S.B.J.
FILE050 〜制御室コントロール・ルーム争奪戦!〜



スティングの遺跡を守るため、シェルターの開閉を制御する部屋を探し出す一行・・・その時・・・ついに
ゴースト・エンペラーがやってきた!
ゴカン砂漠
エローニア「暑いな・・・砂漠は・・・」
フェルナンド「大丈夫ですか?エローニア様?」
エローニア「ああ、心配要らん。」
ケイン「確か人に聞いた話だと、もうすぐ見えてくるはずなんだが・・・」
イサベル「こんな砂漠の地平線のどこに遺跡があるってんだ!」
リカルド「・・・地上に無いのなら・・・」
フェルナンド「地下にある・・・か・・・」
ケイン「う〜〜む・・・」
ズルッ
ケイン「どわっ!?」
ズドンッ
偶然遺跡の入り口に落ちるケイン
リカルド「大丈夫か!?ケイン?」
ケイン「あいてて・・・ああ・・・おお・・・ここだ!ここ!!」
エローニア「フム・・・では、参るか・・・」
一同「おう・・・」
・
・・
・・・
エローニア「すばらしいな・・・この魔法の発達した世界でこのような科学技術の産物に出会えるとはな」
ケイン「科学の力?・・・これが!?」
※ちなみにジェーン一行は遺跡の外へ出て探しています。つまり、今遺跡の中はもぬけの殻。
イサベル「エローニア様・・・あれは・・・」
行く手を阻む壁
ケイン「何だ?行き止まり!?」
エローニア「いや、遺跡の入り口・・・」
フェルナンド「ほう・・・シェルターですか!?」
リカルド「しかし、開閉制御のパネルなども見つかりませんね・・・」
ケイン「封印を解くには別の場所へ行かなきゃ行けないってことか?」
エローニア「ああ、そうだ。ティンテ四天王・・・」
フェルナンド「はっ、分かっております。行くぞ!ものども!」
一同「おお!」
エローニアと一部の兵を残して、ティンテ四天王とゴースト・エンペラー一行もまた制御室コントロール・ルームを探す・・・
フェルナンド「しかし、暑いなぁ・・・」
ケイン「言うな・・・よけい暑く感じる」
イサベル「ケイン、お前の魔法でなんとかならんのか?」
ケイン「あ〜〜、ムリ、俺は炎系の魔法専門なんだ・・・それに、いくら魔法でも気象まで操れない」
リカルド「・・・そうか・・・」
*「フェルナンド様・・・近くになにやら怪しげな穴を発見いたしました。」
フェルナンド「・・・怪しげな穴?」
*「はっ、遺跡の入り口と同じようなものです。」
リカルド「おし!行くぞ!ものども!」
一同「おう!!」
果たしてそれは制御室コントロール・ルームへの入り口なのか!?
一方・・・
バスコウェアー「やりました!!ミーさん!!見てください!!ここが・・・きっと・・・」
ミー「うるさい!言われなくても分かってる・・・制御室コントロール・ルームよ!」
バスコウェアー「早速みなさんを呼びましょうか?それとももう少し・・・」
ミー「とっとと呼んで来い!!」
バスコウェアー「はい。分かりました。」
外へ向かうバスコウェアー・・・そのころ・・・
レイ「・・・」
遠くを見つめるレイ
ジェーン「レイ、さぼってないで手伝いなさいよ!」
レイ「え?あ・・・はい・・・え〜〜っとですね・・・」
*「ここです・・・」
バスコウェアー「・・・あ・・・れ!?」
バッタリ
リカルド「何だ?お前は!?」
バスコウェアー「・・・ひょっとして・・・」
イサベル「やっちまええええ!!!」
一同「おおおう!!」
ドオオンッ
爆音とともに煙が上がる
ジェーン「な・・・何!?」
イオン「今の爆音!?まさかジェーンさんが何か見つけたの!?」
ジェーン「・・・あのね・・・イオン・・・ってユラは?!」
イオン「迷子になっちゃったみたいなの・・・」
レイ「あ〜〜、やっぱりさっきの人だかりはアレだったんですね・・・」
ジェーン「おい!レイ!!」
レイ「あはは〜〜、ジェーンが何も聞かないからですよ〜〜〜」
ジェーン「ええい、とにかく、行くわよ!!」
果たして・・・バスコウェアーは・・・そして・・・ユラは!?


続

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