ジェーンを操り、永久氷湖に眠るゼフィラを復活させたサイコミュ・・・そして、ジェーン奪還の命を受けた
魔族・・・
ゼフィラ内部・・・
リーサル「すごい・・・こんなものが眠っていたとは・・・」
デュラク「ふぉっふぉっふぉ・・・兵器開発の血が騒ぐわい！」
フィー「見たことも無いものばかりだわ・・・一体・・・これらは何のためにあるのかさえ・・・」
そのころ・・・永久氷湖跡
レイ「やれやれ・・・まさか本当に神魔氷を溶かすとは・・・ジェーンさんと言いましたっけ・・・」
ヒュオアッ
レイもまたゼフィラ内部へと進む
サイコミュ「死者蘇生装置・・・」
リーサル「ほぉう・・・これか・・・」
デュラク「死者蘇生装置とな！？」
サイコミュ「・・・」
くるり、と振り向き
サイコミュ「イムーバルキャプチャー」
ズカカカカッ
一同「ぬな！？サイコミュ・・・」
フィー「ちょ・・・どういうこと！？」
リーサル「悪いな、お前等・・・死者蘇生装置には莫大な生命エネルギーが必要なんだとよ」
デュラク「生命エネルギー！？まさか・・・」
リーサル「そう、お前等全員生命エネルギーとして使うんだとよ」
フィー「リーサル！あなたはどうなの！！」
リーサル「俺はサイコミュと契約を交わしたからな除外だ！」
＊「サイコミュ！！キサマ・・・」
サイコミュ「培養器に入れるぞ・・・」
リーサル「おう・・・」
ドボドボドボドボッ
血の涙（ブラッディ・ティアー）全員とデュラク、フィーを培養器に入れる
サイコミュ「あとは・・・ジェーンの魔力で・・・」
フオアッ
リーサル「何だ！？」
突如ジェーンが消える
レイ「いけませんねぇ・・・人を操って魔の力を手にしようなんて・・・」
リーサル「誰だ！？テメェ！？」
レイ「レイ・メビウスです・・・以後お見知りおきを」
リーサル「何がお見知りおきをだ！コクウ」
ドドドッ
近くにあった剣を手にし、そのままレイに３回突きかかる
レイ「フフフ・・・無駄ですよ、無駄！」
リーサル「なっ！？無傷！？」
サイコミュ「下がれ！！リーサル・・・魔族に物理攻撃は通じん！」
リーサル「魔族！？」
サイコミュ「インフィニティ」
ゴガアッ
メビウスの輪をした波動が無数に飛び交うが・・・
シュオアッ
全て掻き消される
レイ「・・・その程度の魔力では私に傷一つつけることができませんよ・・・ふふ・・・では、ジェーンさんと
　偉大なる十字剣（グランドクロス）は私の方で管理しておきますのでよろしく」
ヴオンッ
そう言い残してレイは消える
リーサル「待ちや・・・」
サイコミュ「・・・」
・
・・
・・・
ジェーン「・・・ん・・・あ・・・れ！？」
レイ「おや？気がつきました？」
ジェーン「へ！？何！？ってあんた誰？サイコミュは！？ユラは！？」
レイ「え〜〜と、ですね、詳しく説明すべきですかねぇ・・・」
ジェーン「・・・確か・・・サイコミュに操られて・・・」
レイ「はい。永久氷湖に眠るゼフィラを復活させちゃったんですねぇ」
ジェーン「って私が！？」
レイ「はい。そうですよ。やれやれ・・・魔王様に匹敵する魔力の持ち主だなんてあなた一体何者なんでしょう
　か？」
ジェーン「知らないわよ！そんなの・・・ってか・・・ここ・・・どこ！？」
空・・・
レイ「心配要りません。もう少しでノアークですから」
ジェーン「ってどこよそこ！！」
レイ「あ〜〜、そう言えばこちらの世界に召喚されちゃった人でしたねぇ・・・う〜〜ん、簡単に言いますと
　あなたの仲間がくつろいでいる場所ですね。」
ジェーン「くつろいでいるって・・・」
レイ「そうこうしているうちに着きましたよ」
ノアーク到着・・・
レイ「みなさんはどこにいるんでしょうかねぇ？」
ジェーン「酒場にでも行って見ましょうか・・・」
ジェーン・・・みんなと合流なるか！？


続