S.B.J.
FILE025 〜2人の漢の撃剣〜



クラミツハの遺跡で始まったハーデン四天王(の3人)とジェーン一行との闘い・・・
リーサル「俺はなぁ・・・強いヤツをぶっ殺してさらに強くなりてぇんだ・・・」
ユラ「何?」
リーサル「だから・・・俺が強くなる為に・・・キサマはここで死ね!アマカケル」
ドウンッ
白き剣閃がユラを襲う
ユラ「フェイタル・ブロウ」
ズズンッ
刀を上から下に振り下ろして剣閃で白き剣閃を弾き飛ばそうとするが・・・
リーサル「無駄だ!!そんなチンケな技で俺の剣は凌げん!」
ズギャンッ
ユラ「ぐくぅっ・・・」
威力は殺いだものの弾き飛ばされる
イオン「お兄ちゃん!?」
ユラ「イオン、手を出すなよ・・・こいつは俺のエモノだ!」
リーサル「エモノはそっちのほうだぁ!アマカケル」
ドンッ
白き剣閃が走る
ユラ「く・・・おおおぉおおおおお!!」
バヒュッ
受ける事がかなわぬと見たユラは回避に出る
リーサル「なめるなぁ!!」
ドドドンドンドンッ
乱れうち
ユラ「ちいいっ」
バババババッ
しかし、悉く回避する
ユラ(くそっ・・・近づけねぇ・・・)
リーサル「おのれぇ・・・ちょこまかちょこまかと・・・ならば・・・天より堕とされし邪まな武神よ・・・
 彼の者に地獄を見せよ!ヨミニキユ」
ドゴアアアアッ
イオスソードからいくつもの黒き光の弾が飛び出し、ユラに降り注ぐ
ユラ「回避でき・・・」
ドゴアアアアアアッ
ユラ「ぐおおおおあああ!?」
イオン「お兄ちゃん!?」
直撃を受けるユラ
リーサル「フフフ・・・フハハハハハ!!!」
ユラ「ぐ・・・く・・・」
リーサル「ほう・・・直撃に耐えるとはたいしたものだな・・・」
ユラ(ダーナの・・・ミスリルのおかげ・・・か・・・)
リーサル「だが、次でトドメだ!」
グオアッ
刀を振りかぶる・・・と
イオン「やめて!お兄ちゃんを傷つけないで・・・」
ユラの前に出るイオン
リーサル「どけぇ!小娘がぁ!どかぬならばキサマから先に殺す!!」
ユラ「やめろぉおお!!」
ズガンッ
リーサル「何!?」
瞬時にリーサルの間合いに入ってリーサルを斬り飛ばす
リーサル「おごおああああ!?」
ドンッ
そのまま壁に激突するリーサル
リーサル「何だ!?今のは!?」
※シスコンパワーです。
ユラ「イオン、下がってろ!」
イオン「え!?あ・・・うん。」
ユラ「リーサル!キサマはやってはならないことをやろうとした・・・その報い、受けるがいい!!」
※イオンを殺そうとしたことね・・・
リーサル「ケッ!何がやってはならないことだ!それはこっちの台詞ってモンよ!この俺をあろうことか壁に
 吹き飛ばしやがってぇえええ!!許さん!!!キサマだけは絶対に許さん!!死ね!!!死んで償え!!」
ドンッ
2人とも殺気が高まる
※何だ?この死合!?
リーサル「神の名を持つものよ、我に光と闇、その2つの御力を貸し与えたまえ・・・ハッケテン」
キュオッ
天を斬り、その切れ目からいくつもの光と闇の刃を降り注がせる
ドギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャッ
ユラ「うおおおおおお!!!」
パァンッ
リーサル「な・・・に!?」
気合いだけで全ての剣閃を弾き飛ばし
ユラ「サンライト・クロー」
ドドドッ
すぐさま間合いをつめて瞬時に3回の斬撃を与える
バキンッ
リーサル「何ぃいい!?」
そして、イオスソードを斬り刻む
ユラ「勝負ありだ!」
リーサル「ふざけるなぁああああ!!!まだ俺は負けていねぇえええ!」
ドウンッ
一足飛びにかかる、最後の勝負に出た!
ユラ「ええええい!!」
ドゴオオッ
リーサル「おごああああ!?」
柄で峰打ち
ユラ「しばらくそこで気絶ていろ!」
ドダンッ
イオン「やったね、お兄ちゃん」
ユラ「おうよ!」
ハーデン四天王(の3人組)・・・残り2人!


続

前の話へ 戻る 次の話へ