S.B.J.
FILE034 〜死闘の幕開け!〜



ノールの箱舟に乗り、超特急でゼフィラへやってきた一行は・・・
ユラ「待っていろよ!サイコミュ!!」
ミー「貴方を止めてみせるわ!」
すぐさまゼフィラの内部へと進む
イオン「これは・・・」
光を放つ床、壁・・・
ジェーン「・・・まるで近未来じゃないの・・・なによ・・・この建物・・・」
シルビア「・・・キレイ・・・」
ザッ
*「フッ・・・待っていたぜ・・・」
ユラ「えっと・・・誰?」
ジェーン「リーサルね!」
リーサル「ユラ!テメェを斃す!!」
ジャキンッ
剣を構える
ユラ「何を!?」
スラッ
ユラも剣を抜く
ダマスクス「待ってください・・・あのオリハルコンの剣は・・・」
ジェーン「たしかラスカットの遺跡で置き去りにされた・・・サイコミュの剣!」
※本当になんでリーサルが持っているんでしょう?
リーサル「この剣は俺のもの・・・サイコミュがくれたんだよ」
ダマスクス「師匠先生が!?」
リーサル「さぁ!来い!ユラ!!キサマは俺がブチ殺す!!」
ユラ「・・・やってみな!」
リーサル「ぬおおおあ!!」
ドッ
一足飛びにかかるリーサル
ユラ「ぬん!」
ガキンッ
そして組み合う2人
リーサル「オリハルコンでも折れないとは・・・その刀・・・ミスリルに魔力を込めてあるのか!?」
ユラ「ん〜〜、多分」
イオン「いや、多分じゃなくって本当だから・・・」
ユラ「リーサル、刀に頼っているんじゃ俺には勝てねぇぞ」
リーサル「フン・・・この前はイオスソードの力に頼りきっていたからな・・・だが、今回は違う!」
ジャリンッ
刀を捌いて距離を取る
ユラ「・・・ヒエン」
ドンッ
横一文字を放つ
ユラ「フェイタル・ブロウ」
バヒュアッ
対するユラは刀を上から下へ振り下ろして剣閃を飛ばして応戦
リーサル「・・・ふん・・・やりおる・・・」
ユラ「・・・そっちもね・・・」
リーサル「だが、勝つのは俺・・・俺のほうが強い!」
グオッ
一気に間合いを詰める
ユラ「くっ」
ユラが怯んだ隙に・・・
リーサル「コクウ」
ドドドッ
瞬時に3回突きかかる
ユラ「ぬおお!」
間一髪、回避が間に合う
イオン「お兄ちゃん!?」
ユラ「大丈夫だ!」
リーサル「・・・やるな・・・」
ユラ「そこだ!モータル・ブロウ」
ドドンッ
今度はユラがリーサルの隙を突いて十文字斬りを放つ
リーサル「うおおお!?」
ブシュアアアッ
回避間に合わず、斬りつけられるリーサル
リーサル「ぬうう・・・おのれぇ・・・」
リーサル(何故だ!なぜアイツに一太刀すら浴びせる事が出来ん!?)
ユラ(・・・何だ?アイツ・・・一体何を考えているんだ?あんな隙だらけの構えで・・・)
ジェーン(2人の動きが止まった・・・)
レイ(・・・次で決めるつもりでしょうか・・・いや、それにしては様子がヘンですねぇ・・・)
ユラ(・・・考えても仕方ないな・・・)
ユラ「リーサル!」
ドウンッ
先手を取ったのはユラ一足飛びにかかる
リーサル「ぬ・・・うおおお!」
ドガキンッ
咄嗟に身を退いて回避するリーサルだが・・・
ユラ「隙だらけだぜ!リーサル」
ブンッ
そのまま横薙ぎが決まる
リーサル「ちいいいっ・・・」
ザザザザザッ
ユラに圧されて後退するリーサル
ユラ(何だ?コイツ!?勝負を捨てているのか!?)
リーサル「ええい!四の五の考えるのは辞めだ!キサマを殺せば俺が強いという事が証明されるのだ!!」
ドガンッギインッガギンッ
間髪居れずに斬りかかる
ユラ「ぬう!?」
ジリジリジリッ
ダマスクス「圧されていますよ・・・ユラさん」
ジェーン「違うわ・・・」
ユラ(くそっ!何だのこの滅茶苦茶な太刀筋は!?こうデタラメに斬りこまれると反撃の仕様が無い・・・)
リーサル「うおおおおお!!!!!」
リーサルの猛攻!果たしてユラは反撃に出る事が出来るのか!?


続

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