S.B.J.
FILE036 〜練成決戦! 前編〜



リーサルを斃したユラだが、ユラはリーサルと供に地の底に落ちてしまった
イオン「お兄ちゃん!!」
レイ「・・・先を急ぎましょう」
イオン「レイ・・・?」
ミー「・・・そうね・・・今は・・・サイコミュを止めるのが先よ!」
イオン「でも・・・」
シルビア「・・・ユラが簡単に死ぬとは思わない」
ダマスクス「いい事言いますね」
イオン「・・・」
ジェーン「・・・イオン・・・」
イオン「・・・分かった・・・急ごう・・・」
と、言う事で一行はサイコミュの元へと急ぐ・・・
・
・・
・・・
サイコミュ「・・・来るか・・・ジェーン・・・ミー・・・そして・・・ユラ・・・」
ダマスクス「見えてきましたよ・・・あそこが・・・」
パアッ
光が満ちる
一同「うっ・・・眩し・・・」
サイコミュ「・・・来たな・・・」
ミー「サイコミュ!今すぐ死者蘇生装置を止めなさい!!」
サイコミュ「フフフ・・・まだ起動はしていない・・・」
ダマスクス「あれは・・・」
後ろの液体に満ちた容器の中に浮かぶ血の涙ブラッディ・ティアーの連中
イオン「ひどい・・・」
サイコミュ「・・・私を・・・止めるか?」
ジェーン「止めるわ!サイコミュ!」
ダマスクス「師匠先生・・・行きます。サンダークラップ!」
シルビア「・・・サンダーボルト」
THUNDER!!
ダマスクスは雷の波動をサイコミュにぶつけ、シルビアは雷をサイコミュに落とす
イオン「テトラスプラッシュ」
四面体のような形をした水滴が無数にサイコミュに襲い掛かる
ミー「コメットフォール」
ドンッ
近くの岩を持ち上げて相手に投げつける
サイコミュ「フフフ・・・この程度か!?」
ダマスクス「効いていない!?」
レイ「インフィニティ」
ゴガアッ
メビウスの輪をした波動が無数に飛び交い、辺り一面を破壊する
ジェーン「ライジングサン」
ズドオオッ
巨大な炎の弾を発動させてサイコミュを焼き尽くす
サイコミュ「インフィニティ」
ドドドドドドドッ
ジェーンとレイの魔法をインフィニティで相殺
ジェーン「・・・ちっ・・・」
レイ「やれやれ・・・」
シルビア「・・・私達の魔力ではサイコミュに傷をつけることができない」
ダマスクス「シルビアさん?」
ミー「・・・参ったわね・・・私達は蚊帳の外ってわけ!?」
イオン「ジェーンさん・・・レイさん・・・」
サイコミュ「魔力は・・・互角か・・・」
レイ(ジェーンはともかく、サイコミュの魔力が魔族こっちと互角なんて・・・ありえません・・・これは
 何かありますね・・・)
ジェーン「次、行くわよ!レイ」
レイ「・・・え?あ、そうですね・・・」
ジェーン「バーニングブレード」
ゴッ
炎を集めて斬りかかる
サイコミュ「フン」
スッヴオンッ
手をかざして錬金術でオリハルコンを作り上げる
ジェーン「なっ!?」
シュオオアアアッ
炎が掻き消される
サイコミュ「忘れたか・・・私は天眼の錬金術師アルケミスト・・・」
レイ「・・・そうでした・・・オリハルコンを瞬時に練成してこちらの魔法を防いでいたんですね・・・」
ダマスクス「・・・魔法がダメだとなると・・・」
シルビア「・・・私が行く」
ダマスクス「え?シルビアさん?」
スラッ
刀を抜くシルビア
サイコミュ「フ・・・剣ならば私に勝てると思うのか?よかろう・・・来い」
ヴオンッ
すぐさま剣を練成するサイコミュ
シルビア「・・・」
ヒュオアッ
音も立てずにサイコミュの間合いに入る
サイコミュ「む!?」
ギギンッ
シルビア「シルエット・ゼロ」
ズババババババッ
影もできないくらいの速さでの斬撃を叩き込む
サイコミュ「ちいい・・・」
ズバガキンッ
ダマスクス「あああ!?」
キラキラキラキラッ
剣が砕け・・・宙を舞う・・・
シルビア「・・・」
果たしてサイコミュを斃す事は出来るのだろうか!?


続

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