S.B.J.
FILE040 〜やって来た魔族レイ



ジェーン、久しぶりの仕事・・・そのエモノは法楠美術館の目玉・・・アフロディテの涙!!
11:59:56・・・57・・・58・・・59・・・
スタッ
ジェーン「0:00:00ジャスト!!」
ヒュカッ
アフロディテの涙を軽々と手に入れる・・・
ジェーン「・・・気合入れていた割には大した事ないですね、警部」
ファイロ「かかったなジェーン!!」
カッカッカッ!!
ジェーン「くっ!」
四方八方からライトが浴びせられる
ジェーン「これはこれは・・・警部・・・お早い到着で・・・」
ファイロ「何がお早い到着だ!!ジェーン!!今日は闇に紛れて逃走なんてことは出来んぞ・・・」
ジェーン「うん、そうですねぇ・・・だったら・・・」
ポイっと・・・何かを投げ捨てる
警官「あれは・・・?」
ファイロ「眼を閉じろぉお」
カカアッ
閃光弾
ジェーン「まったねぇ〜〜〜」
ズダダダダッ
光に紛れて逃走
ファイロ「ぬ・・・ぐくくく・・・おのれぇ・・・ジェーン・・・第2班、第3班、ジェーンを追え!」
警官「はっ・・・了解しました・・・」
ファイロ「グズグズするな・・・こっちも・・・」
警官「眼が・・・眼がぁあ〜〜〜!」
ファイロ「ムスカの真似はどうだっていいんだ!とっとと追え!!」
※オイオイ・・・
ズダダダダダッ
早速の追跡劇
ジェーン「あらら・・・用意周到なことですね・・・」
ファイロ「ふはははは・・・今日は絶対に逃げられんぞ!!観念するんだな!ジェーン!!」
ジェーン「・・・ん〜〜」
*「イムーバルキャプチャー」
ピシッ
一同「がっ!?」
ジェーン「え!?」
警官「け・・・警部・・・体が・・・動きません!!!」
ファイロ「ぬ・・・く・・・これは・・・!?」
*「や、どうも〜〜」
ジェーン「レイ!?なんでアンタがこっちに!?」
レイ「いやぁ・・・偉大なる十字剣グランドクロスの件でちょっと大目玉くらいまして・・・探しましたよ
 ・・・ジェーンさん」
ジェーン「あのね・・・今私は仕事中で・・・ええい!もういいわ・・・逃げるわよ!レイ!・・・後で魔法
 解いておくのよ」
レイ「魔族に白魔法を使えというんですか?」
ジェーン「あ〜〜、分かった分かった・・・」
ファイロ「待て!ジェーン!!ジェーン!!!」
ジェーン「リムーブキュアー」
一同「おわっ!?」
ドドドッ
いきなり金縛りが解け、一同倒れこむ
ファイロ「バカも〜〜〜ん!!とっととジェーンを追うんだ!!どけ!!重いぃいいい!!」
一同「はっ!すみません!!警部」
・
・・
・・・
ジェーンアジト
ジェーン「偉大なる十字剣グランドクロス・・・えっと・・・あ、これね・・・」
レイに偉大なる十字剣グランドクロスを渡す
レイ「はい、確かに・・・偉大なる十字剣グランドクロスです。」
ジェーン「いや、この期に及んでレプリカなんて渡すわけないでしょ」
レイ「あはは・・・では、あとはゲートを開いて元の世界に戻るだけですね・・・」
と、外から
ファイロ「ジェーン!!お前は完全に包囲されている!!大人しく出てくるんだ!!!」
ジェーン「あらら・・・今日の警部はいつになく殺気だっているわねぇ・・・はぁ・・・だったらまたあっちの
 世界に行きたいわねぇ・・・」
ヴオンッ
レイ「これは・・・」
ジェーン「へ!?レイ・・・アンタゲート・・・開いたの」
レイ「まさか・・・ゲートを開ける場所は限られているんですよ・・・つまり・・・」
パッ
消える2人・・・と、そこへ・・・
ファイロ「逮捕だああ!!!」
ドカドカドカッ
警部到着
警官「・・・いませんねぇ・・・」
ファイロ「くっ!寸でのところで逃げられたか!!おのれ!ジェーン!!」
あたりを見渡すファイロ・・・
ファイロ「・・・ええい!次こそは必ず逮捕だああああ!!」
ジェーンは再びエンセラダスへと召喚されてしまったのか・・・!?何故!?


続

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