ユラ、イオンを探してエルフの棲む森までやって来た一行、そこで迷子になったユラとバッタリと出会うので
あった・・・
ジェーン「・・・ま、とにかく、エルフの集落まで行きましょう・・・」
ユラ「おう、助かる・・・」
ダマスクス「普通はアナタが案内するものでしょう・・・」
ユラ「いや〜〜、いつもイオンが案内してくれるからな〜〜」
ジェーン「って待ちなさい。剣の修行とかどうやってんの？まさか毎回迷子になっているわけ？」
ユラ「バカだなぁ・・・剣の修行の時は師匠が一緒にいるんだよ」
ジェーン「だから、人に頼るなっていってるのよ！！」
とりあえず、ミーが道案内をしている。どうやらサイコミュの残した地図があったようだ・・・
※サイコミュはユラの両親を（エルフの集落で）殺したわけですから道を知っているんです。
ジェーン「あ、ユラ」
ユラ「うん？何？」
ジェーン「アンタ以外にエルフってあんまり見かけないけど、何か規制でもあるわけ？」
ユラ「無いよそんなもん・・・ただ、みんな森の外に出るのが面倒なだけだよ」
シルビア「・・・出無精」
一同「・・・確かに・・・」
と、言っているうちに・・・
ミー「ここね・・・」
エルフの集落、フェールに到着
イオン「あ、お兄ちゃん、ちゃんと帰って来れたんだ？」
ユラ「当たり前だろう？この俺がイオンを見捨てるなんてことは天地がひっくり返っても無いって」
ジェーン「・・・」
イオン「あ、ジェーンさん・・・」
ジェーン「元気そうね。イオン」
イオン「どうしたんですか？また召喚されちゃったんですか？」
ジェーン「違うわ。自分の意志で自由に行き来できるようになったみたいなの」
イオン「へぇ〜〜〜」
そのころ・・・
レイ「お呼びでしょうか？アーウェルンクス様？」
アーウェルンクス「・・・ああ・・・」
＊「また・・・愚かな人間が我等の力を求めている」
レイ「やれやれ・・・困ったものですね・・・」
＊「今回は・・・エンセラダスの人間ではない。」
レイ「どういう？」
アーウェルンクス「ジェーナス地方からの訪問者だ・・・」
＊「ヤツラの狙いは・・・古の殺戮兵器デスロゴス」
レイ「・・・本当に愚かですね・・・あれを狙っているんですか・・・」
＊「かつてブラッディ・アイズが作り上げた神魔殺戮のための魔獣・・・」
レイ「そんなものを欲しがるとは・・・酔狂ですねぇ・・・」
アーウェルンクス「ああ、だからこそ彼等の野望は・・・阻止せねばなるまい」
レイ「・・・なるほど・・・」
アーウェルンクス「行ってくれるな？」
レイ「は、仰せの通りに・・・」
アーウェルンクス「・・・ジェーンと共にな・・・」
レイ「はっ・・・」
ギュルンッ
そう言ってレイは消える
＊「アーウェルンクス様・・・なぜ・・・ジェーンと共に・・・なのです？」
アーウェルンクス「彼女は特別な存在だからだ・・・」
＊「特別な・・・？」
アーウェルンクス「そう、特別だ・・・」
そして・・・フェール
＊「やぁ探しましたよみなさん・・・まさかエルフの集落（こんなところ）に居るとは思いませんでしたよ」
上空から声が・・・
ジェーン「この声・・・」
ユラ「敵襲！？」
一同「違う！！」
ジェーン「レイ！今度は一体何の用なの！？」
フワッ
レイが降りてくる
レイ「はい、実はですね・・・ま、簡単に言いますと用件はこの前と同じ、神、魔の力を悪用するものの撃滅
　ですね。」
ミー「また？」
レイ「ええ、アーウェルンクス様はジェーンと一緒に・・・と依頼していましたんで、お願いしますね」
ジェーン「はい！？何でまた！？」
ミー「確かに、魔王が人間に協力を仰ぐなんて聞いた事がないわね。」
レイ「そんなこといわれましてもね〜〜」
ジェーン「いいわよ、別に・・・」
一同「ええ！？」
アッサリ決定！！


続