S.B.J.
FILE059 〜死合の終わり…〜



デスロゴス復活を阻止する今回の目的・・・阻止は出来なかったがデスロゴスを滅ぼすことはあらかた達成
できた・・・そして・・・今、最終局面を迎えようとしている・・・
リーサル「ユラ・・・俺は強い!!何よりもなぁ!!」
ユラ「たとえお前が強かろうと、それはお前自身の力ではない!だから、お前は弱い」
リーサル「黙れ!!」
ミー「ユラはどうするつもりなのかしら?」
バスコウェアー「う〜〜ん・・・相打ちを狙うとか!?」
イオン「ええええ!?」
リーサル「ダイヨミジ!」
ドゴアアアアアッ
今まで剣に溜めていた黒きオーラを一気に開放して触れるものを残さず殺す黒き鳥を放つ
ユラ「メビウス・フェニックス」
ドンッ
白きオーラを身に纏い、一気にリーサルの間合いに侵食する
ミー「黒い鳥と・・・白い鳥・・・」
リーサル、ユラ「ぬおおおおお!!!!」
ズドンッボシュアッ
イオン「黒い鳥が消えたよ・・・」
リーサル「ぐ・・・ぐぐぐ・・・馬鹿な・・・俺は・・・強い・・・何よりも強いハズ・・・デスロゴスの力
 を取り込んでこの世の誰よりも強くなったはずだ・・・なのに・・・な・・・なぜ・・・なぜ・・・」
バラバラバラッ
リーサルの体がバラバラに砕け散っていく
ユラ「くはぁ・・・」
ガクリッ
イオン「お、お兄ちゃん!?」
ダダダッ
一気に駆け寄るイオン
レイ「・・・終わりました・・・ね」
*「・・・ああ・・・」
*「そうだな・・・」
*「・・・」
ユラの元へ行く
ユラ「ん?何?」
*「偉大なる十字剣グランドクロス)を・・・」
ユラ「か〜〜、律儀に職務続行ですか・・・はいはい・・・」
偉大なる十字剣グランドクロス)を渡す
*「レイ・・・我らは戻るぞ・・・」
*「後でアーウェルンクス様とカエレスティスに礼でもしなさい。」
レイ「・・・分かっています。」
フオンッ
そういい残し四魔貴族フォア・イビル)、四神貴族フォア・ロード)は帰って行く・・・
レイ「さぁて・・・じゃあ、ボクもそろそろ帰りましょうかねぇ・・・アーウェルンクス様とカエレスティス様
 に報告とお礼をしなくちゃいけないし・・・」
バスコウェアー「じゃ、ボクもそろそろ戻って・・・」
ジェーン「何?みんな帰っちゃうわけ?」
ミー「はぁ〜〜〜、やっとこのウザイヤツと別れられるのね」
がしっ
バスコウェアー「ミーさん、寂しくなったらいつでも尋ねてくださいね」
手をとって話す
ミー「・・・ええ、分かったわ。今すぐ殺してあげる!!ってか私に触れるな!!!」
ズゴゴゴゴゴッ
殺気が走る
ジェーン「・・・さて、貴方達はどうするの?」
イオン「ん〜〜、どうしようか、お兄ちゃん?」
ユラ「とりあえず、ダーナを直すなり新しい武器を買うなりしないとなぁ・・・」
ジェーン「あ、そう・・・」
イオン「ジェーンさんは?」
ジェーン「ま、やることもないし・・・(元の世界に)帰ってもいいんだけど・・・う〜〜ん、どうしよう」
ミー「ねぇ、ちょっとフェールまで寄ってくれない?」
ジェーン「へ?何?どうしたの?」
ミー「バスコウェアーコイツ)の弱点とか弱みをダマスクス蟒蛇)に聞き出す!!」
ズゴゴゴゴゴッ
怒りMAX
ジェーン「あはっ・・・」
イオン「じゃ、早速行こうか・・・」
ユラ「マルスに寄るのも忘れるなよ〜〜」
ジェーン「分かってる。分かってる・・・」
デスロゴス事変・・・この事件はこうしてジェーン一行の勝利に終わり、幕を閉じた・・・しかし・・・全ては
終わってはいなかったのだ・・・
*「・・・デスロゴスを斃した・・・か・・・なるほどな・・・」
*「1人の女が事件の収拾に一役買ったとか・・・」
*「フフフ・・・面白い・・・そんな女なら1度会ってみたいものだなぁ・・・ハハハハ・・・きっと俺と同じ
 ような力を持つものだぜ・・・ハハハハ・・・ハハハハ!!!」
果たして・・・それは一体・・・!?


END

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