S.B.J.
FILE056 〜神と魔の策略タクティクス!〜



デスロゴスと融合したリーサルを斃すため、ジェーン、ユラ、イオンは尽力するも決定打に欠ける・・・そんな
時、突如レイが逃げ去ってしまう・・・ジェーンの明日はどっちだ!?
・・・そして、レイはどこにいるのかというと・・・
*「それで・・・逃げ帰ってきたのですか?レイ?」
レイ「いえ、違います。一時撤退し、・・・作戦の見直しをと思いまして・・・」
アーウェルンクス「ほう・・・作戦とな・・・言ってみよ・・・」
魔界にいたのであった・・・
レイ「八紘の陣を組み、デスロゴスの力を弱め、そして、斃します。」
*「八紘の陣・・・?」
*「しかし・・・デスロゴスの力を弱めることに成功しても・・・斃せるのか?そんなことで・・・」
アーウェルンクス「鍵はジェーンか・・・?」
レイ「はい。そうでございます。」
*「ジェーンに・・・?」
レイ「そこで、お願いがあります。偉大なる十字剣グランド・クロスを拝借させてもらえないでしょうか?」
*「ジェーンの魔力と偉大なる十字剣グランド・クロス・・・か」
*「なるほど・・・その2つを組み合わせれば・・・斃せる・・・」
アーウェルンクス「よかろう・・・持って行くがいい。レイよ・・・」
レイ「はは・・・」
*「では・・・アーウェルンクス様・・・」
アーウェルンクス「ああ・・・八紘の陣を組む・・・よいな?」
一同「はっ」
・
・・
・・・
話は戻り・・・
リーサル「フフフ・・・フハハハハハハハ!!!!どうした!もう終わりか!!」
ジェーン「強い・・・強すぎる・・・」
ユラ「ま・・・まだだあああ!!」
ドガキンッ
ビシッ
一足飛びにかかるが・・・
ユラ「いっ!?」
ダーナにヒビが・・・
リーサル「剣と共に死ねぇえええ!!!ユラぁあああ!!!ダイスザク」
ズドゴアアアアッ
炎の剣閃が火の鳥を成してユラに襲い掛かる
ユラ「く・・・回避があああ・・・」
イオン「おにいちゃん!?」
ズドスッ
一同「え・・・何!?」
今・・・何が起こったのか・・・よく分からなかった・・・
リーサル「レイ・・・キサマぁあああ!!」
レイ「や、どうも〜〜。」
ジェーン「なぁ〜〜〜〜にが『どうも〜〜〜』だ!このすっとこ魔族ぅうう!!!」
レイ「なんとか間に合いましたね・・・」
手には偉大なる十字剣グランド・クロス
レイ「さすがは偉大十字剣・・・あの程度の攻撃なんてめじゃないです。」
偉大なる十字剣グランド・クロスがダイスザクを無効化したのであった・・・
リーサル「レイ・・・キサマにもカリがあったな・・・」
レイ「貸した覚えはないんですがねぇ・・・」
リーサル「ちょうどいい、ここでその剣もろとも消し去ってやるわ!!」
レイ「残念ながらそれは不可能です。」
リーサル「何が不可能だ!死ねぇえあああああああ!!ダイスザク!」
ドオッ
ユラ「さっきよりデカイ・・・ぞ!」
火の鳥が襲い来る
レイ「インフィニティ・・・」
グオオオッ
偉大なる十字剣グランド・クロスにインフィニティを込めて・・・
レイ「はっ!」
ズドバスッ
リーサル「な・・・なにぃいいい!?」
火の鳥を斬り裂き、さらにそのままリーサルをも真っ二つに・・・
リーサル「おごああああ!?」
イオン「やった!?」
ユラ「まだだ・・・今のヤツはあんな程度じゃくたばらない・・・」
リーサル「ぬううううう・・・ふざけやがってえぇええええ!!」
ヒュオアッ
ジェーンのもとに転移
レイ「さ、ジェーン、反撃開始ですよ。」
すっ・・・と偉大なる十字剣グランド・クロスを渡す
ジェーン「へ!?何!?私がトドメをさすの!?」
パアアッ
ユラ「今度は何だ!?」
突如、リーサルを囲うように8つの光が
バスコウェアー「こ・・・これは・・・」
レイ「八紘の陣・・・なんとかなりましたね・・・」
ユラ「何だ?そのハッコウの陣ってのは!?光り輝く陣ってことか!?」
イオン「ああ、だから発光の陣!」
ジェーン「絶対に違うと思うわ・・・」
果たして・・・八紘の陣とは一体!?


続

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