S.B.J.
FILE035 〜死闘の閉幕!?〜



ゼフィラ内部で始まったユラとリーサルの因縁の対決・・・一同は固唾を飲んで見守る・・・?
リーサル「俺は・・・強いのだぁあああ!!!!」
ズガガガガガガガッ
滅茶苦茶な太刀筋でユラに襲い掛かるリーサル
ユラ「そこだ!」
ジャリィ〜〜〜ン
キュラキュラキュラキュラッ
リーサル「はっ!?」
ユラ「あ・・・」
一瞬の隙を突いてリーサルの剣を弾き飛ばしたのだが・・・
ダマスクス「ってこっちに来ますよ!!」
ジェーン達の元に飛んでいったのであった・・・
ジェーン「ええい、フレア・・・」
シルビア「・・・オリハルコンに魔法は通じない」
ジェーン「がぁん!!」
ドスッ
ジェーンの手前に突き刺さる
ジェーン「・・・危ないでしょうが!!」
ユラ「おっと、悪ぃ・・・」
チャキッ
気を取り直して
ユラ「さて、どうする?リーサル」
リーサルに剣を突きつける
リーサル「くっ・・・これだけは使いたくなかったが、こうなっては仕方が無い・・・グランドライン!」
ドガガガガガッ
一同「うおおお!?」
ジェーンの手前の剣に向かってグランドラインを詠唱。大地の槍が一直線に競りあがり、その衝撃で剣を
飛ばす
イオン「あ・・・」
バシイッ
飛んできた剣を掴み取り・・・構えなおすリーサル
リーサル「第二幕だ!」
ユラ「第二幕?終幕だろう!」
ギンッガギンッ
鍔迫り合いへと移行
リーサル「はあっ!スザク」
ドドドッ
瞬時にユラを5回斬りつける
ユラ「当たらん!」
回避
リーサル「なめおってぇええええ!!」
ギュオアッ
間髪居れずにユラに突きかかる
ユラ「ちいっ・・・サンライト・クロー」
ドドドッ
リーサル「おごああ!?」
回避しつつすれ違いざまに3回斬りかかる
リーサル「ぐ・・・くく・・・」
ユラ「・・・諦めろ・・・お前の腕じゃあ俺に勝つ事は出来ない・・・」
リーサル「うるせぇ!それがどうしたってんだ!!俺は強い!!誰よりもなぁ!」
ユラ「・・・そうか・・・ならば仕方ないな・・・」
コオオオオッ
ダマスクス「ユラの気が変わった・・・!?」
ジェーン「今まで手を抜いてたってこと!?」
レイ「そうみたいですねぇ・・・」
ユラ「本気で行く・・・悪く思うなよ・・・リーサル・・・」
リーサル「なめるなぁ!スザク」
ドッバシイッ
リーサル「なっ!?」
1回目の斬撃を指で受け止めるユラ
ユラ「サンライト・クロー」
ドギャアアアッ
リーサル「ごはああああっ!?」
そして、そのまま3連続の斬撃が決まり、吹き飛ぶ
リーサル(なんだよ・・・こいつ!?俺とは強さのレベルが違いすぎる・・・)
ユラ「お前の最大の敗因は・・・これまでに自分よりも弱い者としか闘っていない事だ・・・」
リーサル「はあ!?」
レイ「なるほど・・・弱い者いじめをして満足していた為に剣の腕が錆付いていたってことですね」
リーサル「黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!!俺は・・・強い!!誰よりもなぁ!!」
ユラ「・・・だったら、その妄想と供にここで散れ・・・」
リーサル「うおおおお!!!ビャクヤ」
ドドドドンッ
白き剣閃が4つユラに走る
ユラ「スレイヤー・ダンス」
ヒュオアッ
リーサル「なっ!?ユラが消え・・・」
ズドバシャアアアッ
リーサル「ごああああああ!?」
次の瞬間、四方八方から斬撃の嵐がリーサルを襲う
ユラ「終わりだ!」
リーサル「ぐ・・・ご・・・!?」
もはや立ち上がることもままならないリーサル
リーサル「う・・・おおおおあああああああ!!!ソイルシンク」
ドゴンッビシビシビシッ
ユラ「何!?」
ユラとリーサルの周りの地面に亀裂が入り、そのままその区域が落ちていく
リーサル「まだ!終わってない!!!」
イオン「お兄ちゃん!?」
ユラ「お前ら・・・先にいけ!!!」
ドオオンンッ
一同「ユラ・・・!」
ユラ・・・リーサルと供に死す!?


続

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