」
ユラ「お前の相手は俺だ!」
イオン「お兄ちゃん!?まだ回復が・・・」
ユラ「後でな・・・今はロヴィナを斃すことが先だ!」
ロヴィナ「フン・・・滅びに急ぎたいか!?」
ユラ「いいや、滅ぶのはお前のほうだぜ!ロヴィナ!」
ロヴィナ「・・・よかろう・・・滅べ!!滅闇衝龜刃めつあんしょうきじん」
キュドゴオオッ
破滅のオーラで玄武を具現化しユラを襲う
ユラ「メビウス・フェニックス」
コアアアアッ
白き剣閃が鳥を形作り、ロヴィナに襲い掛かる
ロヴィナ、ユラ「はああああっ!!!」
ガカァッ
2つの技が激突し・・・
ユラ「ぐ・・・くく・・・」
イオン「お、お兄ちゃん!?」
やはり負傷しているユラには厳しいものがある・・・
ロヴィナ「フハハハ!そのまま滅びる・・・」
レイ「ラスターネイル」
ズガギャアアアアア
突如背後から光が飛んで来る・・・
ロヴィナ「ぐおがっ!?光の・・・爪!?」
そう、光の爪・・・それも巨大な3つの鉤爪がロヴィナを引き裂く
レイ「これで終わりですよ・・・ロヴィナ・・・滅びるのはあなたのほうでしたね・・・ふふ・・・」
ロヴィナ「あ・・・があ・・・!?」
ボシュアアアアアッ
ロヴィナ・・・滅びる・・・
ユラ「はぁ・・・はぁ・・・」
イオン「お、お兄ちゃん!!」
すかさずユラに駆けつけるイオン・・・
四闇神・・・残り半分!!


続

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