S.B.J.
FILE031 〜神と魔の協定!〜



サイコミュの催眠から覚めたジェーン、レイに連れられてノアークへときたのだが・・・
ノアーク酒場・・・
ジェーン「酒を浴びるように飲んでいる人はいないかな・・・っと」
*「お客さん、カンベンしてくださいよ〜〜〜もう・・・」
イオン「マスター、こっちにも!!」
ダマスクス「ロイヤルレインボー・・・樽ごとお願いします!」
ジェーン「・・・居た・・・」
レイ「ははぁ・・・あれがお仲間ですか?」
ジェーン「アンタ達店を潰す気!?」
一同「ジェジェ・・・ジェーン!?」
一同振り向く
イオン「ジェーンさん!?一緒にどうですか?」
ジェーン「いや、そういう場合じゃないし・・・」
ダマスクス「ジェーンさん・・・サイコミュの催眠は!?・・・そっちの人は?」
レイ「え〜〜っとまぁ・・・話せば長くなる事ながら・・・」
と、言うわけで今までのいきさつを話してみる
ミー「そう・・・サイコミュが・・・」
ユラ「死者蘇生装置に・・・血の涙ブラッディ・ティアー全員利用だと!?」
レイ「ええ、でもまぁ、こっちに偉大なる十字剣グランドクロスがある限り死者蘇生装置を起動させること
 はできませんよ」
シルビア「リーサル・・・また・・・」
ユラ「でさ、レイ・・・」
レイ「なんですか?」
ユラ「魔族が人間の手助けをするってのか?」
レイ「あれ?説明必要ですか?イオンさんやジェーンさんならともかくとして・・・」
イオン「お兄ちゃんはとっても忘れやすいから何度説明しても無駄なんだよ」
ユラ「おう!」
ジェーン「それ、誉められてないから・・・」
レイ「まぁ、読者のみなさまにも知らせなくてはいけませんしねぇ・・・」
※何を言い出す!魔族!
レイ「私はですねぇ、アーウェルンクス様やカエレスティスの命を受けて神や魔の力を引き出す神器の管理や
 それを人間が悪用しないように管理しているんですよ。」
ジェーン「カエレスティスって?」
レイ「神王のことですよ。・・・もう、何千年となりましょうか・・・当時、神と魔は相異なるものとして対立
 ・・・戦争と言ったほうが早いですねぇ・・・とにかく、仲が悪かったんです。そんなとき、神も魔も滅ぼして
 自分達が新たなる王として君臨しようとしていた種族があったんです。」
ダマスクス「ブラッディ・アイズですか?」
レイ「ええ、そうです。彼等に対抗するには神と魔が個別に闘っていては歯が立たないと言う事で・・・神と魔
 は協定を結んだわけですよ。」
ジェーン「なんだか壮大な話ねぇ・・・」
レイ「さて、合流もできたことですし・・・」
イオン「あれ?もう帰っちゃうの?」
レイ「まさか・・・サイコミュを斃さない事には終わりませんからね・・・我々にとっても、ジェーンさんに
 とっても・・・」
ジェーン「そうね・・・」
ミー「だったら・・・行きましょうか・・・」
ユラ「サイコミュを止めに!」
ダマスクス「待ってください・・・ノアークここからゼフィラまで行くんですか?」
レイ「ま、そうなりますね。」
シルビア「・・・何日かかるか分からない・・・」
ユラ「あ・・・」
ジェーン「レイ、私を運んだみたいに飛んでいけないの?」
レイ「ムリですよ。せいぜい1〜2人しか同時に飛ばせません。」
ダマスクス「・・・歩いていきますか・・・」
シルビア「いい運動になります・・・」
ジェーン「いい運動って・・・」
ミー「でもとやかく言っている場合じゃないわ!早くサイコミュを止めないと・・・」
レイ「あ〜〜、そう言えばクラミツハの遺跡には地上、海上問わず進む事の出来る箱舟が眠っているっていう話
 ですねぇ・・・」
一同「それだあ!!」
ユラ「ってまた雪原を進むのかよ!!!」
イオン「お兄ちゃん、文句言わない!」
ユラ「言ってないぞ〜〜」
・・・ゼフィラへ急げ!!


続

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