S.B.J.
FILE038 〜還って来た怪盗ジェーン



サイコミュとの最終決戦!剣、魔法、銃により、ついにサイコミュは堕つ・・・娘の言葉に何を思うのか・・・
サイコミュ「・・・ああ・・・今・・・逝くよ・・・アイ」
ガクリ・・・
ダマスクス「師匠先生?」
ミー「お・・・父さん?」
レイ「さて、そろそろ出ましょうか」
ダマスクス「レイ?」
イオン「いや、もうちょっと余韻に浸るとか・・・」
レイ「え?だって僕の使命の一つはゼフィラを消し去る事ですからね」
シルビア「・・・」
辺りを見回すシルビア
ダマスクス「ん?どうしたんですか?シルビアさん?」
シルビア「・・・ジェーンさんがいない・・・」
一同「何だって!?」
バッ
一同あちこち探すが・・・確かにジェーンはいない・・・
ユラ「どういうことだよ!」
ミー「・・・サイコミュによって無理やり召喚されたジェーンは・・・」
ダマスクス「サイコミュが倒れたことによってもとの世界に戻った・・・と言う事ですか?」
イオン「そんな・・・さようならもいえないなんて・・・そんなのないよ!!」
レイ「・・・あれ?偉大なる十字剣グランドクロスは・・・ジェーンに預けたまま・・・でしたっけ?」
ミー「・・・出ましょうか・・・」
サイコミュの亡骸を持って(力持ちだな・・・ミー)出口に向かうミー
ユラ「・・・くそ・・・」
・
・・
・・・
そして、ゼフィラから出た一行は・・・
レイ「インフィニティ」
ドゴアアアアアアアアッ
ゼフィラ・・・壊滅・・・
ユラ「・・・跡形も無くなくなっちまったな・・・」
イオン「ねぇ、これからどうするの?」
ミー「私は・・・サイコミュをトーダで埋葬しなきゃいけないけど・・・」
ダマスクス「・・・あ〜〜、僕はそろそろ研究所に戻らないと・・・いけないしな・・・シルビアさんもどう
 です?」
シルビア「・・・いいわ。」
ユラ「ふ〜〜ん、レイは?」
レイ「え?僕ですか?僕は一旦戻りますよ・・・今回のことについて報告しないといけないし・・・」
イオン「みんな別れちゃうんだね・・・」
ユラ「じゃ、行きますか・・・」
ミー「ええ、またね・・・」
かくて一行はそれぞれの道を歩む・・・一方・・・ジェーンは・・・
ジェーン「・・・こ・・・ここは!?」
ガバッ
目覚めると・・・そこは・・・
ジェーン「・・・私の・・・アジト!?・・・そっか・・・戻って来たんだ・・・この世界に・・・」
しみじみという・・・
ジェーン「よし、警部に挨拶にでも行こうかしら?」
シュタッ
早速切り替えて屋根の上へ・・・
ジェーン「魔法の世界・・・フレアブリット・・・なんてね・・・」
ゴッ
火の玉が飛んでいく
ジェーン「え!?」
*「ふははははははははは!!!!!見つけたぞジェーンンン!!!!」
ドドドドッ
ジェーン「・・・げげげ・・・この声・・・」
ファイロが猛スピードでやってくる
ダダン!!
屋根の上で対峙する2人
ファイロ「ここ1ヶ月音沙汰なしだったのは気になるが・・・今日という今日こそは逮捕だ!!」
ジェーン(ふ〜〜ん、あっちに行ってから1ヶ月・・・月日もリンクしているらしいわね・・・)
ファイロ「神妙にお縄につけぇええ!」
ババババッ
無数の手錠が飛んでくる
ジェーン「そう簡単に捕まってたまるものですか!」
ヒュオアッ
全ての手錠を避けつつ別の屋根へと飛び移る
ジェーン「大体警部、私はまだ何もやってないじゃない?」
ファイロ「う、うるさい!今までの罪の分だ!!とにかく!逮捕だぁあああああ!!」
バウッ
ジェーンに飛び掛るファイロ
ジェーン「いきなり女に飛び掛るなんて変態ですよ、警部♪・・・ってなわけでさようなら〜〜」
スカッ
見事に失敗する警部
ファイロ「のああああ〜〜〜〜〜!?」
ジェーン(ああ、また追いつ追われつが始まるのね・・・)
また、いつもの生活が・・・始まるのだ・・・


END

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