S.B.J.
FILE048 〜耐魔の核避難壕シェルター



バスコウェアーの決断。一行はスティングの遺跡へと立ち入ることを許される・・・
ユラ「・・・暑ぃ・・・」
ジェーン「本当に砂漠こんな場所に遺跡があるの!?」
バスコウェアー「はい。スティングの遺跡はこのゴカン砂漠のとある一角にあるんです。」
ユラ「どうでもいいから、とっとと案内してくれ・・・暑くて死にそうだ・・・」
イオン「あ〜〜、鎧って熱が篭りそうだしねぇ・・・大丈夫?」
ユラ「おう!バッチリ元気!!」
ジュ〜〜〜
一同「・・・」
ジェーン「イオン、水魔法でも放ってあげて・・・」
イオン「うん、そうする・・・テトラスプラッシュ」
バシュアアアアア〜〜〜
ユラ「・・・お〜〜〜、涼しい〜〜〜」
ジェーン「でも水が蒸発するとまたすぐ蒸し暑くなるんだよね・・・サウナ状態・・・?」
ユラ「・・・それを早く言ってくれ!!」
イオン「え〜〜、常に魔法かけなきゃいけないの!?魔力が足りないよ〜〜」
ミー「・・・いっそのこと氷付けにしちゃえばいいんじゃないの?」
※ジェーンに氷付けにされたことを根に持っている様子です・・・
そんなこんなで・・・たどり着いたのは・・・
ジェーン「ここが・・・入り口なの?」
地面にあいた穴・・・
バスコウェアー「ええ、そうですよ。」
ユラ「ま、行ってみようぜ・・・」
バスコウェアー「こっちです。あ、ミーさん、足元気を付けてくださいね。」
ミー「そっちこそ、背後に気をつけな!!」
一同「・・・」
バスコウェアーに案内されるまま一行は地下壕を進む
イオン「砂漠は暑かったけど、こっちは寒いよ〜〜」
ユラ「大丈夫か?イオン?」
バスコウェアー「ええ、砂漠って結構厳しい環境なんです。」
ミー「説明は不要!!」
レイ「・・・」
そして・・・着いた先は・・・
バスコウェアー「これです・・・これが・・・スティングの遺跡・・・とは言え、このように完全に封印されて
 いますんで入ることは不可能ですがね。」
ミー「これが・・・」
ジェーン「ふぅん・・・科学の力でってのは間違いじゃなさそうねぇ・・・」
コンコン・・・と壁を叩く
イオン「ジェーンさん・・・これって・・・」
ジェーン「ええ、間違いなく核シェルターだわ。」
ユラ「何だ?そりゃ!?」
ジェーン「避難用の施設よ。そんじょそこいらの爆発や攻撃じゃあ破壊できない代物よ。」
レイ「ははぁ・・・なるほど、いくら魔法を使っても破壊できないということですか・・・」
ジェーン「ええ。」
イオン「でも、どうやってここを封印したんでしょうねぇ?」
ジェーン「確かにね・・・」
ミー「どういうこと?」
ジェーン「魔法ならばドアがあるだけで封印可能だけど・・・」
バスコウェアー「科学は魔法とは違う。ドアがただあるだけでは封印になりえない。」
ジェーン「そういうこと。」
バスコウェアー「あ〜〜、実はですね。どこか近くに制御部分があるとは思うのですが・・・見つかって無い
 んですよね・・・」
レイ「ほうほう、それはつまり、もしもジェーナスから来るものが制御室を見つけてしまったら封印が解けて
 しまうってことですねぇ」
ミー「何のんきに解説してるのよ!この魔族!!」
ジェーン「だったらまずは制御室コントロール・ルームを探すわよ!!」
一同「合点承知!」
と、言うわけで一行は制御室コントロール・ルームを探すことに・・・
ユラ「なぁなぁ・・・それってどんな形なんだ?」
イオン「お兄ちゃん、部屋だよ部屋!」
ユラ「ああ、そうか・・・部屋か・・・」
レイ「こことは別の場所にあるという可能性もありますね。」
ジェーン「確かに・・・」
バスコウェアー「じゃ、手分けして探しましょう。僕とミーさん、ユラとイオン、そして残り」
ミー、ジェーン「何よそれ!!」
レイ「あはは・・・残り物には福があると言うじゃないですか。」
ジェーン「はぁ・・・もう何でもいいわ・・・」
果たして、制御室コントロール・ルームは見つかるのか!?


続

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