S.B.J.
FILE041 〜怪盗ジェーンは再び!?〜



偉大なる十字剣グランドクロスを取り戻す為にわざわざジェーンの世界まで来たレイ、無事に取り戻す
ことができたのだが・・・
ジェーン「・・・ここ・・・どこ?」
レイ「ん〜〜、ちょっと分からないですね・・・」
再びエンセラダスへと召喚・・・
ジェーン「ってか何で再びこっちに・・・?」
レイ「あ〜〜、思うに、サイコミュの束縛が解けたことによって自由に行き来できるようになったんじゃ無い
 でしょうか?」
ジェーン「自由に・・・ねぇ・・・」
ヴオンッ
消えるジェーン・・・そしてまた現われるジェーン
ジェーン「本当だ・・・」
レイ「じゃ、僕はこれで・・・アーウェルンクス様に偉大なる十字剣グランドクロスを渡してこなくてはいけませんので・・・
 さようなら〜〜」
ジェーン「あ、ちょっと・・・」
ギュルンッ
そう言い残して消えるレイ
ジェーン「ったく・・・せめて森を出るまで付き添ってよね・・・」
ブツブツ言いながら森を探索するジェーン
ジェーン「・・・ガンプの森・・・ってなわけでもなさそうね・・・ん?あれは?」
森の一角に・・・拓けた場所がある・・・
ジェーン「ここは・・・」
*「・・・あなたは・・・」
ジェーン「フィー・・・?」
※ゼフィラを破壊する前にフィー、デュラク達は助けています、当然。
フィー「私の故郷に・・・何か用なの?」
ジェーン「故郷・・・?ソルアスピ・・・?」
フィー「そうよ・・・ご覧の通り今は何もないけどね・・・」
ジェーン「ま、そんあことより、ここ・・・エンセラダスで言うと、どこにあたるの?」
フィー「へ?どういうこと?」
ジェーン「あ〜〜、つまりね・・・」
とりあえず、これまでの経緯を話してみる
フィー「・・・ふぅん・・・なるほど・・・」
ジェーン「で、ここは?」
フィー「エンセラダスの西に位置する島。カリプソの北、ソールの森よ・・・」
ジェーン「・・・エンセラダスに行くには?」
フィー「ちょうど明日、月に一度の定期便がくるからそれに乗っていけばいいわ」
ジェーン「そう、ありがとう・・・」
・
・・
・・・
翌日、ジェーンは定期便に乗ってエンセラダスへと向かう
ジェーン「グレオの近く・・・か・・・ここは一つ、アルエドにでも行ってみますか。」
と、言うわけでダマスクスに逢いにアルエドへと急ぐ
アルエド・・・
ジェーン「・・・研究所・・・よりも酒場でしょ・・・」
ダマスクスの居そうな場所へ早速
マスター「ダマスクスさん、いい加減に帰ってくださいって・・・もうお酒が無いんです。」
ダマスクス「心配要りません。錬金術アルケミーでパパっと出せます」
ジェーン「だったら酒場こんなところで飲まずに研究所で飲めばいいでしょ?」
ダマスクス「ジェーンさん!?」
シルビア「・・・久しぶりです・・・」
ダマスクス「一体・・・どうしたんです!?元の世界に戻れなかったんですか!?」
ジェーン「違うわ。とりあえず、研究所で話しましょ。マスターも迷惑がってるし」
マスター「当然ですよ!1週間分の仕入れ酒を全部空けてしまうんですから!!」
ジェーン「・・・1週間分って・・・」
ダマスクス「この私にかかればちょちょいのちょいです。」
ジェーン「んなこと自慢しなくていいから・・・」
などと話しながら研究所へ・・・
レシア「あなたは・・・」
ジェーン「久しぶり。」
そして、これまでの経緯を話す。
ダマスクス「なるほど・・・そういうことが・・・」
レシア「でも、今までにそんな例は無かったと思うわよ」
シルビア「・・・今までに召喚された人が元の世界に戻ってから再びこの世界に来ようとは思わなかっただけ
 かも・・・」
ダマスクス「なるほど・・・確かに・・・そうかもしれませんね。」
レシア「やっぱり自分の世界が1番ってこと?」
ダマスクス「・・・我家が1番ってことですね。」
ジェーンはこれからどうするのか・・・


続

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