S.B.J.
FILE057 〜デスロゴス決戦〜



逃げていたと思われたレイが再び登場し、いよいよ反撃の狼煙を上げる!?
コアアアアッ
リーサル「何だ?」
ズカカカカカカッ
リーサル「うごおおおあああ!?」
8つの光がリーサルを囲い、リーサルの動きを封じて行く
バスコウェアー「あれは・・・?」
レイ「八紘の陣・・・四魔貴族フォア・イビル様と四神貴族フォア・ロード様との連携陣です。」
ジェーン「神・・・と魔の?」
レイ「ええ、そうですよ。」
ミー「なるほどね、これでデスロゴスの力を弱め、今の戦力の中で最高の魔力を誇るジェーンがトドメを刺す
 ってわけ?」
レイ「はい、その通りです。」
リーサル「う・・・ぬぐうおおおおおおあ!!!」
ビキビキビキッ
光の輪がリーサルを包み込む
*「・・・無駄だ・・・デスロゴス・・・我らの力には敵うまい・・・」
*「おとなしく、滅びよ!デスロゴス!」
リーサル「な・・・めるなぁあああ!!この俺を誰だと思っている!?この世で一番強い漢だぞ!」
ドオッ
四方にオーラが飛び散る
*「くっ・・・この力は・・・」
*「予想以上に強い・・・」
*「これが・・・ブラッディ・アイズが作り上げた最強最悪の神魔殺戮兵器の力・・・」
*「ジェーンよ・・・我らの力を持ってしてもあまり時間が無い・・・」
ジェーン「ええ、分かったわ。」
レイから偉大なる十字剣グランド・クロスを受け取り。
ジェーン「いくわよ!デスロゴス!リーサル!!」
リーサル「ぬ・・・ぬぬぬぬぬ・・・」
ズゴゴゴゴゴゴゴッ
一時弱まりかけたデスロゴスの力も徐々に復活している
*「急げ!もう・・・時間が無い・・・」
ジェーン「一気に決めるわよ!・・・フレアオブサン」
ドオッ
太陽のごとき巨大で莫大な熱量を持った火の玉を作り出し偉大なる十字剣グランド・クロスに取り込ませる
バスコウェアー「フレアオブサン・・・?炎系最強の禁呪文!?」
ジェーン「ハアッ」
ズドスッ
一気に飛び込んでリーサルに偉大なる十字剣グランド・クロスを突き刺す
ドゴアアアアアアアアアッ
リーサル「おごあああああああ!?」
リーサルの内部で莫大な熱量が発動
ジェーン「はああああああああ!!!」
*「デスロゴスの力が・・・消えて行く・・・!?」
リーサル「ぐ・・・ぬ・・・ぬぬぬぬ・・・」
ボウボウ・・・
リーサルが業火に包まれ・・・
リーサル「ぐ・・・お・・・ああああ!?」
カアアッ
ズドオオオオオオオオオッ
大爆発・・・
バスコウェアー「ぐうううっ」
とっさにオリハルコンを錬成、みんなを守る
ユラ「くっ・・・ジェーン・・・は!?無事・・・か!?」
イオン「そんなの確かめられるわけないじゃないっ!!」
バスコウェアー「しかし・・・この爆発と熱量の中では生存は絶望的じゃないでしょうか!?」
ミー「四魔貴族フォア・イビル四神貴族フォア・ロードがいるんだから、どうにかなるでしょ!」
バスコウェアー「なるほど・・・さすがはミーさん!シビれます!」
ミー「本当に痺れさせてあげてもいいのよ!!」
※麻痺の魔法ね・・・
シュオオオオッ
やがて・・・爆発も収まり・・・
ユラ「ジェーンは・・・無事・・・か!?」
レイ「ええ・・・無事ですよ。」
結界を張ったレイとその近くにいるジェーン
レイ「ま、四魔貴族フォア・イビル様と四神貴族フォア・ロード様の力のおかげでもあるんですがね。」
イオン「デスロゴス・・・リーサルは!?」
レイ「跡形も無く消し飛んじゃったんでしょう・・・あの爆発ですし・・・」
*「・・・いや・・・まだだ・・・」
一同「え!?」
リーサル「ぐ・・・ごごご・・・」
ユラ「リーサル!?」
*「デスロゴスの力はあらかた消滅したが・・・それでもまだ残っている・・・」
*「あの人間の執念が・・・デスロゴスの力を完全に受け入れたようだ・・・」
ユラ「どうやらもう一手必要なようだな・・・」
リーサル「ぬ・・・うおおおおおお!!!!」
咆哮するリーサル・・・果たして・・・


続

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