S.B.J.
FILE054 〜力を求むるもの〜



ティンテ三銃士と激突したジェーン一行・・・そんなとき、エローニアが血まみれになって引き返してくる
・・・一体・・・何があったというのか!?
話はちょいと遡る・・・
スティングの遺跡、最深部
エローニア「フフフ・・・あれが・・・デスロゴス・・・」
*「フ・・・フフフフフ・・・フハハハハハ!!!ありがとよ、俺をここまで導いて!」
ズドバシュアアアアッ
一同「ぎゃうあああ!?」
エローニア「な・・・何!?」
1人の男が全ての兵を皆殺し
エローニア「キサマ・・・何者だ!?ゴーストエンペラーのものではないな!?」
*「フフフ・・・キサマらみたいな魔力の持たぬものが魔力を駆使して造られた魔獣を操れると思うなよ!」
エローニア「何を!?キサマこそ、我が同胞を殺した報いを受けよ」
ズラッ
抜剣・・・
*「ハッ・・・来い!」
エローニア「はっ」
ドウッ
飛び掛るや否や突きかかる
ズバギャギンッ
エローニア「な・・・に!?」
剣を砕かれる
*「遅い!弱い!つまらん!死ね!」
ドズバシュアアアアッ
エローニア「ご・・・はああ!?」
ズルズルッ・・・
*「消えろ!」
ドゴンッ
エローニア「ぬ・・・おおお!?」
そのままエローニアを吹き飛ばす
*「フ・・・フフフ・・・フハハハハハ!!!」
・
・・
・・・
フェルナンド「おのれええええ!!」
リカルド「許せん!我らがエローニア様を・・・」
イサベル「その罪・・・死して償えええ!!!」
フェルナンド。リカルド、イサベル「ティンテ・バースト・アタック」
ドッ
3人が一気に飛びかかり、まず、リカルド、イサベルが銃を1マガジン分全部打ち込み、フェルナンドがトドメ
に何度も突きかかるという合体技
ドゴンッ
フェルナンド、リカルド、イサベル「ごああ!?」
グシャアアッ
イオン「な・・・何!?あのイヤな音・・・」
ジェーン「おそらく・・・あの3人が・・・」
ユラ「くっ・・・どうするんだ!?」
ミー「正直今の私たちに手に負えるような代物ではないわ・・・」
バスコウェアー「しかし、何とかしないと・・・世界が滅びてしまいますよ・・・」
レイ「困りましたねぇ・・・」
ジェーン「アンタが言うと全然困っているようには見えないんだけど・・・」
*「フ・・・フフフ・・・フハハハハハ・・・すばらしい!!すばらしいぞ!!」
ジェーン「え!?この声・・・」
ユラ「ん?何だ?知り合いか!?」
ジェーン「アンタねぇえ・・・」
イオン「そうだよ、お兄ちゃん、バスコウェアーならともかく・・・」
カツコツカツコツカツコツ・・・
奥からやってきたその漢は・・・
ミー「リーサル・・・?」
リーサルであった・・・
リーサル「フフ・・・久しぶりだな・・・ユラ・・・」
ユラ「・・・えっと・・・」
ジェーン「初対面じゃないからね!ユラ!!って言ってもアンタ忘れているでしょうけど」
レイ「おやおや・・・リーサルさん・・・禍々しい力をつけたようですねぇ・・・」
リーサル「ああ・・・これで、俺は誰にも負けん!!無敵の力を手に入れたのだ!」
ミー「デスロゴスが人間に力を貸すなんて・・・どういうこと!?」
レイ「リーサルの執念か・・・はたまた・・・歪んだ心に漬け込まれたのか・・・まぁ、どちらにせよ、厄介な
 事態であることにはかわりませんね。」
リーサル「来い!ユラ!今度こそキサマをぶっ殺す!!」
ユラ「・・・いいだろう!何度でもぶっ斃してやるぜ・・・うおおおっ!」
ドッと飛び掛る
リーサル「フフフ・・・」
ユラ「サンライト・クロー」
ズガギンッ
瞬時に3回斬りかかる・・・が・・・
ユラ「何!?」
リーサルに当たる前に弾かれる
レイ「強力な魔力結界です。」
リーサル「ユラ!死ねぇええええ!」
ドッ
ユラ「うごおああ!?」
リーサルに弾き飛ばされる
イオン「お兄ちゃん!?」
果たしてこの化物を斃すことはできるのか!?


続

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